さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

【圧縮】放蕩息子

2012-12-09 23:44:01 | Sunday 聖書

『死んでいたのが生き返り、
 いなくなっていたのが見つかったのだから、楽しんで喜ぶのは当然ではないか。』


                         (新約聖書・ルカの福音書15:32)



 「神の愛」とはなんぞや、というたとえ話のひとつに、「放蕩息子の話」というものがある。



 どんな話かと言うと、「あんたがくたばるのを待っていられないから、さっさと財産分けてくれ」と言うひどい息子に、いいよいいよと財産を分け与える親父の話だ。

  案の定、息子は湯水のように親父の金を使い果たし、無一文になり、落ちぶれに落ちぶれて、そこでようやく、親父の家に戻ろうと思う。

  さすがに、「親父にも、神さんにも悪かった。召使いでもいいから家に居させてくれ」と言おうと反省しつつ、息子がとぼとぼ帰途につくと、この親父さん、息子はまだまだ遠くにいるのに、息子だと気付いて、走って、ひしっとハグをして、とびっきりの着物や靴を着させ、子牛一頭まるまる屠(ほふ)って、宴会までし始めた。

  親元で、真面目にコツコツ仕事をしていた兄息子が、嫉妬するくらい、親父さんは、戻ってくるのを喜んだ。






 この親父さんが神様で、この放蕩息子が ―程度の差はあれ― 人間というものなのさ。


 これっくらい親バカな愛情の持ち主だから、・・・あなたが戻ってきたら、さぞ喜ばれるだろうて。

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10行+主題で

2012-12-09 23:43:05 | 日々の雑感

「序・破・Q」(序破急)ならぬ、

「起承転結+余」(5記事)となっていたのを、

「10行+主題で」と言われて、「む、ムリだ~~~~・・・!!」と叫びつつ 書き直した。




 良い訓練を、ありがとう。
 それにしても…他の方なら、どう「10行+主題」にまとめるだろう?(゜_゜

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たとえ話の有効性

2012-12-09 21:26:36 | 日々の雑感
 それなりに一生懸命書いてみたあと、

「んで、主題はどこ? 後方に追いやられているんだけど」

と聞かれて、「ああ、やっぱりそうか。ぼやけているかァ」と思い、



「何を説明したいの? 『たとえ話』自体を説明したいの? それとも、『たとえ話』の主旨を説明したいの?」

と聞かれて、「結局、『たとえ話』自体を説明しないと、2000年前のまま どこか遠くの話で、今の自分とリンクしてイメージしてもらえないじゃないか。」と言いつつ、思った。






―説明しなきゃならんのなら、それは、すでに、(その対象者にとって)『たとえ(話)』でさえ、ない。

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