~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

生れてくれて有難う

2013-04-11 22:38:06 | 日記
私の知りあいに、先天性の難病をかかえた青年がいます。

去年の5月までは、週に3回作業所に来ていたのですが、6月に

体調を崩してからは、作業所に来ることが出来なくなってしまい

ました。

それからは、手紙を送っているのですが、何を書いてよいのか

迷いながら書いています。

そんな思いを抱いていたら、初女先生も同じ様な思いをされて

いたのを知りました。

先生が難病を抱える人、その家族また介護している人を対象に

講演された時、直接病気について語ることもできなし、戸惑った

そうです。

でも「人の体は神秘なので、計りしれないものがある。

今を生きていることに感謝をし、力を合わせ支え合い、

希望を持って一日一日を大切に生きること」と祈る気持ちで

お話したら、「治療法がない病気を考えてしまうより、生きている

いまを大事に考えよう」と生き方を捉える方が多くいらした

そうです。

私は、難病の彼にいつも当たり外れのない手紙を書いて

送っています。

でも、初女先生のこのお言葉を知り、、自分の気持ちに素直に

丁寧に書けばいいんだと思いました。

彼は、このおばさんの思いを真っ直ぐ受け取ってくれると

思えたのです。

一日一日を大切に生きることを、何だか忘れていた気がします。

難病の彼を思う時、その刻まれて行く時間の大切さを

心の底から感じます。

彼もまた、大切なお役目を携えて生れてきたのですね。

うちの子も、13歳での死という重いお役目を受けて

生れてきたのですね。

本当に私のもとに生れてくれて、ありがとう創!

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