森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

1/48 九六式三号艦上戦闘機 その2 ファインモールド改造

2014年07月26日 | 飛行機の模型
というわけで、ほぼ大体形になってきました。あとは排気管のディテールを付ければ目途がつくような感じです。

先週の段階よりはアゴを思い切って出してみたつもりですが、あんまし変りませんね。でも、これ以上アゴを出すとイメージから離れてしまう気がするので、まあこの辺が妥協点かな、と。

スジ彫りは、ちょっと深すぎたかも。仕上げの塗料をボテ塗りして埋め気味にしたいところ。スピナー直下の機首左右に水滴型のバルジがドボチンに付いてるので、似たようなものを追加。ドボチンやキ12(陸軍の試作戦闘機。同じエンジンを搭載)には排気管後方に空気穴があるので(位置から推定するに、モーターカノンの冷却用?)、それっぽいスリットを入れました。

こちらは下地塗装前の機首パーツ。ダボを入れて、左右位置が合うようにしてみました。原型の段階ではまあ合うのですが、キャスティングしたらどうなるかはやってみないとわからんですね。スピナーとラジエーターもタミヤエポパテで作りました、世傑の図面をほぼなぞっています。

斜め後ろから見ると、まるで別の飛行機に見えますね。

いやーっ、ほんとカッコよくて綺麗な飛行機で参ります。あ、自分で作ったものをカッコいいといってるんじゃなくて(笑)、九六艦戦に液冷エンジンを積んだ姿が、という意味でです。

立体を見てみると、堀越氏の九試-九六艦戦の理想形は、先細りの液冷エンジンを積んだこの三号艦戦じゃなかろうか、という気がしてなりませんね。垂直尾翼からスピナー先端までの流線型の収まり具合が出来杉です。

で、脚がないともっとカッコいいです。これこそ「理想形」じゃなかろうかと、、、。「ああっ、もう好きにしておくんなましっ!」ちゅー感じです(笑)

というわけで、あとはチョーメンドクサイ表面仕上げと、面白くともなんともない型取り・注形作業となります。1週間で報告できるほど進捗しないかもしれないので、その際は別のネタを挟むかもしれません。

というわけでまた。


<2019年8月25日追記>
後日、調査の結果、以上のエントリーに書いた機首の形状については「世傑」図面が正しいらしい、という結論に達しています。お詫びの上訂正します。詳しくはこちらをご覧下さい。
<追記終わり>

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1/48 九六式三号艦上戦闘機 ... | トップ | 思い出の本たち »
最新の画像もっと見る