さすらうキャベツの見聞記

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Christmas

2005-12-25 23:59:08 | Sunday 聖書
 こんばんは。お久しぶりですf(^_^;) @言う間に、今年最後の週となっていました。
 そして、ちまたではクリスマス。

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 とはいえ、聖書のどこにも「12月25日」がキリストの誕生日だとも、冬が誕生日だとも書いていないので 1)、記念してですかね。

 そもそも、なぜ「クリスマス」がこの日なのかというと、当時在った、ミトラ教なるもののどなたかさんの誕生が元で、冬至(とうじ)の日だった日を、「イエス・キリストの生まれた日」ってなことに決めたらしい。
 そういうこともあり、キャベツの中では、「クリスマス会」というと「子どものためのお楽しみ会」という感じであって、大人のため、という感じではないのです。 たとえば、子供たちが妖精(ようせい)やサンタクロース、幽霊(ゆうれい)などといった空想の世界を信じていても、ほほえましいと感じるような。(あ、でも、クリスマスプレゼントをあげるのももらうのも嫌いではないな(゜.゜))


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 さてさて、結局、何月何日に誕生したかということは書かれていないのですが、キリスト<ギリシャ語 2)読みで、「救い主」という意味>が、どこに生まれるのか、どう生まれるのかなどといったことは、、イエス・キリストが生まれるず~っと前、何世紀も前、すでに、旧約聖書に預言として書かれていました。

 たとえば、「処女がみごもって、男の子を産む」ということはイザヤ書に。そして、どこに生まれるか、ということはミカ書に、書かれています。
 実際、東方の博士たちが、エルサレム 3)にキリストを拝みにやって来たとき、キリストがどこに生まれるのか、という王の問いに、イスラエルの祭司長たちや学者たちは、旧約聖書のミカ書から、こう答えました。

 「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。
  『ユダの地、ベツレヘム。
   あなたはユダを治める者たちの中で、
   決して一番小さくはない。
   わたしの民イスラエルを治める支配者が、
   あなたから出るのだから。』」(マタイ2:5-6)


 こう考えられていたことは、群衆が

  「キリストはダビデの子孫から、またダビデがいたベツレヘムの村から出る、と聖書が言っているではないか」(マタイ7:42)

と騒いでいたことからも、明らかでした(^^)


   では、そのミカ書では、どう書かれているかというと、

   『べツレヘム・エフラテよ。
    あなたはユダの氏族(しぞく)の中で最も小さいものだが、
    あなたのうちから、わたしのために、
    イスラエルの支配者になる者が出る。
    その出ることは、昔から、
    永遠の昔からの定めである。』

                     (ミカ書 5:2)

 ヘブル語からギリシャ語に訳す間に、多少、変わってしまった部分がありますが、大元同じ、ということで

 
 ただ、ミカ書では、こうも書かれていますね。最後に・・・

  『永遠の昔からの定めである』     

 と。



【注】
1)キリストの生まれた場所はイスラエル。イスラエルは北半球だから、12月はやはり冬です。寒いです。外に寝れません(段ボール生活している人、大変だ(-.-;))。
で、イエス・キリストが生まれた頃は、一年の中でも、羊飼いたちが羊の番をして野宿できるような季節(少なくとも、冬はムリじゃないか?)。

2)その当時、地中海沿岸(イスラエルも地中海沿岸っス)で使われていた国際言語の一つがギリシャ語でした。また、最初、新約聖書はギリシャ語で書かれています。

3)イスラエルの首都。平和の都、とも言われる。実際、「サレム」は平和、という意味だし。(で、「エル」とか「エリ」という言葉は、神様を指す言葉)


                                      
コメント (1)
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