初女先生の本を読んでいたら、「味噌の袋の成分を見たら、
その中にアルコールが入っているんですね。
時間をかけて熟成させないで、アルコールで発酵を促進するんです。
いまは味噌をアルコールで発酵させてるんだなと思った。」と書いて
ありました。
それを読んだら、私の発酵しなかった味噌を思い出しました。
子どもを亡くした翌年、私の事を心配してくれていた方が、
「皆でお味噌を作れば、少しは元気になるかもしれないよ。」と
声をかけて下さいました。
それまで、何度か味噌作りはしていましたが、一人で作る気力は
とてもなかったので、みんなと作れば出来るかもしれないと、
参加しました。
同じ材料で、一緒に作り保管もその方のお宅でして頂いたのに
なぜか、私の味噌だけ発酵しなかったのです。その方に
「貴方の悲しみが大き過ぎて、お味噌が発酵しなかったのよ」
と言われました。
味噌作りは手を使います。私の手から、悲しみが出ていたのでしょうか。
いつでしたか、その事を初女先生にお話ししたら「そういうことって
あるんだよね」と深く頷かれました。
それから、どうしても味噌作りには踏み切れなくなっていたのですが、
「初女先生は味噌を作る時に、大豆を指で潰される」と言うのを
聞いて、私もやってみようと思い何年振りかで味噌を作りました。
今度は発酵しましたが、まだまだ「うまい!」というところまでは
いきませんでした。
水は、音楽や「ありがとう」という言葉で、美しい結晶を作るそうです。
逆に「ばかやろう」という言葉では、結晶はばらばらに砕け散ると
いいます。
悲しみで発酵しなかった、私の味噌といい、感じる心というものは
もしかしたら、あらゆる物が持っているのかもしれないと
思えるのです。
初女先生の手で、大豆は喜んで潰れ、麹はどんなに嬉しくて発酵した
ことでしょう。
すべてにいのちが有り、すべてに心があるのかもしれない…
その中にアルコールが入っているんですね。
時間をかけて熟成させないで、アルコールで発酵を促進するんです。
いまは味噌をアルコールで発酵させてるんだなと思った。」と書いて
ありました。
それを読んだら、私の発酵しなかった味噌を思い出しました。
子どもを亡くした翌年、私の事を心配してくれていた方が、
「皆でお味噌を作れば、少しは元気になるかもしれないよ。」と
声をかけて下さいました。
それまで、何度か味噌作りはしていましたが、一人で作る気力は
とてもなかったので、みんなと作れば出来るかもしれないと、
参加しました。
同じ材料で、一緒に作り保管もその方のお宅でして頂いたのに
なぜか、私の味噌だけ発酵しなかったのです。その方に
「貴方の悲しみが大き過ぎて、お味噌が発酵しなかったのよ」
と言われました。
味噌作りは手を使います。私の手から、悲しみが出ていたのでしょうか。
いつでしたか、その事を初女先生にお話ししたら「そういうことって
あるんだよね」と深く頷かれました。
それから、どうしても味噌作りには踏み切れなくなっていたのですが、
「初女先生は味噌を作る時に、大豆を指で潰される」と言うのを
聞いて、私もやってみようと思い何年振りかで味噌を作りました。
今度は発酵しましたが、まだまだ「うまい!」というところまでは
いきませんでした。
水は、音楽や「ありがとう」という言葉で、美しい結晶を作るそうです。
逆に「ばかやろう」という言葉では、結晶はばらばらに砕け散ると
いいます。
悲しみで発酵しなかった、私の味噌といい、感じる心というものは
もしかしたら、あらゆる物が持っているのかもしれないと
思えるのです。
初女先生の手で、大豆は喜んで潰れ、麹はどんなに嬉しくて発酵した
ことでしょう。
すべてにいのちが有り、すべてに心があるのかもしれない…
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