さすらうキャベツの見聞記

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【news】ホロコースト生還のホームレス女性、1500万円を大学に寄付

2009-08-28 23:19:14 | Friday -news-
2009.08.11 Web posted at: 20:13

(CNN) 米ニューヨーク市内でホームレスとして暮らしていた女性が死後、遺産の半分に相当する総額15万ドル(約1450万円)をイスラエルのヘブライ大学に寄付していたことが明らかになった。大学10日、発表した。寄付した女性は2年前に90代で亡くなっているが、遺産管理人の要望により、氏名などの詳細は公表していない。

ヘブライ大学の広報担当イェフェト・オゼリ氏は、はエルサレムからの電話インタビューで、「本当に驚いている。ヘブライ大学は、多くの人々から寄付や支援を受けているが、貧しい女性が遺産の半分を寄付してくれるなんて、聞いたことがない」と話している。

オゼリ氏によると、この女性がホームレス時代に支援していたユダヤ人会計士から連絡を受けたという。

会計士は、ニューヨークのアッパー・ウェスト・サイドでホームレスだった女性と知り合い、妻と一緒に女性を支援。生活物資などを渡したり、住む場所を探したりしていたという。

女性があるとき、会計士と妻に、遺書を残したいと依頼。夫妻は、女性が何も持っていないと考えていたが、死後に調べると、銀行に約30万ドル(約3000万円)の資産があったという。

遺書には、資産の半分をヘブライ大学に寄付するよう明記されていた。そこで、会計士が手続きを行ったという。

ヘブライ大学では、寄付金を女性の遺志通り、医学研究や研究者への奨学金として活用するとしている。



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