それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

青い空

2012-06-20 21:48:35 | 日記
論文の詰めがなかなか大変で、時間がかかっている。

この段階に至っても、スランプにはまったり、沢山の発見があったりする。

嬉しいけど、時間が限られている。博論以後の研究のことを考えたりもしている。



バレンティーナがいないと静かだね、などとラケルと話しながら歩く。

今日は一日研究し続けて、そして夜になって僕らは外に出た。

「休憩がてら外出しない?」と彼女が誘ってくれたのだ。

スペインでは、一年中、まして夏ともなれば、仕事終わりに必ずストリートで飲むのだそうだ。

当然イギリスでもそうしたいが、かわいそうに家で研究する限り、誘えるのが僕くらいしかいない。

大学の丘を登ったところにあるパブへ行く。

外のテーブルでビールを飲む。

昨日からようやく暖かくなってきた。

日記によれば、去年も6月末から夏になったとある。

今時期は夜と言ったって、9時過ぎまで明るい。

とにかく、みんな外で飲む季節なのだ。



イギリスの初夏の青空が好きだ。

高くて澄み切った空。深すぎない青。

来月、この空ともしばらくお別れする。

「青い空は遠くなってゆく

あなたの言葉やぬくもりを思い出したら

夕凪が言葉も云わず暮れてゆく」(くるり「青い空」)

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