さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

【ニュース】落ちる

2008-01-11 23:52:54 | Friday -news-
年初めのニュース。なぜか、「落ちる」ニュース(そういえば、株価も下がっていましたね)。多分、受験生は見てはなりません...


                                       


  冬の八甲田山(はっこうださん)山中で観光バスが転落21名死傷

   青森市の八甲田山中で4日、観光バスが道路脇の斜面に転落し、1人が死亡、20人が重軽傷を負った事故で、国土交通省関東運輸局は7日、バス会社「バスネット」(本社・東京都港区)の八王子営業所を特別監査した。監査員による立ち入り監査で、バス会社が雪道走行が想定されるなかでどのような安全管理をしていたかなどについて資料を調べ、関係者から聞き取りをした。

 事故が起きたのは4日午前11時すぎ。八甲田山 1)中の酸ケ湯(すかゆ)温泉 2)から青森市内へ向かう山中の国道で、バスが右カーブを曲がりきれず、ガードレールを乗り越えて(5m下へ)転落したとみられている。当時、酸ケ湯温泉の積雪は約208センチ。吹雪で強風が吹いていた。青森県警は4日、運転手を自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕。バスはチェーンをつけずに走行していたほか、運転手は4日まで9日連続の勤務だったとみられている。(2008.01.07 fromバス会社を特別監査 青森の事故で関東運輸局(朝日新聞) 他)

 「冬の八甲田山を・・・地元の人でも恐いのに」と、囁かれた事故。


                                       


 NYの高層ビル47階から落下の男性、奇跡の生還 医師も驚く

  米ニューヨーク・マンハッタンの47階建て高層ビルから落下したものの、無事に命を取り留めた男性が、ほぼ問題なく通常の生活に戻れると、男性を治療した病院が3日に明らかにした。医師らも、「こういった例はほとんどない」と、奇跡の生還に驚いている。
  ビルの窓ふきを仕事としているアルシデス・モレノさん(37)は昨年12月7日、弟のエドガー・モレノさん(30)と一緒に作業のため、47階建てビルの屋上に上がり、ここから落下。高さは約152メートルで、エドガーさんは即死だった。
  一方、アルシデスさんは奇跡的にも一命を取り留めた。しかし、両脚、右腕、手首など、何カ所も骨折。さらに、胸や腹部、背骨も負傷し、脳からも出血しており、完全な回復は難しいと思われた。
  ところがアルシデスさんは、自発呼吸を行っており、クリスマスの日に目を開き、事故以来初めて、言葉を発した。
 妻のロサリオさんは、涙を流しながら、治療にあたった医師と看護師に感謝。「神様にこの奇跡を感謝します」と喜んでいる。
 医師らによると、アルシデスさんの傷は、高所から落下した割には軽度なものだったという。
  アルシデスさんを治療した病院のバリー外科部長によれば、3階建ての建物から落下した場合、死亡率は50%で、10階建て以上の場合は、ほぼ助からないという。バリー医師は、「もしも奇跡を信じるなら、これがその奇跡だ」と話している。
  医師らによれば、アルシデスさんの回復は驚くばかりで、今では起き上がって話せるようになった。将来は、問題なく歩けるようになるという。

  一方、弟エドガーさんの亡きがらは、祖国エクアドルに埋葬された。
(2008.01.04 CNN)


 いつなんどき、何が起こるものかわからない・・・常に、昨日も、今日も、実感させられます。


                                       


 今日の一言。

   …知識は人を誇(ほこ)らしめ、愛は徳(とく)を建つ。

   もし人みづから知れりと思はば、知るべき程の事をも知らぬなり。 3)

   されど人もし神を愛(あい)せば、その人、神に知られたるなり。

                   (新約聖書・コリント人への手紙第一 8章1節~3節,文語訳)




【注】
1)八甲田山:青森市の南側にそびえる火山群の総称で日本百名山の一つ。
       世界でも有数の豪雪地帯であり、明治35年に青森の歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、210名中199名が遭難した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)が発生、それを基に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が書かれている。

2)酸ヶ湯温泉:八甲田山系の火山起源の温泉。湯はその名の通り強い酸性を示す。
        混浴の千人風呂が有名・・・らしいが、キャベツは知らぬ。思い出すのは、シャワーヘッドがなかったことや、床も壁も木のぬくもりがする、気持ちのいいい湯だったこと、くらいかな。

3)(=口語でいうと)人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいない






                        

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