さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

心に残るつぶやき集、から

2011-03-14 23:16:39 | ひとこと*古今東西
2011年3月11日の大地震と、その後のさまざまな状況の中、こんな暖かい話、実話などがツイッタ―で発信されている様子。
「避難生活を余儀なくされている方、不安に押しつぶされそうな方に、すこしでも勇気をもってもらえたら…」、「少しでも励ましになったら…」と、
それらがサイトとなっていたり、拡散されている。
 私も、そのごく一部をここにも残そう。

 …ここを垣間見る方々にとって、少しでも慰めとなりますように。

       ***********


段ボールに感動 @aquarius_rabbit

 ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの人達が寒いから敷けって段ボールをくれた。

いつも私達は横目で流してるのに。あたたかいです。


          

ディズニーランドでの出来事 @unosuke

 ディズニーランドでは、ショップのお菓子なども配給された。

ちょっと派手目な女子高生たちが必要以上にたくさんもらってて「何だ?」って一瞬思ったけど、

その後その子たちが、避難所の子供たちにお菓子を配っていたところ見て感動。

子供連れは動けない状況だったから、本当にありがたい心配りだった


          

駅員が泣いた @oka_0829

 駅員に「昨日一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」

って言ってる小さな子達を見た。駅員さん泣いてた。

俺は号泣してた。


          

国連からのメッセージ@akitosk

 国連からのコメント「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。

今回は国連が全力で日本を援助する。」


          


渋滞した交差点での出来事 @micakom

 一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、

誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。

複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、

10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。

恐怖と同時に心温まる時間で、日本がますます好きになった。


          

父親の行動 @s_hayatsuki

 1階に下りて中部電力から関東に送電が始まってる話をしたら、

普段はTVも暖房も明かりもつけっぱなしの父親が何も言わずに

率先してコンセントを抜きに行った。少し感動した。


          

整列する日本人 @HASUNA_Natsuko

 日本人すごい!! こんな時にも山手線ホームできれいに整列してる …涙。有楽町駅を上から眺む。


          

パン屋 @ayakishimoto

 昨日の夜中、大学から徒歩で帰宅する道すがら、とっくに閉店したパン屋のおばちゃんが

無料でパン配給していた。こんな喧噪のなかでも自分にできること見つけて実践している人に

感動。心温まった。東京も捨てたもんじゃないな。


          


ドイツ人の友達 @sikkoku_otsuyu

 ドイツ人の友達が地震が起きた時に渋谷に居て、パニックになっていた所を

日本人に助けてもらったらしく、その時の毅然とした日本人の態度や足並み乱さずに

店の外に出てやるべきことを淡々とこなす姿にひどく感動し、まるでアーミーのようだったと言っていた。


          

地球の裏側から @mohideki

僕は今、ブラジルのサンパウロにある日系人が多く住む街の教会に泊めて貰っています。

朝からずっと礼拝所で賛美歌が聴こえるけど、なんで土曜日なのに?と思っていました・・・ああ、そうか。

そう、ここは日系人街。地球の裏側から日本の被災者へと皆が祈りを捧げているのです。


          

気遣い@inouenana

バイトくんの中に、東北が実家の子がいたらしく。

弟「今日はバイト休んでいいよって伝えてくれる?」

従業員「わかりました(電話で)あ、今日、店休みだってさ」

......彼の伝え方に感動した。気遣いって、こういうことだ。


          

一カウンセラー @RisaHisano

 また、一カウンセラーとしてつぶやき。そろそろ、テレビを見過ぎて

被災地にいなくても精神的に辛くなる人が増えてくるころ。


つらくなったら、好きな音楽聞いたり、映画見たりしましょう。

非常事態だけど、日常に近い生活を味わうのは罪ではありません。

まずは自分の健康確保を。

(*自分が元気でなければまわりを元気にはできませんよ~)


          

ディズニーシーにて@kfstudio

 ディズニーシーに一泊した娘、無事帰宅しました!

キャストのみなさんが寒い中でも笑顔で接してくれて不安を感じることなく過ごせたそうです。

防寒のカイロやビニール袋、夜・朝の軽食と飲み物、おやつまで。ディズニーの素晴らしさに感動です。

頑張ってくれたキャストさん、ほんとにありがとう!!


          

見えないところで @yoh22222

 停電すると、それを直す人がいて、

 断水すると、それを直す人がいて、

 原発で事故が起きると、それを直しに行く人がいる。

 勝手に復旧してるわけじゃない。

 俺らが室内でマダ カナ―とか言ってる間

 クソ寒い中 死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる。


          

外国人から見た日本人 @kiritansu

外国人から見た地震災害の反応。物が散乱しているスーパーで、落ちているものを

律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。運転再開した電車で

混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景を見て外国人は絶句したようだ。

本当だろう、この話。すごいよ日本。


          

現地での会話 @smzasm


  ”暗すぎて 今までに見たことないくらい

  星が綺麗だよ。仙台のみんな、上を向くんだ。”




          

他にも…

◇リヴァプールは、日本で巻き起こった巨大地震で被災した人々へ向けて、

公式ツイッターでメッセージを送った。

「我々は日本の皆さんのご無事を祈っています。

 日本に住むすべてのリヴァプールファンと、地震で被災された方々に、

 心からのメッセージを送ります。

 YNWA(You’ll never walk alone=君はひとりじゃない)



             

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もしもし、もしもし・・・

2011-03-14 20:19:35 | Monday ゆかいな言葉たち
 
52万人が避難生活=ガソリン不足など深刻―死者・不明4200人に・東日本大震災(時事通信)
 ・・・警察庁の14日午後6時現在のまとめによると、死者は宮城県が785人、岩手県が574人、福島県が420人など12都道県で1833人。行方不明者は宮城県が1049人、福島県が997人、岩手県が315人など5県で2369人。負傷者は1899人に上った。

 宮城県南三陸町では約9500人と連絡が取れない状態で、海岸付近で数百人の遺体が発見された。また、宮城県警は14日、女川町の牡鹿半島に1000人以上の遺体があるとみられるとの見通しを示した。・・・(2011年3月14日(月)19:03 時事通信)

         **************


 東京もさまざま混乱していますが、直接の被災地はもっと大変なこととお察しします。


         **************


 ・・・今だから言える話ですが、11日地震の際、実は、行方不明になっていた家族が一名おりました。
(誰とは言いません)

 あちらこちらから聞かれた時、かならず、その人のことも含まれているのですが、それにはオブラートに
包んでお答えしたものの、実際にはその人だけが安否が確認できず、内心祈るばかりでした。
(誰とは言いません)

 自由気ままに動くことが好きで、人懐っこくて、主にある兄弟姉妹(クリスチャン)であって、
 脚が悪くて、少しでも揺れたら転んで骨折しそうな御方は、こんなときに限って、
「○○に行っているんだよ…」
と、妹のM希。
(誰とは言いません)

 


 ・・・以下、あとから聞いた話です。
        (「お××」もしくは「お×××××」がそれです)・・・


 その日、地震で仕事ができなくなったM希は、
車で走って(←それらの道路は現在、泥だらけで使用不可)、弟のSを拾い

「お×××××はどこだ~」と捜しつつ、電話をかけたそうな。


 「もしもし、もしもし・・・」


 すると、誰かが携帯に出た。

お××の携帯 「もしもし」

M希       「もしもし、お×××××!!?」

お××の携帯 「うん、そうだよ。お×××××だよ」(くぐもった声)

M希       「ほんとに、お×××××!!?」

お××の携帯 「ほんとだよ。お×××××だよ」


・・・何やら変だと思ったM希は、急いで、『内丸の家』に向かった。

 すると、そこには、ジジとヒカル 1)がすやすや休んでいる横に


       ちょこんと

 お××の携帯電話があったそうな。


(・・・携帯電話の意味、ないじゃないですか!!!

 電話に出たのは、どうやらKだったらしい。
 くわえて、
 到着先に住んでいる、お××の妹も、「こちらには来ていない」と。

 …お××は、行方不明となっていた。 


          *************


 -不在がばれたら、うちの母さんにまた怒られる。
M希は、どうしようか悩んで、おばに相談した。

 -そんなことを言っている場合じゃない、何が起こっているかわからない!!
  行方不明なんだよ!!
と、いうわけで、家族の知るところとなる。


 今、電車の中なのか、
 無事に到着しているのか、
 それとも、どこぞで道草食っているのか、
 ケガはしていないか、
 事故に巻き込まれていないか・・・お××は、
とてもとても皆を心配させた。

 いつも、心配させるのが得意なのだが、いつにもまして、
この非常時だ。

 -メールも扱えないのに、それ以前に、携帯さえ持たないでいるなんて!!-


                              


 ・・・だが、夜、お××は帰ってきた。

 M希曰く、ドアのほうから、からんからんと音がした、らしい。


 ひょっこりと、お××はで、帰宅したのだった。
                  …イナクナッテイタノガ 見ツカッタ!!…  2)

        

「時間があったからね、せっかくだからと街を見ようと出て、
 雪が残っていてちょっと冷たかったんだけど、そのベンチにちょっと座っていたら、・・・あの地震でね・・・!

 M希の電話番号だけは覚えていたから、携帯にかけたんだけど、通じなくてね・・・」

と、電話越しのお××。



     ・・・・・・いやはや、無事で何よりでした。
      (神様、ありがとうございます


     願わくば、まだ行方がわからない方々も、そんなふうに無事でありますように・・・


                                 


<前の記事>
『大地震と近況報告』

<後の記事>
『こころに残るつぶやき集、から』
             

【注】
1)ジジとヒカル:従妹が拾ったネコたち。叔母がアレルギーのため、
『内丸の家』に、お××とM希と、元・同居人とともに住んでいる。

2)新約聖書・ルカの福音書15章24節がひょっこり。それくらい、嬉しかったのだった…。

                      

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