<山陰豪雪>大渋滞でおにぎり差し入れ ツイッターで感謝
鳥取・島根両県をむすぶ国道9号が記録的大雪で大渋滞していた2日未明、車の列に、コンビニエンスストアのおにぎりが無料で配られた。渋滞で店舗に届けられない食品を、コンビニ社員が一台一台回って配ったものだった。インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」には、感謝の書き込みが残されている。
おにぎりを配ったのは、コンビニチェーンの「ポプラ」(本社・広島市)の島根県安来市の集配センター。国道9号沿いにあり社員5人が雪かきをしたが、大雪で配送トラックも出られない状態だった。渋滞を見た社員は「困っている人に配れないか」と本社に相談して了承を得て、2日午前0時ごろから2時間かけて、約600~700個を約200台の車に配ったという。
ツイッターには
「コンビニ配送のトラックの人が、もう届けられないからと、大量のおにぎりを窓から差し入れてくれて、
沸く車内。
今年初のちゃんとしたごはん……!
ありがとうございます」
などとする書き込みがあった。
ブログなどでは、鳥取県大山町での出来事とするものが相次ぐが、ポプラ本社が把握するのはこの1件のみ。大渋滞の間には、見かねた地元住民が炊き出しのおにぎりを配るなどの例が他にもあった。
同社は6日、「我が社も混乱の中でやったことであって、周りの皆さんもさまざまな支援をされている」とコメントした。【矢追健介 毎日新聞2011年1月7日】
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山陰豪雪:「ツイッター」が活躍 雪情報を共有
年末年始に山陰地方を襲った大雪の際、短文投稿サイト「ツイッター」が活躍。行政も市民が始めたこの情報ツールを活用していたことが分かった。元日に鳥取、島根両県の利用者が、雪情報を共有するためハッシュタグ(投稿を整理するキーワード)「#sanin_snow」を設定すると、投稿は6日午後2時半までに1万2794件に上った。鳥取県はゆるキャラのトリピー、同県米子市もネギ太を使い、このタグを付けて交通情報などを投稿した。
ツイッターは、140字以内で自由に投稿できる。タグを付けるとタグ検索で投稿一覧を簡単に見ることができる。携帯端末でも使え、雪に埋もれた現場から生の情報も寄せられた。
雪の情報は12月31日から投稿され、当初はさまざまなタグが付き、情報が混乱。有志約10人が交通整理のため「#sanin_snow」の使用を呼び掛け、賛同を得た。「9号線ヤマダ電機付近より武内神社方面、渋滞解消されました」「鳥取道智頭町北上中! 積雪量は多くありませんが、路面凍結のおそれがあります」などの投稿があった。
タグ設定に加わった松江市の男性(35)は「行政への不満のはけ口になった時もあったが、有益な情報のみ投稿しようと呼び掛けると落ち着いていった」と振り返る。ネギ太を通して投稿した米子市企画課の実繁浩一主幹は「災害でのツイッター利用は、全国的にも少ない良い例だと思う。うそも入らず、みんな良識的な投稿をしてくれた」と話した。【遠藤浩二 毎日新聞 2011年1月6日】
酷暑の次は、豪雪。
次は、花粉か地震かな・・・?
という矢先、
イイ話を聞いた。
メモ、メモ。
ちなみに、ツィッターなるもの、まだまだよくわかりません・・・生情報がとても速いetcとは聞いているけれど。