誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

25展ー2 特別展の(1) 「第24回花曜会油絵展」よりー(序)

2013年02月26日 | Weblog

 

 花曜会油絵展

 藤沢の駅ビル6Fにある「藤沢市民ギャラリー」で、前回陳列のアミーゴ展と全く同じ

 会期で開催されました。会員の三橋氏からご案内を頂戴して行って来ました。

 これで我が誠茅庵美術館でも3回目の陳列になります。

 同氏は「茅ヶ崎市民美術サークル展」でも毎年活躍されています。地区の自治会役員、

 老人施設のボランティア、楽器演奏そして卓球等々と忙しい中、油彩画にも専念されて

 います。

 さて展示会の会場に一歩入ると、あの油絵特有の匂いがします。これが私にいつもとても

 懐古的な懐かしさを覚えさせます。この油絵の匂いはけして嫌いではありません。父親が

 洋画家だった我が家には、いつもこの匂いがしていたからです。

 さて、会場には8人のメンバーの34点が並んでいます。皆さんオーソドックスで几帳面な

 画風です、奇に走らず技巧にも溺れず、実に心地良い正統派という所です。

 皆さんの画風や雰囲気が何となく似通って一寸気になる所ですが、これも会の特徴と

 言えるのでしょうか。絵はある意味で、本来はこうでありたいものという気がしてきます。

 それでは三橋氏の3点を陳列させて頂きましたのでご覧下さいませ。当日同氏にお会い

 出来なかったので、他の皆さんを紹介して貰ってその方々の作品も陳列出来ればと

 思っていたのですが残念でした。

 当館でも久し振りの油彩画です。ごゆっくりとどうぞ。   ー館長ー


25展ー2 特別展の(1) 「第24回花曜会油絵展」よりー(1)

2013年02月26日 | Weblog

  

     花曜会油絵展

         三橋さん作品の1/3

            三橋 達夫さん  画 『ビューティフルな窓辺 Ⅲ』  F30  油彩

 

      如何にも油絵らしくくっきりと輪郭線で、彩りも鮮やかです。とても若々しい絵で

      素敵です。我々年代はこうした絵を大いに描きたい、見たいものです。


25展ー2 特別展の(1) 「第24回花曜会油絵展」よりー(2)

2013年02月26日 | Weblog

 

   花曜会油絵展

        三橋さん作品の2/3

          三橋 達夫さん 画  『残雪の丹沢山系』  P20  油彩

 

    これは一転して、柔らかいタッチで表現されています。作者得意の遠望の風景です。

    手前の細かいタッチが、遠くの山を引き立てているようです。


25展ー2 特別展の(1) 「第24回花曜会油絵展」よりー(3)

2013年02月26日 | Weblog

 花曜会油絵展

     三橋さん作品の3/3

       三橋 達夫さん 画  『白いポットの静物』  F15  油彩

    前の『窓辺…』と同じような描き方で、白いポットの存在感、重量感を表現されて

    います。

    以上、油彩画を3点ご覧頂きました。有難うございました。

   次回は3月に新企画を陳列予定しておりますので、又の御来館をお待ち致します。