徒然草 featuring Mr.松山

松山の松山によるすべての人々のためのブログ

フレックス

2009-08-04 22:43:16 | 雑感
一般的に何時から勤務をすればフレックスタイムいわれるのかよくわからないのだが、今日から勤務開始時間が9時半となった。おかげさまで家を出る時間は8時過ぎとなった。8時過ぎという時間だけ見れば明らかなフレックスタイム族の出勤時間といえる。

この時間に家を出た感想は、まあとにかく電車が空いているという事実。田園都市線はもとより1時間早いと悲劇的な混み方である横浜線ですら空席が見られる状況。フレックスの偉大さを知ると共に都心では比較的一般的になっているであろうフレックスも神奈川県央地域では意外と普及していないのではないかということを電車の空き方から考えさせられることとなった。

それにしても、日本とはどこに行っても人の多い国である。だからこそフレックスという施策をし大々的に勤務時間を遅らせてまで公共交通機関や道路の込み方を解消させようとするし、交通の混雑対策には投資を惜しまない。

しかし、実際のところ交通機関や道路の混雑を緩和させるのに一番有効的なのは金を取って、ピーク時の需要を抑えることである。これは「ピークロード(=load.)プライシング」という考え方で欧米では実際に混雑時には道路の通行料が上がったりすることがあるし、日本でも夏休みの航空料金などでこの形態が見られる。もっとも日本では逆に閑散時に運賃や通行料金を下げて混雑の集中を防ぐことの方が一般的であるが、いずれにしても相対的にピーク時の料金設定を高くする施策は普通に行われている。

逆にいえば過密国家日本ではこのような施策が取られなければピークに人が集中し過ぎて大変なことになってしまうのは当たり前のことである。ゆえに本来ならばラッシュ時とそれ以外で電車の運賃が同じというのも少しおかしな話ではあると思う。かつて東京メトロでやっていたようにオフピークの時間帯に乗ればポイントを付与などという施策はもっと行われてよいと思う。

そしてそう考えるとこの混雑国家で高速道路の通行料が1000円になるというのがいかにおかしなことかわかる。混雑するところ、もしくはそうでなくても需要の大きいところには相応の課金をしなければ混雑は確実に誘発される。電車が混雑しても一定時間我慢すればそれほどの遅延なく目的地には着く。しかし道路が渋滞すればそうはいかない。道路の渋滞は物流の遅延をもたらし、結果的に経済の停滞を引き起こす。この施策まだまだ見直しの余地があると小生思うのだ。

さて、話がずいぶんとでかくなった、要するにフレックスであると通勤は快適だ。こうなると経済学などどうでもよく「もっともっとピークに乗客が集中すればよいのではないか!」と意地悪なことを考えてしまう。人間どうやら自分の利益しか考えない動物らしいと思った。

横須賀エキゾチック

2009-08-02 16:46:59 | 雑感
サークルの先輩後輩と横須賀の花火大会に行ってきた。今までさまざまな花火大会を見物したが、横須賀という場所の花火を見るとは思ってもみなかった。しかも花火を見た場所はなんと米軍基地内!小生の中で非常に貴重な花火大会になったと思う。

しかし、なぜ米軍基地内?と思われる方もいると思うので解説すると、この日は年に一度の米軍基地の一般開放日なのだ。それにあわせて花火大会も行われるため基地内から花火を見ることができるというわけだ。

横須賀基地には実は以前も入ったことがあるのだが、何度行っても巨大な施設である。今回入ることのできたのはおそらく住居地域だと思われるがそれだけでも2キロメートルくらいにわたって建物があり、中にはマックから映画館にいたるまでさまざまな設備があった。当然中に住んでいるのはアメリカ人なので文字はほぼ英語。道路が左側通行であることをのぞけば、ほぼアメリカにいるような錯覚を覚える空間である。

まあ、そんなほぼアメリカを味わえる米軍基地の一般開放日+花火大会とあって基地内はものすごい人であった。ところが、この基地当然花火観賞用には作られていないためまあ、花火が見える場所が意外と少ない。公園のようなところに陣取ったのだが、人はたくさんおれど木が生い茂っており花火が見える気配がしない。。結果的に当然の如く花火はよくみえず、別の場所に移動する羽目となった。最終的には人も少なく花火もよく見えるスポットが見つかったので結果オーライであったが、花火が見えるところを教えてくれるサービスがあってもよいと思ったw

横須賀には久しぶりに行ったのだが、ほかの町にはない異国情緒があって面白い。花火大会には少々難があるようにも思えたが、横須賀にはまた別の機会にゆっくり観光にきたいものだと思った。