先月、呼吸理学療法の勉強会に行ったときのこと。
午前中の座学の間に、
「帰ったら、『笑点(しょうてん)』をみよ~~~」
と言われた。というのは、笑点には歌丸さん(桂歌丸、笑点五代目司会者)が出ていたから、だった。
歌丸さんを見よ、と。
スモーカーフェイスや、COPD 1)の特徴をよく現しているから、と。 2)
だが、今、笑点を見ても、歌丸さんいないんですよねぇ・・・(ため息)確か退院されたと、報道されてはいますが・・・。
**********
ちなみに、スモーカーフェイスというか、同じくCOPDだった、藤田まことさんもいなくなってしまった・・・(剣客商売や必殺仕置人、はぐれ刑事といえば、この人だったのに・・・。TAAかAAAかわからんけど、激痛だったろうな・・・)。残念です。
**********
それにしても、COPDまで行くと、あちこち顕著にわかりやすいけれど、スモーカーフェイスも確かに、特徴的だなぁ・・・と思うこの頃。
皆さん、身体も大事になさってください。
【注】
1)COPD:chronic obstructive pulmonary (lung) disease.慢性閉塞性肺疾患。
定義「有害な粒子やガスの吸入によって生じた肺の炎症反応に基づく進行性の気流制限を呈する疾患。この気流制限には、様々な程度の可逆性を認め、発症と経過が緩徐であり、労作性呼吸困難を生じる」(日本呼吸器学会ガイドライン2004)
リスクファクター:喫煙(COPD患者の90%が喫煙者とも)、大気汚染、化学物質や粉塵の吸入、遺伝(α1-アンチトリプシン欠損症)、小児期の肺炎・気管支炎など。
COPDの場合、ニコチンの量に関係なく、吸った量が関係するらしい。
40歳以上、男性、喫煙者に多い。
息切れがするようになったら、「オレも年を取ったなぁ・・・」ではなくて、こちらの可能性も・・・
死亡順位:1990年には6位だったが、2020年には、3位に上昇、とWHOでは予測しているらしい(1997年時点)。
(ちなみに、呼吸器のガンも、1990時点では10位だが、2020年予測では5位に上昇)
2)アメリカのどこぞの医学部では、絵画鑑賞の中で、フィジカルアセスメントの勉強をさせると聞いたことがあるが、それを思い出した。
メモ程度であるため、わかりやすい表記になっていない部分もあります。ご了承ください。
【参考文献】
・医療情報科学研究所編:year note 内科・外科等編2008,第17版
・医学の友社:実習!呼吸理学療法,2010(このときの講師は、札幌医科大学保健医療学部 理学療法科准教授 石川朗先生 ← わかりやすいし、間合いの取り方や進行の仕方も上手だった)
(ちなみに、フィジカルアセスメントの本を書いている、山内豊明先生の講習も良い、と聞く。そのうち、行ってみたいものだが・・・)
午前中の座学の間に、
「帰ったら、『笑点(しょうてん)』をみよ~~~」
と言われた。というのは、笑点には歌丸さん(桂歌丸、笑点五代目司会者)が出ていたから、だった。
歌丸さんを見よ、と。
スモーカーフェイスや、COPD 1)の特徴をよく現しているから、と。 2)
だが、今、笑点を見ても、歌丸さんいないんですよねぇ・・・(ため息)確か退院されたと、報道されてはいますが・・・。
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ちなみに、スモーカーフェイスというか、同じくCOPDだった、藤田まことさんもいなくなってしまった・・・(剣客商売や必殺仕置人、はぐれ刑事といえば、この人だったのに・・・。TAAかAAAかわからんけど、激痛だったろうな・・・)。残念です。
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それにしても、COPDまで行くと、あちこち顕著にわかりやすいけれど、スモーカーフェイスも確かに、特徴的だなぁ・・・と思うこの頃。
皆さん、身体も大事になさってください。
【注】
1)COPD:chronic obstructive pulmonary (lung) disease.慢性閉塞性肺疾患。
定義「有害な粒子やガスの吸入によって生じた肺の炎症反応に基づく進行性の気流制限を呈する疾患。この気流制限には、様々な程度の可逆性を認め、発症と経過が緩徐であり、労作性呼吸困難を生じる」(日本呼吸器学会ガイドライン2004)
リスクファクター:喫煙(COPD患者の90%が喫煙者とも)、大気汚染、化学物質や粉塵の吸入、遺伝(α1-アンチトリプシン欠損症)、小児期の肺炎・気管支炎など。
COPDの場合、ニコチンの量に関係なく、吸った量が関係するらしい。
40歳以上、男性、喫煙者に多い。
息切れがするようになったら、「オレも年を取ったなぁ・・・」ではなくて、こちらの可能性も・・・
死亡順位:1990年には6位だったが、2020年には、3位に上昇、とWHOでは予測しているらしい(1997年時点)。
(ちなみに、呼吸器のガンも、1990時点では10位だが、2020年予測では5位に上昇)
2)アメリカのどこぞの医学部では、絵画鑑賞の中で、フィジカルアセスメントの勉強をさせると聞いたことがあるが、それを思い出した。
メモ程度であるため、わかりやすい表記になっていない部分もあります。ご了承ください。
【参考文献】
・医療情報科学研究所編:year note 内科・外科等編2008,第17版
・医学の友社:実習!呼吸理学療法,2010(このときの講師は、札幌医科大学保健医療学部 理学療法科准教授 石川朗先生 ← わかりやすいし、間合いの取り方や進行の仕方も上手だった)
(ちなみに、フィジカルアセスメントの本を書いている、山内豊明先生の講習も良い、と聞く。そのうち、行ってみたいものだが・・・)