
前回のエントリーで少し書きました、製作中のアオシマのカーチスP36Aを紹介します。
アオシマの1/72の飛行機キットは私は大好きでして、出来るだけ作りたいなと思って取り組んでます。とはいえ、これまで完成したのはバッファローとアベンジャーだけなんですけど。カーチスは、とても好きな機体なので頑張りたいところです。こちらが箱絵。

どうも初版は昭和30年代らしく、かなりの年季の入ったキットです。箱絵も何種類かあるようです。子供のころ一度作ったことがあるのですが、確かこの箱絵でした。
こちらが取説。昭和、ですねえ、、。「車がぬけぬようにする」って、サムライだなあ、、。

とりあえず、ざっと組んでみます。とはいえ、組んだのは数年くらい前。この状態でずっと放置していたわけです。

組んでから、適当なグレーを吹いて、スジ彫りとか凹みとかを確認して今後の対策を練ります(というほど大げさなことじゃないんですけど)
基本的には、キットのふんわりした温かい感じ(笑)を最大限生かした作品にしたいと思ってます。なので、手を入れるのは最小限にとどめるつもりです。ディテールアップとかはやりません、、っていうか、このキットをキッチリしたスケールモデルにしようとするのはかなり大変でしょう。そういうのがやりたければ、モノグラムのキットが一番でしょうね。そういうんじゃなくて、なんといいますか「アオシマのカーチスを、アオシマのカーチスらしくキッチリ作ったらこういう風になる」というようなものにしたいんですね。分かりにくいですか(笑)

で、機首回りは凸凹がはげしいので、エポパテで出来るだけならしていきます。
結構エポパテで埋めちゃってますけど、これでも最小限にしたつもりです(笑)

整形で消えてしまったパネルラインの凸モールドとリベットは出来るだけ再現しています。凸モールドはリード線、リベットはエポパテです。

以前製作したバッファローのときは、この辺は適当に誤魔化しちゃったのがちょっと引っ掛かってたので、出来るだけ頑張ってみました。でも、リベットはまだちょっと大きいですね。とはいえまあこの辺が限界です。
キャノピーは突き出しピンの跡が、どーんと上面の真ん中に残ってます。

こういうのにひるんでいるうちはアオシマスター(造語)への道はまだまだといえるでしょう。私はもう平気です(キッパリ)。でも、メンドクサイなあ、、。
まず、220番のペーパーでざっくり削ってしまいます。思い切りが肝心です。次に400番、1000番のペーパーまで番手を上げていきます。

普通ならもっと番手を上げるのでしょうけど、私はものぐさなのでここでお終い。次に登場するのがこれ。浦和のモーターツール。かなり安い商品ですけど、かなり素晴らしい性能で愛用しています。

で、この軸には綿棒の軸がぴったりなんですね。二つに切ったやつを差し込んで、タミヤのコンパウンド(細目と仕上げ目)を付けて磨いてやると面白いようにピカピカになってくれます。
それがこんな感じ。ちょっと曇ってますけど、まあこんなもんでしょう。

キャノピーの最初の写真から、ここまでで「ミッシェル・ガン・エレファント」のアルバム「ギヤ・ブルーズ」の「ウエスト・キャバレー・ドライブ」から「ブライアン・ダウン」までくらいでした(作業開始から聴いていたのです)。

えー、ミッシェルファン以外の方に説明すると、約30分くらいです(なんやねん)。やる前のメンドクサさからくる気の重さから考えると、案外すぐできるものなんです、ということが言いたかったわけです(なんやねん)。
バッファローに続いて、今回もモーターライズにします。ア●●ンで売ってた直径6ミリのマイクロモーターを仕込みます。10個で1000円くらいです。安いなあ、、と思ったのですが、よくよく考えたらマブチの130モーターが130円だったので、まあ相場なんでしょうね(笑)

でもこの小ささで100円というのは安いですね。
カウリングのパーツに付けた状態がこれ。エポパテで固定してます。乱暴な固定方法ではありますが(笑)、案外簡単で確実です。硬化前にモーターをグネグネ動かして芯出しをしておけば、まあ大体、おおむね大丈夫です(適当だなあ、、)。

ちなみに、このキット、最初期はリモコン版もあったようです。要するに本体にモーターを仕込んで、そこからリード線が延びて、電池ボックスとスイッチが外にあるような状態だったみたいです。
私はカーチスP36はとても好きな機体なのですが、客観的に見ると、第二次大戦初頭の戦闘機としては2軍とはいかないまでも、残念ながら1・5軍くらいの選手ですね。その上P40が有名すぎるために、さらに日陰になっちゃってかわいそうです。もちろん、それほど広く使われなかったし、大活躍もしていないので仕方ないのですが。マイナーな機体が大活躍するフィンランド空軍でもあまりパッとしなかったのも、この機体らしいなあ、という気もします。そういうのも含めていいなあ、と思ってしまう変な機体でもあります(笑)で、このキットはもちろんフィンランド空軍仕様で作るつもりです。

資料はMG誌の1985年12月号です。っていうか、これのみ、です(笑) この号は、フィンランド空軍のP36を作例と戦記でキッチリと紹介していて、今でも一級の資料だと思います。この号に限らず、同誌のフィンランド空軍シリーズのカラー塗装図はほんとに綺麗で素晴らしいですね。
というわけで、完成までどれくらいかかるかちょっと分かりませんけど、少しずつでも進めていきたいです。

うーん、こうやって立体で見るとP36はほんとカッコいいですね。アオシマの72キットについても、その魅力についてまたいろいろ書きたいと思ってます。
それでは。
※アオシマのバッファローの製作記などはこちらです。興味のある方はご覧ください。
その1
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/5974f5ce82219557116597ecfa6ba2d2
完成
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/c34172ef5886f4dcbe2d06b810ef03e0
特撮
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/7e485d3b124bfed34e6f74c3edadc07e
アオシマの1/72の飛行機キットは私は大好きでして、出来るだけ作りたいなと思って取り組んでます。とはいえ、これまで完成したのはバッファローとアベンジャーだけなんですけど。カーチスは、とても好きな機体なので頑張りたいところです。こちらが箱絵。

どうも初版は昭和30年代らしく、かなりの年季の入ったキットです。箱絵も何種類かあるようです。子供のころ一度作ったことがあるのですが、確かこの箱絵でした。
こちらが取説。昭和、ですねえ、、。「車がぬけぬようにする」って、サムライだなあ、、。

とりあえず、ざっと組んでみます。とはいえ、組んだのは数年くらい前。この状態でずっと放置していたわけです。

組んでから、適当なグレーを吹いて、スジ彫りとか凹みとかを確認して今後の対策を練ります(というほど大げさなことじゃないんですけど)
基本的には、キットのふんわりした温かい感じ(笑)を最大限生かした作品にしたいと思ってます。なので、手を入れるのは最小限にとどめるつもりです。ディテールアップとかはやりません、、っていうか、このキットをキッチリしたスケールモデルにしようとするのはかなり大変でしょう。そういうのがやりたければ、モノグラムのキットが一番でしょうね。そういうんじゃなくて、なんといいますか「アオシマのカーチスを、アオシマのカーチスらしくキッチリ作ったらこういう風になる」というようなものにしたいんですね。分かりにくいですか(笑)

で、機首回りは凸凹がはげしいので、エポパテで出来るだけならしていきます。
結構エポパテで埋めちゃってますけど、これでも最小限にしたつもりです(笑)

整形で消えてしまったパネルラインの凸モールドとリベットは出来るだけ再現しています。凸モールドはリード線、リベットはエポパテです。

以前製作したバッファローのときは、この辺は適当に誤魔化しちゃったのがちょっと引っ掛かってたので、出来るだけ頑張ってみました。でも、リベットはまだちょっと大きいですね。とはいえまあこの辺が限界です。
キャノピーは突き出しピンの跡が、どーんと上面の真ん中に残ってます。

こういうのにひるんでいるうちはアオシマスター(造語)への道はまだまだといえるでしょう。私はもう平気です(キッパリ)。でも、メンドクサイなあ、、。
まず、220番のペーパーでざっくり削ってしまいます。思い切りが肝心です。次に400番、1000番のペーパーまで番手を上げていきます。

普通ならもっと番手を上げるのでしょうけど、私はものぐさなのでここでお終い。次に登場するのがこれ。浦和のモーターツール。かなり安い商品ですけど、かなり素晴らしい性能で愛用しています。

で、この軸には綿棒の軸がぴったりなんですね。二つに切ったやつを差し込んで、タミヤのコンパウンド(細目と仕上げ目)を付けて磨いてやると面白いようにピカピカになってくれます。
それがこんな感じ。ちょっと曇ってますけど、まあこんなもんでしょう。

キャノピーの最初の写真から、ここまでで「ミッシェル・ガン・エレファント」のアルバム「ギヤ・ブルーズ」の「ウエスト・キャバレー・ドライブ」から「ブライアン・ダウン」までくらいでした(作業開始から聴いていたのです)。

えー、ミッシェルファン以外の方に説明すると、約30分くらいです(なんやねん)。やる前のメンドクサさからくる気の重さから考えると、案外すぐできるものなんです、ということが言いたかったわけです(なんやねん)。
バッファローに続いて、今回もモーターライズにします。ア●●ンで売ってた直径6ミリのマイクロモーターを仕込みます。10個で1000円くらいです。安いなあ、、と思ったのですが、よくよく考えたらマブチの130モーターが130円だったので、まあ相場なんでしょうね(笑)

でもこの小ささで100円というのは安いですね。
カウリングのパーツに付けた状態がこれ。エポパテで固定してます。乱暴な固定方法ではありますが(笑)、案外簡単で確実です。硬化前にモーターをグネグネ動かして芯出しをしておけば、まあ大体、おおむね大丈夫です(適当だなあ、、)。

ちなみに、このキット、最初期はリモコン版もあったようです。要するに本体にモーターを仕込んで、そこからリード線が延びて、電池ボックスとスイッチが外にあるような状態だったみたいです。
私はカーチスP36はとても好きな機体なのですが、客観的に見ると、第二次大戦初頭の戦闘機としては2軍とはいかないまでも、残念ながら1・5軍くらいの選手ですね。その上P40が有名すぎるために、さらに日陰になっちゃってかわいそうです。もちろん、それほど広く使われなかったし、大活躍もしていないので仕方ないのですが。マイナーな機体が大活躍するフィンランド空軍でもあまりパッとしなかったのも、この機体らしいなあ、という気もします。そういうのも含めていいなあ、と思ってしまう変な機体でもあります(笑)で、このキットはもちろんフィンランド空軍仕様で作るつもりです。

資料はMG誌の1985年12月号です。っていうか、これのみ、です(笑) この号は、フィンランド空軍のP36を作例と戦記でキッチリと紹介していて、今でも一級の資料だと思います。この号に限らず、同誌のフィンランド空軍シリーズのカラー塗装図はほんとに綺麗で素晴らしいですね。
というわけで、完成までどれくらいかかるかちょっと分かりませんけど、少しずつでも進めていきたいです。

うーん、こうやって立体で見るとP36はほんとカッコいいですね。アオシマの72キットについても、その魅力についてまたいろいろ書きたいと思ってます。
それでは。
※アオシマのバッファローの製作記などはこちらです。興味のある方はご覧ください。
その1
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/5974f5ce82219557116597ecfa6ba2d2
完成
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/c34172ef5886f4dcbe2d06b810ef03e0
特撮
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/e/7e485d3b124bfed34e6f74c3edadc07e