森男の活動報告綴

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アオシマのバッファロー(完成)

2013年08月10日 | 飛行機の模型
こんばんは。

アオシマのバッファローが完成しました。いやーっ、無改造で済ますつもりが、いろいろ手をいれて遠回りしてしまいました。でもほんと楽しかったです。

どうやら、昭和30年代発売のキットらしいので、じたばたせずに、素直に素材の素朴な感じを生かすようにしました。ほんといい雰囲気のキットだと思います。こちらの心が洗われるような(笑)

木製の飾り台は作ったものではなく、たまたま手に入ったものをそのまま使ってます。でもなんとなく飛行機のフォルムに近くて、気に入ってます。タイトルプレートはアルミ板を曲面にあわせて、金槌で叩き出しています。

「Taivaan Helmi」は、フィンランド語で「天の真珠」の意味(これまで「空の真珠」と訳されてますが、どうも「天」の方が意味として近いようです)。アメリカの制式戦闘機選定のトライアルに負けてしまったこの飛行機は、余剰品としてフィンランドに輸出されます。そして、ソビエト空軍相手に大活躍をしました。フィンランド人は、この飛行機に感謝の意を込めて「天の真珠」というニックネームをつけたのですね。

マーキングは基本的に手描きで、ちょっといびつになってしまいました。でも、「キットの素朴な感じにあってるかなあ」と勝手に納得しています(笑)

マーキングもそうですが、ハゲチョロなどのウェザリングもできる限りのことはしてみました。

モーター内蔵なので、プロペラが回ります。カメラのシャッタースピードがいじれるので、撮影が楽しいですね。ううむ、かっちょいい!!

私は日本陸海軍航空隊の次に、フィンランド空軍が好きなんですが、そもそもは30年前にモデルグラフィックスの表紙にヤラレタのが始まりです。この表紙を見たとき「うわ!タミヤのダサダサのバッファローがメチャかっちょよくなってる!何これ?どこの国の飛行機??」とかなりのショックを受けたことを覚えています。

このころはお小遣いが少なかったので、立ち読みで済ませ(悲しいなあ、、)半年以上経ってお年玉が入ってから、バックナンバーを取り寄せたという紆余曲折があったことは、ほんとどうでもいい情報ですね(笑)。で、雑誌の記事を読んでみると、B239のキットはそもそも存在せず、タミヤであれアオシマであれ、改造前提だったので、その時点で挫折しました(笑)。まあ、そもそもアオシマのキット自体見掛けたことがなく、梅本氏の作例を口をくわえてみているだけでしたが。それを思うと、今回、こうやって自分なりに完成できたことはほんとに感無量です。で、これはたまたまなんですが、私が選んだ機体(ハッセ・ウィンド大尉機)は、表紙の今井氏の作例と同じ機体でした。この今井氏の作例は、ほんとよかったよなあ、、、。後のフォッケルのスクラッチも凄かったよなあ、、、。

というわけで、アオシマシリーズはまだまだやっていく予定です。次は何にしましょうかね、、。なんだかんだでちょっとずつ集めたので、選べるのがうれしい(笑)。アオシマはじめ72のビンテージキットを本棚に積んで、模型店みたいにしてみました。いやーっ、こんなことしてていいんでしょうかね? 楽しすぎだからいいか!! あはは!!

というわけでまた。






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