~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

苦しみの受けとめかた

2013-04-12 22:18:41 | 日記
誰もが、苦しみの少ない人生を歩みたいと思っているのに、

一つ乗り越えるとまた次の苦しみがやってきます。

Yさんが初女先生に「人は次から次に、絶えることなく苦しみを

体験するが、苦しみの質が変わるのでしょうか」とお聞きしたら

先生は「いいえ、同じです。受けとめ方が変わってくるのです。」と

言われたそうです。

初女先生は『「禍福は糾える縄のごとし。

禍と福は必ず繰り返し巡ってくるものだから、幸せの時こそ謙遜に

苦しい時にも希望を持ちなさい」恩師からのこの言葉に

励まされて、苦しみにあうたびに、「次に喜びが待っているんだ」と

希望を持つのです。そう考えると、苦しみを受けとめる力が

むくむくと湧いてくるような気がします。』と言われています。

イスキアの鐘を贈られたレジナ・ラウデス修道院の院長様が

初女先生に会われた時「あなたも苦しみましたね」と、言われた

そうです。

この一言に、初女先生の通ってこられた苦しみの深さを感じます。

その先生が言われる「苦しみの受けとめ方が変わる」ということ

これは紛れもない真実なのだと思います。

人は自分に来る苦しみを止めることは出来ないけれど

苦しみの受けとめ方は変えることが出来るということ

そう思うだけで、不思議と力が湧いてきます。

体験から生まれる初女先生の言葉の深さを、感じないでは

いられません。


コメント (2)
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