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ホテルで楽しむひなまつり

2014-03-08 13:32:12 | 画像をすべて表示
 陽射しは春なのですが,気温が低く冷たい風が身にしみるこの頃です。寒暖を繰り返しながら間もなく本格的な春が到来するでしょう。
従姉妹と私たち姉妹4人でホテルのひなまつりを楽しみました。「ひなまつりおもてなしランチ」を美味しく頂きながらの語り合いは盡きることなく本当に楽しいひとときでした。
お食事が終わった後、3階メインロビーの雛人形とつるし雛、2階のつるし雛を愉しみました。3階メインロビーの雛は、貴重な本絹古布を使用し、一針ひと針縫い上げた雛人形とその周りに3.3mの高さから吊るしたつるし雛を展示しています。豪華絢爛で美しく、壮大です。キルト作家松尾光代とひまわりグループ総勢約90名が制作したオリジナル作品です。

3階メインロビーの「つるし雛」と「雛人形」



2階に展示されている「つるし雛」

3階アートロビーには浮世絵師が描いたひなまつりが展示されています。ひなまつりが庶民の行事として定着した江戸期の世相を映す浮世絵にその様子が生き生きと描かれています。
下左歌川国貞(三代豊国)の「風流古今十二月ノ内 弥生」
江戸後期の裕福な町家のひなまつりを描いた浮世絵です。女性やこどもたちがひなまつりを楽しむ様子が伺えます。
下右歌川芳藤の「雛飾りづくし」
幕末頃の町方の雛飾りを描いています。お内裏様や黒漆塗に唐草模様を金蒔絵で描いた雛道具や庶民的な長火鉢やお琴なども見られ貴重な作品です。