~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

伝えなければ

2014-03-16 17:08:04 | 日記
先日、テレビでオウム真理教から名前を改めた『アレフ』に入信する

若者が増えていると言っているのを聴いて、驚きました。

アレフはオウムの麻原に帰依しようとしているそうです。

そのアレフに、なぜ若者が…

将来に対する不安と自分の居場所探しからだそうです。

街角で、悩みを誰に相談するかと言う質問に、親や友達が

ダメだったら、インターネットという答えが返ってきて

いました。

私たちの頃と何かが違うと思っていたら、新聞に

かつて深夜放送で人気だったパックインミュージックが4夜

連続で復活するということから、今の若者の苦悩の一端が

書いてありました。

 深夜放送と言えば、私も中高生の時に親に内緒で

聴いていました。

何だかちょっと大人になった気分で、ラジオに耳を傾けながら、

話すDJも聴くリスナーたちもお互いとても距離が近い

ように感じられていました。

リスナーからの悩みの投稿も結構あったと思います。

もしかしたら、それはラジオを通しての分かち合いだったと

言えなくもありません。

新聞には、『今の中高生のスマホ使用時間は、男子で4.3時間

女子で6.4時間で12時間以上も1割いるそうです。

そして、スマホを遣う3人に1人から切実な声がよせられた。

「自分が嫌になって落ち込むことがある」「やめたくても、

やめられず苦しいことがある」と言っているそうです。

でも、深夜放送は気分の落ち込みとは無縁だった。

放送時間も限られ、投書してもボツになるのが当たり前

だとしても…

スマホはいつでも、どこでも、だれとでも、いつまでもつながる。

すぐに反応でき、返事もすぐ届く。

なのに、憂鬱や苦しさを招くとは。

繋ぐというよりも、お互いを縛るのだろうか…』と、書いて

ありました。

私たちの若い時も、誰もが自分探しをしてました。

それは、今も昔も同じかも知れません。

でも、将来に対する不安より、夢の方が大きかったし、

孤独でいることも悪いことではないって思えていたました。

スマホやラインで繋がっている若い人達が、その繋がりの

もろさを感じながら、それを拠りどころにしている…

初女先生は「揺れてもいい、芯が通っていれば。

揺れながら成長、大きくなっていく。」と言われていますが

その芯が分からず揺れて、自分を見失ってしまう…

そんな状態にある人が多いのではないでしょうか。

今こそ、初女先生にメッセージを伝えていかなければと

強く思いました。

悩み迷う若者が、とんでもない世界に行ってしまわない

ように…





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