今日、興味深い記事を読みました。
心療内科医の海原純子さんが、20年以上アマゾンの
熱帯雨林の存続を支援している人から聞いた話だ
そうですが、アマゾンの先住民には鬱も依存症も
ない。鬱やがんはないけれど、先住民族は日々
生と死と向き合っているといいます。
川にはピラニアがいるし、毒へびもいる。
ちょっと気をゆるめたら命を失う、だから彼らは
1日が小さな一生なんだそうです。
海原さんは「朝誕生し、夕方は死んでいく
そんな気持ちで過ごしていたら、一日一日が
光を帯びてくる。朝には新しく生まれるのだから
昨日の気持ちを引きずらない。
明日の光は明日みつければいい。
しっかりと、一つ一つ心を込めて大切に過ごす
ことが、光になる。
一日を小さな一生だと思って生きていきたいと
思う。」と記していました。
内村鑑三も朝目覚めるたびに「復活だ」と
思ったと言います。
佐藤初女さんは、これ以上出来ないという
ところまで、いつもやられていました。
一日が小さな一生なんて思うことは、なかなか
出来ないことだと思います。
でも、このお二人はそのことが生きる土台に
あったような気がします。
「一日が小さな一生」毎日、こう思うことは
難しいけれど、時々でいいから、そんな一日を
生きてみようと思う、それだけで何かが変わって
くるかもしれない…