~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

いま トルストイ…

2014-01-25 22:53:04 | 日記
トルストイと言うと、「戦争と平和」「アンナ・カレニーナ」

そして「復活」ですが、世界の文豪と呼ばれるトルストイの作品は

多分一生ご縁がないだろうなーと思っていました。

ところが、そんな私にトルストイの本を送って下さった方が

いたのです。

トルストイの民話「人は何で生きるか」という本です。

この哲学的な題名とは裏腹に、表紙は和田誠のイラストで

子供向け?と思われる装丁でした。

読んでみると、子供向けと思った私が浅はかでした。

実に深いのです。

子供たちにも分かりやすい民話で、「人の心には何があるか」

「人は何によって生きるのか」

「人が(未来を)知る力を与えられていないのは何か」という

問いと、こたえが子供でもわかるように書かれているのです。

人の心には『愛』があり、人は『愛』によって生きることが

でき、人が自分の死を知る力を与えれてないという事は

自分がいつ死んでも悔いのないように生きなければいけないと

いうこと…

誰もが人生の中で一度は「人は何で生きるのか」という問いを

自分自身に投げかけたのでは、ないでしょうか…

この本を送って下さった方からのメールに

「過去は過ぎ去り再び戻ってきません。

未来はまだ訪れておらず、神の領域なのです。

従って私達は、今に忠実に生きることだけ求められているのです」

と、記されていました。

世界の文豪、トルストイも「今を生きる」を言っているのです。

「人の心には『愛』がある」と、トルストイは言い

初女先生は「神様はひとりひとりの中に」と、言われています。

もう一度、若き日に問うた「人は何で生きるか」を自分に

問いかけてみたいと思いました。

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