誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

26展ー15 「谷生広泰氏 版画展」よりー(1)

2014年12月15日 | Weblog

 

      今回は臨時の展示として、木版画を6点展示致します。

      私の友人に1人の版画家がおります。彼は四国は観音寺の産で、現在は柏市に  

      在住、しかし1年の大半は別荘でもある長野の佐久の山荘で過ごし、野菜作りを

      楽しみながらも、専ら版画制作に没頭しているのです。

      彼は昔からとてもクレバーで情熱的な熱血漢でもありました。しかしその内面の

      本質的部分を占めているのは、人間へのやさしさであり、物事に対する真摯な

      信念や人生観そして感覚の鋭さと豊かな感受性でありましょう。

      何時も彼の作品には激しさとやさしさが混在して迫力のある彼独特の雰囲気を

      醸しているのです。

      この誠茅庵美術館でも彼の作品展示は3回目になります。

      今日はそんな木版画作家「 谷生広泰 」氏の最新の6点をご覧下さい。


26展ー15 「谷生広泰氏 版画展」よりー(2)

2014年12月15日 | Weblog

    

        谷生 広泰さん 作   『 御陣乗太鼓 』

 

    実は谷生さんと私(館長)は、会社勤務時代の部門は違ったが同じ会社の

    同期生でした。彼は計器部門で素晴らしい実績を上げ、長年海外の営業所長

    をするなどの大活躍でした。

    そしてリタイアすると一転、四国巡礼を単独の徒歩で成し遂げ、その後は居の

    中心を山荘に移し版画三昧の生活を始めました。

    2001年からは本格的に版画に打ち込み現在に至っています。

    NHK生涯学習美術展にも出品し12年連続入選をしたり、先月は日本版画会展

    に入選し東京都美術館に展示されたりと大いに楽しみながら活躍しています。


26展ー15 「谷生広泰氏 版画展」よりー(3)

2014年12月15日 | Weblog

 

            谷生 広泰さん  作 『孫の好物』   

                   第55回記念 日本版画会展 出品作品

           何気ない日常生活の動きを切り取り、微笑ましく温かい作品です。


26展ー15 「谷生広泰氏 版画展」よりー(7)

2014年12月15日 | Weblog

 

        谷生 広泰さん  作  『 紅葉 』  カレンダーの11月

  以上 7点の谷生さんの作品をご覧頂きました。

  版画は油彩、水彩画とは、一味も二味も違ってなかなかの味わい深いものですね。

  本日はご来館有難うございました。