この震災で、石巻の大川小の生徒達は避難途中で津波にのまれ、
全校児童108人中68人が亡くなり、6人がいまだ行方不明です。
大川小学校の生徒のことを、遺された家族のことを思うと、胸が
痛いです…
初女先生が言われるように、自分の体験を重ねてみても、子どもを
亡くしたご家族の苦しみ、悲しみを思いはかることはできません。
今朝の新聞に、大川小学校の校舎の近くの花壇で100株を超える
ひまわりの苗を育てているという記事が載っていました。
子供を亡くした親御さんが、「津波をかぶった土なので、花は
咲かないかもしれないけれど…」と思いながらも育てている
と、ありました。
津波で6年生と3年生のお子さん二人を亡くしたお母さんは、
「子どもがいなくなってしまい、育てられるいのちを求めて
いるんだと思う」と言われていました。
それを読んだ時、私は長男を亡くした後、まだ9歳だった次男に
事あるごとに、「あなたがいるから、お母さんは生きていけるの」
と、言っていたのを思い出しました。
次男はどんな思いで私の言葉を聞いていたのでしょう…
でも、長男を亡くした後の1年は、子育ての記憶が殆んどない
のです。
ただ、下の子の為にも生きていかなければ!と、それだけが
自分を保つ支えだったような気がします。
大川小の二人の子どもを失ったお母さんの、「育てられるいのちを
求めている」と言う言葉に、あの悲しみの中で次男のいのちが
私のいのちを支えていてくれたのだ、と気がつきました。
津波をかぶった大地は、きっと向日葵を育ててくれると、私は
信じています。
育てられるいのちを求める親と、育てられることを望んでいた
子ども達の魂(いのち)が、ひまわりの花となって咲き誇る
ことを…
全校児童108人中68人が亡くなり、6人がいまだ行方不明です。
大川小学校の生徒のことを、遺された家族のことを思うと、胸が
痛いです…
初女先生が言われるように、自分の体験を重ねてみても、子どもを
亡くしたご家族の苦しみ、悲しみを思いはかることはできません。
今朝の新聞に、大川小学校の校舎の近くの花壇で100株を超える
ひまわりの苗を育てているという記事が載っていました。
子供を亡くした親御さんが、「津波をかぶった土なので、花は
咲かないかもしれないけれど…」と思いながらも育てている
と、ありました。
津波で6年生と3年生のお子さん二人を亡くしたお母さんは、
「子どもがいなくなってしまい、育てられるいのちを求めて
いるんだと思う」と言われていました。
それを読んだ時、私は長男を亡くした後、まだ9歳だった次男に
事あるごとに、「あなたがいるから、お母さんは生きていけるの」
と、言っていたのを思い出しました。
次男はどんな思いで私の言葉を聞いていたのでしょう…
でも、長男を亡くした後の1年は、子育ての記憶が殆んどない
のです。
ただ、下の子の為にも生きていかなければ!と、それだけが
自分を保つ支えだったような気がします。
大川小の二人の子どもを失ったお母さんの、「育てられるいのちを
求めている」と言う言葉に、あの悲しみの中で次男のいのちが
私のいのちを支えていてくれたのだ、と気がつきました。
津波をかぶった大地は、きっと向日葵を育ててくれると、私は
信じています。
育てられるいのちを求める親と、育てられることを望んでいた
子ども達の魂(いのち)が、ひまわりの花となって咲き誇る
ことを…