~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

びっくり・がっかりしたこと

2020-10-21 21:01:29 | 日記

足なし和尚さんの「本日ただいま誕生」を

読みだしました。

両足を麻酔なしで、医師がメスとのこぎりを

持って切断したというのです。

戦争が終わってから、日本にたどり着くまで

これほど過酷な状況があるのだろうかと

思うほどです。

私は、8月15日から戦争がなく平和な暮らしが

戻って来たのだと思っていましたが、

外地にいた人たちは、命がけで引上げて

きたのですね。

その途中で、多くのいのちが失われいるのです。

戦後になっているのに…

今日の朝刊を読んで私は、当時官房長官の

菅総理の言葉に本当に驚きました。

2015年の菅官房長官と翁長沖縄県知事との

対談が載ってました。

お二人とも法政大学法学部で、菅氏が2つ上

横浜市議と沖縄市議で共に自民党から

政治家のキャリアをスタートさせ、歩んだ道は

似ていたのですが…

辺野古新基地建設中止を求める県と

推進する国との話し合いで集中協議が5回

開かれ、菅さんが沖縄政策を仕切っていた時の

対談が載ってました。

翁長知事が、沖縄戦を経て戦後27年間に及ぶ

米軍統治の苦難の歴史に触れ、計画の再考を

繰り返し求めたのに対し、菅さんの答えは

「私は戦後生まれで、歴史を持ち出されても

困る」と言ったそうです。

翁長知事は、この乾いた言葉に「お互い

別々に戦後の時を生きてきたんですね。

どうにもすれ違いですね」と

無力感をにじませたと、書いてありました。

私も戦後生まれですが、あの悲惨な戦争の

ことを知り、次の世代に伝えて

いかなければと思っています。

日本の政治の中枢にいる人が、戦後生まれで

歴史を持ち出されても困るって、

信じられません。

増してや沖縄は地上戦の戦場に

なったところです。

翁長知事の落胆が、どんなに深かったことか…

私たちは過去の歴史に学ばなければ

ならないのです。

同じ過ちを繰り返さないために…

 

 

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