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思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

ベビーメタルをまがい物と言うピーターバラカンお勧めの曲

2016-04-29 10:20:32 | Weblog








別に悪くはないけど、ベビーメタルに比べると、地味で革新性に欠ける感じがします。

これで世界征服は無理。。。

スーメタルの崇高な姿と歌が、多くの民族を引きつけ一つにするのです。



ピーター・バラカンを擁護するリテラの無知な発言

2016-04-28 17:17:24 | Weblog

http://lite-ra.com/2016/04/post-2191.html


ピーター・バラカン「ベビーメタルはまがい物」発言はおかしくない! ベビメタ批判・経歴がタブーの音楽業界


LITERA4月27日(水)13時0分
[.]



画像:ピーター・バラカン オフィシャルサイトより


ピーター・バラカン オフィシャルサイトより



 先日発売したアルバム『METAL RESISTANCE』が4月23日付の米ビルボードアルバムチャートで初登場39位となり、坂本九以来の快挙とも報道されているBABYMETAL。同じく今月3日には、イギリスのウェンブリー・アリーナ(約1万人キャパの大会場)でのワンマンライブも成功させ、まさに、クールジャパン・Kawaii Cultureの伝道師となっているわけだが、そんなBABYMETALを批評したピーター・バラカン氏がSNSを中心に大炎上に巻き込まれている。


 25日放送の『モーニングCROSS』(TOKYO MX)にコメンテーターとして出演したバラカン氏は、司会者がBABYMETALの世界での活躍を紹介したあとにBABYMETALに関するコメントを求められると、笑いながらクビを横に振り「世も末だと思っています」と発言。また、「日本の文化大使じゃないかと思うんです」という他のコメンテーターの意見にも笑いながら「いやー、そうあっては困るなぁ」と返していた。


 その番組を見ていたBABYMETALのファンがバラカン氏のツイッターアカウントに〈ニュースクロス、ピーター・バラカン含め誰一人ベビメタの事を知らなかった感じ、バラカンも見た目だけでコメントした感じ、ラジオも聞いていたので残念・・歳とると先入観や固定観念で決めつけてしまう。自分もいずれはそうなるのかなw〉とリプライ。それに対し、バラカン氏が〈番組の前からメディアを通じて少しは耳にしていましたが、ぼくは全く評価できません。先入観ではありません。あんなまがい物によって日本が評価されるなら本当に世も末だと思います〉と返したことから炎上が始まった。


 その後、バラカン氏のツイッターにはBABYMETALのファンから〈ライブ映像はご覧になりましたか? ぜひ映像をご覧になってからどこをまがい物と感じるか説明していただけませんか?〉〈器の小さい男だなって思った。まがい物と言われようとも結果として世界で評価されてるから本物だろう〉〈誰かいい耳鼻科紹介してあげて〉などというリプライが殺到した。


 確かに、「まがい物」「世も末」という表現はファンにとってはキツ過ぎると感じるかもしれないが、それにしても、バラカン氏の発言はあくまで音楽批評の範疇を出るものではない。


 そもそも、ヘヴィ・メタルという音楽自体、その過激なサウンドやファッションはもとより、悪魔崇拝や反社会性を露悪的に強調した歌詞などで良識的な人々の眉をひそめさせ続けてきたジャンルだった(目、鼻、耳、口、両腕、両足を失った傷痍軍人の悲劇を描く映画『ジョニーは戦場へ行った』をモチーフにしたメタリカによる反戦歌「ワン」など、社会的なメッセージを表現し評価された一部の例外はある)。


 また、音楽好きのなかでも、ソウルやブルースなどのブラックミュージックを愛聴する人々は、ダンスミュージックとしてのノリ・グルーヴが欠落していることから、メタルを忌み嫌うことが多い。実際、バラカン氏も、中古レコード店「Face Records」のサイト内にあるインタビューでメタルやハードロックについて、「ただ単に速弾きするだけみたいなのは、面白くねえと(笑)。そしてBluesとかの本当に良いギターを聞いているから、それらに比べてそういうのは味が無いと思ってたし。そして、それ以降のLed Zeppelinなどのハードロックもリズムがバン、バン、バンってそればっかりで、それだったらブラックのレコードの中にはもっと良いバンドがいくらでもあるし。それと甲高い声を張り上げて、ズボンがキツすぎるようなヴォーカルのものは駄目でした(笑)」と語っている。


 このような従来のメタル批判の文脈から離れても、バラカン氏の「まがい物」という批評は決して間違っていない。そもそもBABYMETALは、dCprGでも演奏する大村孝佳など一流のプレイヤーをバックバンドに揃え、本格的なサウンドと、その音に乗せて歌い踊る少女たちのギャップを大きな魅力として人気を集めてきた。つまり、指摘するまでもなく、もとからギミックありきのコンセプトである。


 同じメタル好きの間でも純粋主義者のヘヴィ・メタル好きはBABYMETALというコンセプトそのものを忌み嫌っているし、それは決して少数派の意見でもない。


 ただ、そのような声は音楽ライターや評論家などの有識者からこれまでほとんど出ることはなかった。BABYMETALを取り上げてこなかった老舗のメタル専門誌「BURRN!」(シンコーミュージック・エンタテイメント)の広瀬和生編集長が15年3月号のなかで「うちも、プロモーションがあれば別にやってもいいと思っています。ただ、「あれがヘヴィ・メタルなのか?」って言った時に...歌って踊る女の子がいて、バックがメタルっていう...」と皮肉を言ったりはしているが、その他からはほとんどそのような声は出てきていない。


 それどころか、BABYMETALが海外で高い評価を受けるにつれ、メディアが事務所の意向をのんで、彼女らがもともとアイドルグループ出身であるというルーツを隠そうとする動きすら始まっている。周知の通りBABYMETALはそもそも、小中学生で構成されるアイドルグループ・さくら学院内の部活動ユニット「重音部」として結成されたのが始まりだったが、彼女らを表紙巻頭に据えた「ミュージック・マガジン」(ミュージック・マガジン)16年4月号掲載の特集にあるグループの沿革を辿る記事には〈企画ユニットとして始まり〉という一文はあるものの、さくら学院の名前や、もともとはアイドルグループ所属だった事実に関して不自然なほど触れられていない。このことに関しては、ライターの吉田豪氏もツイッターでこのように疑問を呈している。


〈公式プロフィールに入れないのも本人たちが触れないのも全然いいんですけど、『ミュージックマガジン』BABYMETAL特集でグループの歴史を辿る記事が2013年のメジャーデビューから始まってたりと、第三者がさくら学院に触れないまま歴史を語るようになっちゃってるのが不思議なんですよ〉


 BABYMETAL批判やルーツに触れることがタブーになっている背景にはいくつかの理由があるだろう。まず大きいのはBABYMETALが、サザンオールスターズ、福山雅治、Perfumeなどを擁する大手事務所アミューズに所属しているということ。音楽雑誌などへの出稿も盛んに行っているので、編集部やライターがBABYMETALの音楽に対して違和感をもっていたとしても、メディアで表立って批判的な発言をすることは難しい。


 そして、BABYMETALが一気に海外でも評価されるようになり、彼女らを「アーティストとして」のみ評価することこそがサブカルとして正しいあり方のような空気がまん延してしまっているというのも大きな理由だ。前述の「ミュージック・マガジン」や「Quick Japan」(太田出版)が続々とBABYMETALを表紙巻頭に据えて大々的に特集しているが、この現象もまさしくそういった文脈から起きている。


 これらの事情が絡み合い、広いようで実は狭い音楽業界のムラのなかで、BABYMETALの音楽に関する批判はできないような状況がかたちづくられていっているのではないか。


 ピーター・バラカン氏の場合はブロードキャスターとしての顔ももち、完全なる音楽業界の村の中の人ではない。これまでも、音楽業界の現状に対して、歯に衣着せぬ発言をしてきた存在だからこそ、このような本音を言うことができたのだろう。


 しかし、そんなピーター・バラカン氏の発した批評的な意見を今度はSNS上のBABYMETALファンたちが束になって襲いかかった。バラカン氏がこれからどうするかは不明だが、この騒動により、今後、メディアでBABYMETALを批判することがより一層難しくなってしまったのは間違いないだろう。
(新田 樹)


スーメタルの心の中にモンスターが居た!!

2016-04-27 11:49:14 | Weblog
4月1日、2ndアルバム『METAL RESISTANCE』を遂にリリース、そしてウェンブリーアリーナでの単独公演も見事成功させたBABYMETAL。

4月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号では、BABYMETALという共同体のすべてをあばく、全48Pの完全読本を制作!

「SU-METAL 彼女はどこからやってきたのか?真実の15000字インタヴュー」「YUIMETAL×MOAMETAL『ふたり』の心得を今明かす 宿命の8000字インタヴュー」の2本立て超ロングインタヴューそれぞれから3人の発言を先出し! インタヴュー=小大輔 撮影=石黒淳二

心の中にモンスターがいる感じっていうか。そのモンスターを解放してあげたらどうなるんだろう?っていうちょっとした疑問があって。だからピョッて手放してみたら自由に飛び立っていったんです。そこからライヴの中でしかその子は出てこないけど、その中で自然に暴れ回ってたらどんどん大きくなっていって。それが気づいたらすごく大切な存在になっていてみたいな感じなのかな(SU-METAL)

最後のほうに、ここまできたらもう大丈夫だろうっていう感覚になって。歌ってもこの声が出ると思ったらその通りの声が出るんですよ。踊っててもここはかっこいいなって思ったらそれがすごくかっこ良く決まったり。1、2秒先を見ているかのように全部思い通りにいくんですよね(SU-METAL)

アレルギーを知ろう

2016-04-26 15:27:22 | Weblog


アレルギーを知ろう

アレルギー反応

私たちの体には、自分の体の成分と違う物、例えば、細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などが体の中に入ってくるとこれを異物として認識して攻撃し排除する仕組みがあります。これを「免疫」と呼んでいます。アレルギー反応も広くは免疫反応の一部ですが、異物に対して反応する際に自分の体を傷つけてしまう場合をアレルギー反応と呼んでいます。

アレルギー反応を演ずる役者は、たくさんいます。主な役者は、抗原提示細胞、リンパ球、好酸球、マスト細胞などの細胞と、IgE抗体、ヒスタミン、ロイコトリエン、インターロイキンなどのタンパク質や化学物質です。これらの役者たちが、連携してさまざまな種類のアレルギー反応を演じています。

アレルギー反応をもう少し詳しくみてみましょう。私たちの皮膚や粘膜には、外からやたらに体の中に物質が入ってこないようにするバリア機能と呼んでいる仕組みがあります。このバリア機能が何らかの原因で破綻するとそこから、体のなかにウイルス、細菌、アレルギーの原因となる、ダニ、ほこり、花粉、食物などが入り込みます。侵入してきた物質は、抗原と呼ばれ、アレルギーの原因になるものは特にアレルゲンと呼んでいます。抗原やアレルゲンが侵入すると、皮膚や粘膜の直下にいる抗原提示細胞がそれらを見つけて異物として認識します。

抗原提示細胞からの情報はリンパ球に伝えられます。抗原の種類や状況、免疫のバランスによってこの後の反応が変わってきます。細菌やウイルスに対しては、形質細胞がIgG抗体やIgM抗体を産生し、侵入してきた細菌やウイルスを攻撃し排除します(免疫反応)。アレルゲンに対しては、形質細胞がIgE抗体を産生したり、リンパ球が直接反応するようになります。

産生されたIgE抗体は、血液中を流れて皮膚や粘膜にいるマスト細胞の表面にくっついて待機しています。この状態を「感作(かんさ)」と呼んでいます。感作されただけではアレルギー反応はおこりません。感作された状態で、再びアレルゲンが侵入してマスト細胞上のIgE抗体と反応するとマスト細胞から、ヒスタミン、ロイコトリエンが放出され様々なアレルギー症状をおこします(即時型アレルギー反応)。

また、リンパ球が反応した場合は、再度のアレルゲンの侵入によって、様々な活性化物質や、細胞間伝達物質などが放出されます(遅発型アレルギー反応)。

この他にもいくつかのアレルギー反応の経路があることがわかっています。

即時型アレルギー反応の代表的な疾患が、花粉症、気管支喘息、食物やハチ毒でのアナフィラキシーです。遅発型アレルギー反応の代表的な疾患には、接触性皮膚炎があります。

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IgE抗体

IgE抗体は、即時型アレルギー反応をおこす大切な役者です。アレルゲンによる感作がおこると、そのアレルゲンにだけ結合することができる特異IgE抗体が形質細胞で産生されます。アレルゲンが卵白であれば卵白特異IgE抗体、ダニであればダニ特異IgE抗体が産生されます。産生されたIgE抗体は、血液中を流れて、私たちの皮膚や粘膜のすぐ下にいるマスト細胞や、血液中を流れる白血球の一種である好塩基球の表面にくっつき、アレルゲンと出会うのを待っています。

アレルギーの血液検査で測定しているのが、このIgE抗体の量であり、現在200種類以上のアレルゲンに対する特異IgE抗体を測定することができます。測定値は、クラスという段階的に量をわかりやすく示す方法でクラス0~6まで7段階で示す方法がとられています。値が高い方がその特異IgEの量が多いことを示していますが、ここで気をつけなければいけないことは、この値が高いからと言って必ずしも臨床症状と相関しないということです。特に、食物アレルゲンでは、特異IgE抗体がある程度高くてもそのアレルゲンを摂取しても症状がでないことがしばしば経験されます。

診断の参考にしていると考え頂くのがよいようです。

マスト細胞や好塩基球の表面にくっついている二つのIgE抗体にアレルゲンが結合し、2つのIgE抗体につながりができるとそのシグナルが細胞内にはいりマスト細胞や好塩基球が活性化してヒスタミンやロイコトリエンを放出する仕組みがあります。この物質によって即時型アレルギー反応による症状がおこります。

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アレルゲン

アレルギー反応を起こす原因となる物質をアレルゲンと呼んでいます。免疫学の言葉で抗原と呼ぶこともあります。アレルゲンになり得る物は、その多くはタンパク質です。食物、ダニ、カビ、昆虫、ハチ毒、動物の皮屑、花粉、薬品、天然ゴムなどがあります。アレルゲンとなる物質は、はじめに私たちの体の中に入ってくると抗原提示細胞によりアミノ酸に配列によって形作られる立体構造が認識され、その形に合った特異IgE抗体が産生されるようになります。

多くのアレルゲンは、加熱処理や消化酵素によりその立体構造が変化してアレルゲンとしての活性が低下します。例えば卵白の多くのタンパク質は加熱処理で構造が変化して、卵白特異IgE抗体とは反応しにくくなります。しかし、ピーナツは、加熱ロースト処理でアレルゲンとしての活性が高まることがわかっています。

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アレルギーの検査

アレルギー反応の概要をつかむための検査には、IgE抗体検査、皮膚テスト、血中好酸球数などがあります。

IgE抗体検査
IgE抗体は、即時型アレルギー反応を引き起こす抗体です。一般的な、血液検査でアレルゲンに特異的なIgE抗体を測定することができます。血液中に存在するIgE抗体の総量を示すのが血清IgE抗体値、非特異的IgE抗体値とよばれるものです。そのIgE抗体がどのようなアレルゲンに対して反応するのかを測定するのが特異的IgE抗体測定です。 現在200種類以上のアレルゲンに対する特異IgE抗体を測定することができます。測定値は、クラスという段階的に量をわかりやすく示す方法でクラス0~6まで7段階で示す方法がとられています。値が高い方がその特異IgE抗体の量が多いことを示していますが、ここで気をつけなければいけないことは、この値が高いからと言って必ずしも臨床症状と相関しないということです。特に、食物アレルゲンでは、特異IgE抗体がある程度高くてもそのアレルゲンを摂取しても症状がでないことがしばしば経験されます。

アレルゲンによる感作の状況を診ている検査で診断の参考にしていると考え頂くのがよいようです。

健康保険の範囲内で測定できるアレルゲン数は、測定方法によっても異なります。主治医とよく相談して相談するアレルゲンを選びましょう。

皮膚テスト
皮膚の直下にいるアレルギーに関連する細胞に皮膚表面から直接アレルゲンを接触させることで反応を見る検査です。

IgE抗体が結合しているマスト細胞に、皮膚表面からアレルゲンを接触させ局所での反応がプリックテスト、スクラッチテスト、皮内テストです。このテストは、即時型アレルギー反応によってマスト細胞から放出されたヒスタミンによって周囲の血管が拡張することで皮膚の赤み、血漿成分の漏出で皮膚の盛り上がり(膨疹)がおこります。 このテストは、間接的に特異的IgE抗体の存在を示しているものなので、血液の特異IgE抗体の検査と同様にアレルゲンによる感作の状況を見ている検査なのですぐには診断をしません。診断の参考にしていると思ってください。

具体的な方法は、アレルゲンのエキスを1滴前腕部などにたらして、専用のプリック針、スクラッチ針を使用して、皮膚の表面に傷をつけます。皮内テストの場合は、1mLのシリンジを用いて、皮膚のごく表面に水疱をつくるようにエキスを注射します。15分後に判定しますが、赤く腫れていれば陽性です。

遅発型アレルギー反応を見る検査がパッチテストです。皮膚表面に、アレルゲンエキスのついたシールを貼りつけて48時間まで観察します。48時間後に貼ったシール部分が腫れていれば陽性です。この反応は、Ⅳ型アレルギー反応を見る検査です。

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アレルゲン回避

アレルゲン回避
アレルギー疾患の治療の基本は、①原因となるアレルゲンを回避すること、②症状軽減のための薬物療法、③アレルギー性炎症反応の抑制のための長期的な薬物療法、④病気を理解し、治療を継続することの重要性とその治療を維持することが大切であるという患者教育の実施です。

アレルゲン回避は、基本的な治療の一つですが、原因アレルゲンの回避のためには、十分な情報収集とアレルゲン検査によって原因アレルゲンを特定する事です。アレルゲンとなる物質は、アレルギーの病気の種類、その人が住んでいる生活環境、食生活、年齢などによって異なります。年少者では、食物が多く、年齢とともに環境性のダニ、花粉、ペットを飼っていれば動物のフケ、カビ、職業性に接触する物質により感作されていきます。

アレルゲンが特定されれば、上手にアレルゲン回避を行います。食物アレルゲンであれば、症状が誘発されないように原因食品を除去します。乳幼児期の鶏卵、乳、小麦などは比較的早期に耐性を獲得し除去が不要になることが多いので、適切な指導のもとでのアレルゲン回避が必要です。環境性のダニアレルゲンは、室内のジュウタン、寝具、布製ソファ、ぬいぐるみに多く生息するのでそれらの材質、管理を工夫することでダニアレルゲン量を減少させることができます。花粉アレルゲンは、マスクの着用、眼鏡の着用、室内に花粉を持ち込まない工夫が必要です。ペットアレルギーは、接触しないことが良いのですが、そうも行かない場合は、症状の程度に応じて飼育のルールを作ることが必要です。

発症してしまったアレルギー疾患に対しては、アレルゲン回避が重要ですが、予防的アレルゲンを回避する事は、特に食物では注意が必要です。子どもの食物アレルギーの発症を心配するあまり何でもかんでも親の自己判断で除去することは、その子の成長・発達に致命的な影響を及ぼすことがあるので専門の医師に相談してください。

アレルゲン回避は、症状を誘発させないために重要ですが、治療としてアレルゲンと接触していくアレルギー免疫療法(かつて減感作療法と呼ばれていました)というものがあります。これは、原因アレルゲンが特定できたら、そのアレルゲンを低濃度から計画的に注射または、経口で摂取していく治療方法です。まだ、ダニ、スギ花粉など少数のアレルゲンでしか実施できませんが、専門医に相談してください。

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減感作療法(アレルゲン免疫療法)

アレルゲンを避けきれないようなときにアレルゲンを低濃度から体内に取り込み、徐々に濃度を上げていって、慣れさせて過敏さを取ろうという治療方法です。

日本ではスギ花粉症に対して有効率は約80%という成績が報告されています。現在は皮下注射で行う方法が一般的ですが、近年花粉症に対して舌下にアレルゲンをとどめて行う舌下免疫療法が開発され、治療が開始されました。


アレルギー反応って何

2016-04-23 18:57:36 | Weblog


そもそもアレルギー反応って何??

まずはアレルギー反応について簡単に説明させていただきます。

アレルギーって実は日本人の3人に1人が何かしらのアレルギーを患っているようです。アレルギーにも様々あり代表的なのがアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、花粉アレルギー等ですね。

そんなアレルギーは実は腸内環境の悪化によりTh1細胞とTh2細胞のアンバランスな状態が関係しているんです。

そもそも人がアレルギー反応を起こすのは、アレルゲン物質に対しIgE抗体が過剰に作られるためです。IgE抗体はアレルゲン物質の侵入に対抗して体内で生成されるのですが、IgE抗体が過剰生成されてしまうとアレルギー反応が出てきます。そして、IgE抗体が過剰に生成されてしまうのはTh1細胞とTh2細胞のバランスが崩れ、IgE抗体を増やすのに寄与するTh2細胞が多くなっているためです。

アレルギー反応がない人であれば、Th1細胞とTh2細胞がバランス良く保たれており、アレルゲン物質が体内に侵入しても適度なIgE抗体のみが生成されます。ですが、アレルギー反応がある人は、Th1細胞が少なくTh2細胞が多くなりアレルゲン物質に対して過剰にIgE抗体が生成されてしまっているのです。

乳酸菌によるアレルギー・アトピー軽減効果

乳酸菌は腸内環境を調整する役割があります。

腸内環境の悪化によって引き起こされたTh1細胞とTh2細胞のアンバランスな状態が乳酸菌による整腸効果により解消され、アレルゲン物質に対し過剰なIgE抗体が生成されるのを防ぐ事が期待されています。

そのため、乳酸菌を摂取するようにしてからアレルギーやアトピーが解消されたとの声が多数報告されており、アレルギー・アトピー軽減のためにも乳酸菌を摂取することが良いとされています。

ただ、乳酸菌と言ってもヨーグルトやチーズなどの乳製品にアレルギー反応を持っている方もいらっしゃいますよね。そんな場合は乳製品に含まれる動物性乳酸菌ではなく発酵食品に含まれる植物性乳酸菌を摂取するようにすると良いですよ。味噌、醤油、ぬか漬け、キムチなどには植物性乳酸菌がたっぷり含まれています。





アレルギー・自己免疫疾患に有効?!免疫寛容をもたらす『ミヤリサン(酪酸菌)』とは?

2016-04-18 15:54:44 | Weblog
アレルギー・自己免疫疾患に有効?!免疫寛容をもたらす『ミヤリサン(酪酸菌)』とは?






昨年、東京大学と理化学研究所の共同研究で、『17種のクロストリジウム属菌(酪酸菌)に、制御性T細胞を誘導させる働きがある』(=アレルギーや自己免疫疾患の改善に繋がる可能性)という研究内容が発表されました。



クロストリジウム属菌には、体内で蛋白質分解によりアンモニアを産生する悪玉菌も存在していますが、中には蛋白質非分解の酪酸菌も存在しており、治療を行ううえではこちらを選ぶことが重要になります。



処方薬の『ミヤBM細粒』もしくは市販薬の『ミヤリサン』などには、蛋白質非分解の酪酸菌が使用されているため、安全に治療補助製剤として使うことが出来るといわれています。



以下では、その詳細について見て行きたいと思います。



善玉・悪玉2種類がある『酪酸菌』

酪酸菌(クロストリジウム属菌)とは、人の腸管内常在菌で、酪酸を生成する働きを持ちますが、善玉菌と悪玉菌の2種類が存在します。善玉菌としては、『宮入菌』が良く知られており、悪玉菌の代表としは『破傷風菌・ボツリヌス菌』など神経毒を産生する菌なども存在します。



また、苛酷な環境に非常に強く(100℃でも生育する、また強酸・強アルカリ・乾燥条件下では一旦休眠し、環境が改善してから活動を再開する)、経口摂取でも腸管内に生きたまま到達することが分かっています。



<乳酸菌との共存は?>

宮入菌などの酪酸菌は、ビフィズス菌・乳酸菌の発育を助ける働きをもっていることが知られています。








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自己免疫疾患では、善玉酪酸菌が減少している?!

東京大学と理化学研究所の共同研究で、『17種のクロストリジウム属菌(酪酸菌)に、制御性T細胞(Treg細胞)を誘導させる働きがある』という研究内容が発表されました。



自己免疫疾患である炎症性腸疾患患者群の糞便では、健常者に比べ17種の菌が有意に低下していることが報告されています。以下はマウスによる実験の詳細です。



◆マウスへの17種の酪酸菌の投与と腸炎抑制実験

【実験内容】培養した17菌種をマウスに投与すると、大腸のTreg細胞の数が増加し、腸炎・下痢が有意に抑制された。



<酪酸にはどのような効果がある?>

また、酪酸菌によって産生された酪酸・プロピオン酸(短鎖脂肪酸)は、動物実験において以下の生理活性作用があると報告されています。



◆腸管粘膜のエネルギー源として利用され、水分吸収を促進

◆腸管上皮細胞の増殖促進

◆炎症性サイトカインの抑制作用等による抗炎症、抗潰瘍作用








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近年、理化学研究所の研究で、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸...

臨床試験について

<酪酸菌のアレルギー疾患に対する臨床試験(ミヤリサン製薬株式会社)>

◆過敏性大腸症候群患者への酪酸菌製剤投与試験

【試験内容】乳酸菌・ビフィズス菌の減少、および悪玉菌であるクロストリジウム属菌の増加が確認された、過敏性腸症候群患者(30例)に酪酸菌製剤を投与する。



【結果】酪酸菌製剤投与後には、健常人ボランティア(30例)と同程度に腸内細菌叢が改善



された。



◆酪酸菌投与による炎症性腸疾患の防御作用

【実験内容】炎症性腸疾患を生じさせたラット(デキストラン硫酸塩投与による)に、酪酸菌製剤を投与する。



【結果】潰瘍・炎症の面積の縮小、MPO(酸化ストレスマーカー)活性の低下、浮腫の顕著な抑制作用が確認された。



◆化学療法剤投与により崩れた腸内細菌叢のバランスの早期改善

【実験内容】化学療法剤を投与し、腸内細菌叢の異常・短鎖脂肪酸の減少を生じさせたラットに酪酸菌(宮入菌)を投与する。



【結果】腸内細菌叢の早期に回復が確認された。





上記の臨床試験の結果ように、善玉酪酸菌の継続投与により、腸内細菌叢の改善・免疫細胞性の腸管炎症の改善・サイトカイン抑制・免疫寛容促進などの作用があることが有力となってきています。



また、この酪酸菌投与に加え、ビタミン様物質『ビオチン』を併用投与することで、『掌蹠膿疱症』が寛解となった例も多く報告されていることから、その他の自己免疫疾患治療の補助療法として非常に期待が持たれています。


糖尿病・高血圧症や免疫不全症諸病とビオチン治療の裏話

2016-04-18 13:20:36 | Weblog

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n9010


 私が日本臨床栄養協会によるサプリメントアドバイザー(SA)の資格試験を合格して、その資格を取得したのは、今から約5年ほど前になる。最近では栄養情報担当者(NR)が存続できなくなり、SAと合併することになった、この2つの構成員は、医師や看護士、栄養士など、その他国家資格をもつ人々で、ほとんどが構成されているので、合併の話がまとまったものとおもわれる、これにより日本臨床栄養協会と栄養情報担当者は一つとなり、NRサプリメントアドザイザーと呼称も変わった。



 SA、NRとも、世界保健機関が食品の機能性を重視し、健康にどのような働きをしているかその重要性に着目して、食品の正しい機能を国民にしらしめるように、各国との協議をふまえ、それぞれの国々に求めたからである、我が国では厚生労働省(最近、消費者庁に管轄が移行)により、アドバイザリースタッフとして、エビデンスを基にビタミンの欠乏症や過剰摂取などにならない、正しい栄養の取り方を消費者に伝える役目を担って推薦を受けている組織である。 



 資格を取得するきっかけとなった理由は、私の甥が高校2年の時に尋常性乾癬という病気を発症し、浦安にあるJu・・・・・大学浦安病院というところで、ステロイド内服治療を始め約25年程の長期にわたった闘病生活の末亡くなりました、長い間の投薬による副作用で、死亡する前は骨がスカスカになり、骨粗鬆症がだいぶ進んだ状態で脊柱が変形し、曲がった背骨が内臓を圧迫していき、死に至ったそうである、それから、この尋常性乾癬が発症するのは何故か、治療方法は無かったのかなどの情報をインターネットで集め出したが、結局ハッキリした発病メカニズムはこの時には解らなかった、そのときに、サプリメントアドバイザーの資格もあるのを初めて知った。



 その後しばらくして、女優の奈美悦子さんが掌蹠膿疱症性骨関節炎という病気をビオチン欠乏によって発症し、東北大学系の前橋賢医師の治療により、治癒したことを報道によって知りました、その事に興味があったのでビオチンに関しての情報やそれら諸病の発症機序についてのエビデンスなど、各研究機関からでている臨床研究論文を集めて調査すると、尋常性乾癬がIgA型の免疫不全症であること、一日9mg のビオチンを3回に分けて活性酪酸菌と共に服用すると3年程度で治癒することなどがわかってきました。



 インビボ・インビトロ試験では、ビオチンは葉酸(ビタミンB12と架橋してはたらく)などと同じように、妊娠中に欠乏状態が続くと、催奇形作用が出現する、葉酸欠乏などでは、二分脊椎症や無脳症、ビオチンの欠乏では、~100%の確率で、臓器形成障害、短肢症、小顎症(巨舌症を合併)、口蓋裂、、前立腺の萎縮、精巣の萎縮、などがある。



 諸病においては、高アンモニア血漿、Ⅰ型糖尿病、Ⅱ型糖尿病、花粉症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、IgA腎症、非IgA腎症、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、クローン病、関節リウマチ、掌蹠膿疱症性骨関節炎、掌蹠膿疱症、慢性甲状腺炎(橋本病)、多発性骨髄腫などの免疫不全症や本態性高血圧、狭窄型狭心症、攣縮性狭心症、習慣性流産、ケト乳酸アシドーシスなどや精神障害では神経炎、鬱、幻覚、自閉症、発達障害なども発症するといわれている。



 昔から医食同源と言われ、栄養の機能と医薬品や漢方などの薬とは同じ源であるという言葉がある、ビタミン欠乏から発症した病気は、欠乏したビタミンを摂取しなければ絶対に治癒はしない、脚気(昔は江戸患いといわれた不治の病である)は、ビタミンB1(チアミン)欠乏症ですが、医薬品や漢方薬では治癒しない。




 ビオチンは腸内のバクテリアが産生するビタミンであるので、腸内環境が重要になってくる、幼児は腸の機能がまだ、未熟なので欠乏状態になることが考えられます。




 日本内科学会のヒト臨床研究試験論文『免疫異常症としての掌蹠膿疱症性骨関節炎とビオチン欠乏』では、治験による患者は、ビオチンの投与で、インスリン非依存性糖尿病、IgA腎症、多発性関節炎、クローン病、慢性甲状腺炎などは、本症、合併症とも改善、治癒するとあり、免疫不全症諸病がパブメドの基礎研究データーどうり、ビオチン欠乏により発症することが証明されている、また、患者をつかったヒト臨床研究によれば、これら諸病がビオチンの血中濃度を上げれば、病気が改善治癒することを明らかにしている。



 厚生労働省科学研究による臨床研究では、このビタミンの一日の目安量は50μg、男は女より若干、要求量は高めといわれています、インビボ、インビトロの試験では妊娠時に欠乏状態になっていても、その逆に多量摂取していても、胎児に催奇形作用が出現する水溶性のビタミンで、腸内のバクテリアが主に産生しているといわれています。



 菌の由来から腸内細菌叢(腸内フローラともいう)にはかなりの個人差があり、生まれて一週間で腸内細菌叢は形成されるが、生まれた産院や看護士などの手指や家族などの手指を介して悪玉菌を乳児に伝播した場合、加齢により腸内細菌叢(腸内フローラ)に構成の変化をおこし、老齢期に入ると、個人差が大きいのですが悪玉菌(ウエルッシュ菌、ラクトバチルス菌、乳酸菌など)が増加してきた場合にビオチン欠乏症が発症する可能性が高い、このため年をとるとビオチンはより重要になるようです、その他にも、ビオチンには血中濃度では測ることの出来ない、潜在性の欠乏症が存在している。



 ビオチンは4種類もの、カルボキシラーゼという代謝酵素蛋白の補酵素で、化学でいうと触媒のような働きをしています、合成のスピードを飛躍的に高める役目をしていますので、欠乏すると、代謝経路や代謝回路に障害がおこります、これらのことにより皮膚の張りがなくなったり、皮脂なども少なくなり、冬になれば、石鹸で皮脂をよく落とした入浴後などに、布団に入って体温が上昇すると痒みなどがおきてきます、糖代謝や脂肪代謝、アミノ酸代謝に関与しているので、基礎代謝全体が落ちてきます、これにより、年をとってビオチン欠乏症になると太るという現象もおきてくると容易に考えられます。



 生活習慣によっても、栄養性ビオチン欠乏症は起きる可能性が高い、抗生物質、加齢、過剰な飲酒、生卵白(アビジンを含む、アビジンは熱により活性を失う)や乳製品(ヨーグルトなど)ばかり食する、偏食の方。 喫煙(受動喫煙も含む)はアスコルビン酸欠乏を招き、代謝経路の障害をおこし、ビオチンの働きを妨げるため、諸病が発症する、その他、生活習慣以外にもビオチン血中濃度を下げてしまう行為がある、下痢症の方、完全栄養施行時、人工透析(腎臓透析)、ペプチドミルク、長期にわたる抗てんかん薬や鎮痛剤(カルバミド基・ウレイド基を含むもの)などを用いる方など。



 アメリカにはパブメドというインターネットで、誰もが無料でみられる、世界中から集めた、医学、生物学のデーターベースがある、マウスによる基礎臨床試験が多いのだが、ネズミはヒトに似た酵素の約90%ぐらいを持っているといわれていて、インビボ・インビトロによる臨床基礎研究が非常に意義のある研究といえる、アメリカの医学界はもとより、日本のすぐれた発症機序を研究している研究機関はここの臨床研究を基にしていることが多い。



 糖尿病もミネラルといわれているクロムとビオチン,それに亜鉛も関与しているとの報告がある、亜鉛とビオチンはピルビン酸カルボキシラーゼの共存因子になっていて糖尿病に関与している、その他にも、トランスカルボキシラーゼも共存因子になっているので、亜鉛とビオチンは代謝経路の障害が一部重なるかもしれない、これらの体内濃度を上げればⅡ型糖尿病は改善治癒するとおもわれる、Ⅰ型糖尿病は発症機序が少し違う、ビオチンはDNAの発現に関与しているため、欠乏すると細胞が減少する、糖尿病の遺伝的背景のある家族に、ビオチン欠乏がおきると、膵臓のβ細胞の減少が始まり、膵臓内のインスリン含量も減少する、これにより、Ⅰ型糖尿病が発症することがマウス実験では確かめられている、糖尿病を持っている人たちの血中ビオチン値を調査すると低値であることが確認されている。



 上記にあげた疾病以外にも、ビオチン欠乏から発症するとされているのは花粉症がある、千葉大学大学院医学研究院では千葉県の小学生のアレルギー感作(IgE産生)及びアレルギー疾患発症の調査をおこなっているが、その結果、血清ビオチン値と総IgE値、スギ特異IgE値、スギ花粉症が有意な関連を示すことが明らかになった。



 その他にも、腎症などの、尿素回路におけるオルニチントランスカルバミラーゼのメッセンジャーRNA(リボ核酸)の低下への関与や従来、塩分の再吸収にかかわっている、アンギオテンシン変換酵素の活性が本態性高血圧症の一つの要因といわれていましたが、ビオチン欠乏が重要な要因の一つであることが駒井三千夫氏、他、の研究から明らかになりました、また、ビオチン欠乏はDNAの発現にも関与しているので、アルツハイマー型痴呆症において、ビオチンの投与で改善することが明らかになっています。



 ビオチン欠乏症については、合併症のことも記載しておかなければならない、ビオチン欠乏症が増悪し、病気が進行してゆくと、かなりの確率で合併症がでてくることが知られている、リウマチが増悪し糖尿病を合併したり、その逆に糖尿病から免疫不全症になったり、IgE型のアトピー性皮膚炎ではアレルギー性鼻炎、気管支喘息やその他のレアギン活性型アレルギーに関与した諸病などである、膠原病から易感染性になり帯状疱疹などのヘルペスが出たり、体の炎症によりガンの確率も通常より高率に発症してくるものと考えられる、このように話せば、糖尿病患者で乳ガンなどや膀胱ガンなどを発症した方たちには心当たりがあるだろう。



 現在、病気を患っている方たちに、知っていてもらいたかったのは、盲目的に医師に頼っても医師は知識を含めた個人の経験に基づいて治療をするため、一人々、病気に対しての考え方が違う、エビデンスを見ても、自分の考え方を変えずに、発症機序を無視し、医薬品のみに頼り、頑として自分の信念を貫く治療をしている医師もいる、それは血中半減期や薬理作用出現量などを知らない、無知からくるものなのか、薬事行政によるものなのかは判断できないが、これらのことから解ることは、対処療法薬に頼って改善治癒を目指さない医者もいれば、絶えず、病気の発症機序を研究し、研鑽を積み上げる医者もいる、その見分け方はご自身の病気が改善治癒するか、発症機序はどのようにおきるのか、直接、聞いてみると良い。



 最後に、ビオチン治療をして改善治癒に至ったとしても、加齢などや、もともと腸内細菌叢の構成が悪い方は、ほっておくと、ビオチン血中濃度が下がる可能性がある、そのような場合、また、ビオチン欠乏症が発症することがあるようです、欠乏症はビタミンだけではないライナスポーリング微量元素研究所によれば、ミネラル類なども腸の老化とともに吸収が落ちて欠乏症になるようですから、ミネラルも毎日、吸収率を上げてあるサプリでとることが良いようです、病気の発症を防ぐためには加齢により、代謝経路や代謝回路の障害がおきないように、病気が治癒しても、血中濃度を維持する必要があるとおもわれます、ミネラルは毎日の食事である程度とれるため、御自分にあった適正値をとることが良いようです。 



                    

日本人のおよそ7割はビオチン不足

2016-04-14 10:51:05 | Weblog
ビオチン(ビタミンH):5000μg~15000μg
ビタミンHとも呼ばれるのは、このビタミンがネズミの皮膚炎を防止することをドイツ人が発見し、ドイツ語の皮膚HautのHにちなんだからです。 前ページで述べた水溶性のビタミンB群に属します。ビタミンB群のサプリメントにも当然含まれていますが、その量では、アトピー改善には圧倒的に足りないで、さらに補う必要があるのです。

ビオチンの最大の役目は、α-リノレン酸からEPA(エイコサペンタンエン酸)や良性のエイコサノイドであるプロスタグランジンE3の産生を促すことです。 EPAはアラキドン酸から悪性のエイコサノイドが代謝されるのを阻害します。つまり炎症を防ぐということです。

次は、ヒスチジンという一種の必須アミノ酸を体外に排出させる働きがあります。このヒスチジンから脱炭酸酵素によって、かゆみを引き起こすヒスタミンが代謝されてきます。 つまりビオチンはかゆみのもとになる化学物質の生成を阻害するというわけです。

さらに、ビオチンは皮膚の基底細胞の下にある毛細血管を丈夫にして血流を増し、新しい皮膚の生成を促します。
 また、そのせいか、ささくれだった爪にも効きます。馬の蹄を強くするために、昔から獣医はこのビオチンを使っていました。 アトピーではありませんが、皮膚疾患の掌蹠膿疱症にも大量の ビオチンが効果があります。

乳児では腸管が未発達のため、ビオチンの産生や吸収が少なくなり、不足することがあります。 特に人工栄養児の場合、日本の粉ミルクはアメリカのそれと比べて、ビオチンの添加量が少なく、非常に懸念されています。 日本の乳児にアトピーが多いのは、粉ミルクにビオチンが十分に添加されていないのが原因だという先生がいるほどです。「おむつかぶれ」にも効果があります。

 またビオチンが有効に働くにはマンガンが必要です。日に3mg~4mgは必要ですが、普通の食生活をしていては不足することはまずないとされています。 しかし、カルシウムを大量に摂取するとマンガンの吸収が阻害されます。何かの理由でカルシウムのサプリメントを摂っている人は、気をつけたほうがいいでしょう。 (ぼくのクリニックでは、骨粗鬆症にさえカルシウムのサプリメントはすすめません)。
 マンガンは「愛情のミネラル」あるいは「愛情の塩」とよばれることがあるように、特に授乳期の女性には必要なミネラルです。 ですから、授乳期の女性、あるいは離乳までいっていない赤ちゃんがアトピー症状を呈している場合、積極的に補うことがすすめられます。 それに、「5.乾燥肌」で述べたセラミドの生成にはマンガンは必須です。 そこにも書いたように、パイナップル・ジュースのコップ1杯には、マンガンが3mg含まれていますから、 毎日、飲んでください。
(マンガンは甲状腺ホルモンの生合成にも必要不可欠です。特に最近、若い女性に、いわゆる「隠れ甲状腺機能低下症」の人が多く観察されます。 体温が36度を切る。便秘ぎみ。 いつもボーッとしていることが多く、だるい。脈が遅い。肥満とまではいえないが、ずんぐりとしてきた。しかし血液検査では見かけ上まったく異常なし。 甲状腺の機能の異常は、低下でも亢進でも、アトピーを悪化させます。)

日本人のおよそ7割はビオチン不足だと推測されていますが、特に次のような人に不足します。
•透析を受けている人
•抗生物質を服用している人
•α-リポ酸だけを摂っている人
•卵白を非常に多く摂る人(ボディビルダーで、卵の黄身を取り除き白身だけでタンパク質のシェークをつくる人がいるようです。黄身を取り除くのは余分なコレステロールをとるためです。 そのシェークを毎日飲む場合、卵のところに書きましたように、卵白に含まれているアヴィディンというタンパク質がビオチンと結合して吸収を邪魔するのです)
•ヨーグルトを頻繁に多く食べる人。運が悪ければ、そのヨーグルトにはビオチンを餌とするビフィズス菌が含まれているかもしれません。 アトピーの本当の原因をお読みください。
•抗てんかん薬を服用している人
•長期間にわたって睡眠誘導剤、抗うつ剤を服用している人です。これは重要で、意外と認識されていません。

アトピー患者さんには心の問題をかかえている人がけっこう多いので、こういう薬を長年のんでいる方がおられます。 そして、こういう薬がビオチンの吸収や細胞への取り込みを阻害して、アトピー症状を悪化させていることに気づかないでいるのです。
 また、非常に精神的ストレスがかかったときなどには、就寝前に「ビオチン(10000μg) + ビタミンB群(2カプセル) + ビタミンB12(10000μg)」の組み合わせを1週間摂り続けて下さい。 きっと、その効果がわかるはずです。これら三つは非常に安全なサプリメントですから、よほど大量に長期間摂らないかぎり、副作用の心配はいりません。

ビオチンは、最低3ヶ月~4ヶ月は続けてください(掌蹠膿疱症の場合、その倍ほどの期間)。

最近、結節性痒疹にも効果があることがわかってきましたので、その病気にもビオチンを大量に摂るようにすすめています。1カプセルに ビオチンが5000μg入っているものを6カプセル/日。 また、皮膚病ではないですが、更年期障害にも効果があります。
ビオチンは他にも、さまざま病気に効果があり、これから、さらに使われていくビタミンです。基礎研究が臨床にまだ追いつけない状態なのです。

ビオチンを摂る場合は、マンガンを補うためのコップ1杯のパイナップル・ジュースを飲み、ビフィズス菌の多いヨーグルトをひかえ、卵白を過剰にとらず、抗精神薬、抗生物質も避け、 そして必ず禁煙です。そうでなければ、ビオチンは有効に働きません。
時々、ビタミンCと ビオチンは一緒に摂ったほうが良いのでしょうかという質問が患者さんから来ますが、その必要はありません。 時間をあけて摂っても、さほど問題はなく、むしろビタミンCの過剰摂取に十分気を付けてください。


711 :名無しさん@まいぺ~す:2005/10/16(日) 11:07:51 ID:Qa1W3Vu5ビオチンとアトピーの関連性をまとめると・・・

糖代謝に必要なので、糖分を摂りすぎるとビオチンが欠乏するし糖分不足にもなる
核酸の合成に必要なので、欠乏すると新陳代謝や免疫代謝が悪くなり、新陳代謝異常や停滞、感染症にもかかりやすくなる
腸内細菌バランスの異常は、ビオチン不足の原因?それとも腸管免疫異常による結果?
脂肪酸の合成に必要なので、欠乏すると皮膚が乾燥しやすくなる
有害物質によるヒスタミンを減らす働きがあるので、免疫の活発な子供、喫煙者や大気汚染にさらされている人などが欠乏しやすい
皮下の血流を良くする働きがあるので、欠乏すると皮膚の血色が悪くなる
昔の粉ミルクにはビオチンが含まれず、粉ミルクで育った子供にアトピーが多い

アシドフィルス菌(乳酸菌)とビオチンの関係

2016-04-13 16:15:40 | Weblog
アシドフィルス菌(乳酸菌)とビオチンの関係
乳酸菌とビオチンの関係

アシドフィルスって?

髪にハリやツヤを与え、栄養を届けて白髪を予防する働きのあるビオチンは、白髪や薄毛に悩む人にとって必要不可欠な栄養素です。
ビオチンは髪だけでなく、肌の健康にも効果的な栄養素なので、サプリメントなどで積極的に服用する人が増えています。
ビオチンにはアトピーなどのアレルギー性皮膚炎の症状を緩和する働きもあるのです。

またビオチンは体内で生成することが可能な栄養成分。
特に腸内で生成されているので腸内環境バランスを整えておく必要があるのです。
ビオチンは腸内の善玉菌によって生成されているので善玉菌優位の状態を維持しなければなりません。



腸内でのビオチン生成をサポートする働きがあると、注目を浴びているのがアシドフィルス菌です。
今回はアシドフィルス菌について説明していきます。
アシドフィルス菌は乳酸菌の一種であり、人間の口腔や生殖器、腸内に多く存在しています。

アシドフィルス菌は腸内でのビオチン生成をサポートする役割があると注目されている菌の1つ。
アシドフィルス菌の作用は、腸内環境を酸性に傾けてくれます。
腸内がアルカリ性に傾いてしまうと善玉菌が減少し、悪玉菌が増えてしまうので腸内環境が悪くなってしまいます。

つまりアシドフィルス菌を摂取することで腸内環境のpHを酸性に保ち、悪玉菌が増殖しにくい状態を維持してくれるのです。
アシドフィルス菌は乳酸菌の中でもビオチン生成に欠かすことのできない細菌であると言えますね。

腸内環境が悪化すると悪玉菌が優勢になり、毒素が作られます。
この毒素が腸内に溜まってしまうと体臭や口臭の原因になるのです。
アシドフィルス菌を摂取すると体臭や口臭予防にもつながるので、臭いが気になる人は摂取してみるとよいですね。

その他の効果としてはラクターゼの生成を促進する働きがあります。
ラクターゼは乳糖を分解する酵素であり、乳糖は乳製品に多く含まれます。
牛乳などの乳製品を摂取するとお腹を壊してしまう人がいますね。
これは腸内でラクターゼが不足している為に乳糖をきちんと分解できないことが原因になっています。

胃潰瘍や胃がんの病原菌としても知られているヘリコバクターピロリ菌を殺菌する働きもあります。
ヘリコバクターピロリ菌は胃粘膜の成分を分解して胃に炎症を起こさせます。
このヘリコバクターピロリを強力に殺菌してくれるので胃潰瘍予防にもつながるのです。
またブドウ球菌やカンジタ菌の増殖抑制や、血中のコレステロール値低下にも関与している重要な菌と言えます。
様々な効果が期待できるアシドフィルス菌は積極的に摂取したいですね。

乳酸菌の中でも一般的に良く知られているのがビフィズス菌やガセリ菌です。
ビフィズス菌などはヨーグルトなどの乳製品に含まれているので、食品からの摂取が容易に行えます。
しかしアシドフィルス菌においては、ヨーグルトなどにはあまり含まれていません。
市販の食品にあまり含まれていない乳酸菌の一種になるので、食品からの摂取は難しいのです。

アシドフィルス菌を摂取するためにはサプリメントがおすすめです。
アシドフィルス菌を単体で含むサプリメントが販売されていますのでそれを服用するとよいですね。
このアシドフィルス菌のサプリメントはビオチンサプリメントと同時に摂取することで腸内でのビオチン生成の促進につながります。

アシドフィルス菌は酸に強いという性質があります。
一般的に乳酸菌は胃酸の影響を受けやすいのですが、アシドフィルス菌においては胃酸に負けることなく、生きたまま腸まで届きます。
食品など外部から摂取した場合でも、生きたまま腸に到達できる生存率は70%もあるのです。
多くの乳酸菌は酸素を嫌う性質があるのですが、アシドフィルス菌においては、酸素のある環境下でも十分に生き抜く力がありますよ。

日本で有名な乳酸菌といえばビフィズス菌ですね。
ビフィズス菌は腸内の善玉菌を増加させ、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあります。
海外ではこのビフィズス菌と並んで一般的に知られているのがアシドフィルス菌になるのです。
ビオチンを作り出す菌であるアシドフィルス菌はビフィズス菌よりも積極的に摂取したい乳酸菌と言えますね。


アレルギーに効くってホント?

腸内でのビオチン生成をサポートする働きのあるアシドフィルス菌には、アレルギーに効果があることが分かっています。
アシドフィルス菌はなぜアレルギー症状を和らげることができるのでしょうか?
そのメカニズムを説明していきます。

アレルギー症状が起こる原因は様々です。
生活環境や生活習慣によるものや体内に取り込まれてしまった有害物質が原因の場合もあります。
過剰なストレスや不規則な生活によって自律神経が乱れてしまったり、免疫力が低下したりすることでアレルギーになることも。

またアレルギーを起こしている人の腸内環境は善玉菌が少なく、悪玉菌優位の状態が多いことが明らかになっています。


善玉菌が極端に少ないため、悪玉菌が増殖して腸内環境バランスが崩れてしまっているのです。

腸内に悪玉菌が増殖してしまうと、悪玉菌は外敵とみなされます。
すると体の中では過剰に抗体が産生され、アレルギー反応を起こしてしまうのです。
またストレスや疲れなどが要因となって、免疫力が弱くなり、自然治癒力が低下してしまうと腸免疫も異常になってしまいます。

乳酸菌の一種であるアシドフィルス菌にはアレルギー反応を起こしてしまうTh2細胞を自然死させる物質を生成することができます。
Th 2細胞とはヘルパーT細胞の一種であり、アレルゲンの排除に関係する細胞です。
生体防御システムを担っており、Th 2細胞が過剰に生成されるとアレルギー反応を起こしてしまうのです。

またアシドフィルス菌には抗原抗体反応を起こしてしまう引き金となる悪玉菌自体を減らす働きもあります。
悪玉菌優性の腸内環境を改善することでアレルギー反応が起こりにくくなっていきます。

ビオチンは皮膚のかゆみや炎症などの原因物質であるヒスタミンの産生を抑制する働きがあります。
ヒスタミン産生抑制によって皮膚の炎症やかゆみなどのトラブルが改善され、アトピー性皮膚炎などの治療にも効果的です。

ビオチンは腸内でも生成されているビタミンB群の一種ですが、腸内環境バランスが崩れると生成が減少してしまいます。
ビオチン生成に関与しているのは善玉菌になるので、善玉菌が減少して悪玉菌優位の状態になると生成されなくなってしまうのです。

また食品やサプリメントからビオチンを摂取した場合、悪玉菌が増殖している腸内環境だと悪玉菌にビオチンを食べられてしまいます。
つまり食品からせっかくビオチンを摂取しても、腸内環境バランスが崩れていると全く意味はないのです。
そこで腸内でのビオチン生成をサポートするアシドフィルス菌を摂取することで、ビオチンの効果を実感できるのです。
アレルギー症状を緩和したい場合にはアシドフィルス菌とビオチンの両方を摂取するとよいですね。


ビオチンを食べてしまう!?

ビオチンは腸内の善玉菌によって生成されます。
人間の腸内には100種類もの乳酸菌がおり、たくさんの数の腸内細菌が棲みついています。
乳酸菌には腸内の善玉菌を増加させる働きがあるため、ビオチンと一緒に乳酸菌を摂取する人は多いです。
乳酸菌の中でもアシドフィルス菌はビオチン生成をサポートする働きがあるため同時摂取が望ましいです。
しかし乳酸菌の中には、ビオチンを食べてしまう種類も存在するのです。それがフェカリス菌です。

フェカリス菌は腸内環境を整えて免疫力を高めてくれる働きがあります。
人間の体によい効果をもたらしてくれる菌ではあるのですが、ビオチンを食べてしまうという性質があるのです。
つまりビオチン配合のサプリメントなどを摂取している場合には、フェカリス菌の摂取は控えた方がよいのです。

フェカリス菌はヨーグルトや整腸剤などに含まれています。
ビオフェルミンやラクトーンAなどの整腸剤に多く配合されているので、服用する際には注意が必要です。
配合されている成分は明記されていますのでしっかりと確認するとよいですね。

ビオチンの効果を高めるにはフェカリス菌配合の整腸剤の服用は避けて、アシドフィルス菌単体のサプリメントの摂取がおすすめ。
しかしフェカリス菌は加熱殺菌処理して死滅した状態であれば、ビオチンを食べてしまう心配はありません。
死滅した状態のフェカリス菌でも善玉菌のエサとなるので、腸内環境バランスを整える役割は果たしてくれますよ。

ビオチンはアトピーやその他の皮膚炎を改善する働きがあると期待されている栄養素の1つ。
新陳代謝をアップさせて皮膚細胞のターンオーバーサイクルを早める作用があります。
アトピー性皮膚炎などの難治性皮膚炎で悩んでいる人は日本でも非常に多いので、何とか完治させたいですよね。

ビオチン自体はビタミンB群の一種であり、水溶性の性質を持っています。
海外では単体成分のサプリメントも数多く販売されています。
日本でもマルチビタミンなどの複合系のサプリメントなどには配合されているのでなじみのある栄養素といえます。

ビオチンは腸内にいる善玉菌が生成する栄養素ですし、食事からも摂取できるのでそれほど不足するビタミンではありません。
しかしアレルギー症状や難治性のアトピー性皮膚炎などで悩む人の多くは、ビオチンが不足している状態が多いのです。

自分で生成するのが難しい状態であったり、生成するための善玉菌が腸内にいなかったりするケースがあります。
また吸収能力が極端に低い人や、抗生物質などを服用している場合には菌が死滅してしまうこともあります。

乳酸菌は腸内環境を整えて免疫力を高めることができるので、アトピーなどのアレルギー症状に効果的と言われてきました。
しかし乳酸菌の中にはビオチン産生を促進するものもいれば、逆に食べてしまうものもいるのです。
アレルギー症状を改善したい場合には、ビオチンをたくさん摂取して、ビタミンHの生成を促進する菌を腸内に増やさなければなりません。



















ビオチン ビタミンH 

2016-04-12 16:58:20 | Weblog

ビオチン ビタミンH 

・ 水溶性で硫黄を含む
・ ビタミンCの合成に必要
・ 脂肪とタンパク質が正常に代謝されるために不可欠
・ 甲状腺、生殖器官、神経組織、皮膚組織を維持するのにはたらく
・ 白髪になるのを防ぐ 禿の予防、治療を助ける
・ 筋肉痛を和らげる
・ 湿疹、皮膚炎の症状を緩和する
・ ビタミンB2、B6、ナイアシン、ビタミンAと協同して健康な皮膚を維持する
・ B2、B6、ナイアシン、Aと協同したとき 効果がより高まる

腸内細菌によってつくられる
抗生物質の多すぎる使用は、腸内バクテリアを破壊し ビオチン欠乏をおこす

生の卵(白身)は、ビオチンの吸収を妨げるアビジンというタンパク質が含まれている
水、サルファ剤、エストロゲン、食品加工過程、アルコールが敵

一般的な摂取量  25~300mcg  RDIもRDAも成人は100~300mcg

多く含む食物
牛のレバー、卵黄、大豆、ビール酵母、ミルク、ピーナッツバター、玄米
キャベツ、ほうれん草、肉類、レバー、牛乳、卵、枝豆、大根、タケノコ、ツクシ

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