「血液型別 勉強に対する姿勢の違い」
を見たとき、
「確かに、
『これって、A型っぽい』
『これって、AB型っぽいよね』
と、苦笑いしてしまう」
ことにも苦笑しつつ、なるほど、と再認識したことがある。
…『A型、B型、それぞれに固有の性格が備わっているかどうか』ではなく、
『血液型それぞれに、そのようなイメージを私たち日本人は抱いている(共有している)』ということ、だ。
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たとえば、日本において、「もしかして、A型?」
という問いは、婉曲に、「あなたって、真面目な人(几帳面な人)だね」という表現であり、
「え?? うそ?? A型?? Bだと思っていた」
という反応は、「私は、あなたを『こだわりの強い人』『マイペースなヤツ』『気分屋』etcだと感じている」
という意味でもある。
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そもそも、日本人総人口に占めるA・O・B・AB型の割合はそれぞれ4:3:2:1。
本日「キャベツさんもAなんだ~。良かった~」という反応があったような、
B型ばかりが多く、A型の肩身が狭い某職場(キャベツの持ち場の一つ)では別だが、
A型が多い日本においては、とりあえずA型と言えば、1/3の確率で当たる。
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そんな中、「B型?」「O型?」と聞かれるということは、
「共有されたイメージ」から、
「知られざる自己の姿」を知ることになるのかも、しれない (「ジョハリの窓」の“blind self”)。
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ちなみに、中国では「干支」にそのように性格等のイメージをもつらしい。
ところ変われば、なんとやら。