いつもほとんど乗り換えだけに利用する東京駅。ウイークデーのすがすがしい快晴の一日「東京ステーションギャラリーへ行ってみよう」と思い立ち出かけました。ギャラリーへ行く前に新しく生まれ変わった東京駅丸の内駅舎の外観と内部を見て写真におさめました。平日にもかかわらず結構な人出でにぎわっていました。東京駅丸の内側の赤れんが駅舎が5年に及ぶ保存・復旧工事を終えて全面開業したのは10月1日。1945年(昭和20年)大空襲で焼失した3階部分の南北ドーム屋根がそろい、大正期創建当初の重厚でレトロな外観と天井を彩る鮮やかなレリーフが蘇えりました。世界に誇りうる日本の卓越した技術は「すごい!」と思うとともに完成するまでの過程の陰には「苦労苦難の連続であった」ということも忘れてはいけないと思いました。
いま東京ステーションギャラリーでは東京駅復元工事完成記念展が開催されています。テーマは「始発電車を待ちながらー東京駅と鉄道をめぐる現代アート9つの物語ー」です。撮影禁止ですのでパンフレットから抜粋した4点を掲載します。
左側はヤマガミユキヒロの作品。ある風景を細密に鉛筆で描いた上に、同じ場所で撮影した映像を重ねるキャンバスプロジェクションのスタイルで作品を制作しています。作者は「作品のために東京駅を歩いて線路の上に空が抜けているこの景色がとても美しいと思った」と語っています。この作品をじっと見ていますとその繊細さに驚かされるとともにこの画像にひきこまれていくようでした。
右側はクロクボリョウタの作品です。LED電球を備えた鉄道模型と日用品で構成され、ごく身近になった日用品や工業製品のバーツが描き出すモノクロの世界です。影絵が描き出す世界が見る人々に様々な想像をかきたてます。クロクボリョウタの作品は国内外で高い評価を受けています。
2人の他にも秋山さやかの「作品を展示する場所で一定期間を過ごす滞在地を起点に歩き、それを地図にひと針づつ縫いつけていく」作品や広瀬通孝の交通ICカード(SUICAなど)をかざすと過去の利用履歴がスクリーンに映し出されるなど興味をそそられる作品が展示されています。
左側のシャンデリアは戦災で焼失したため、今回新たに再現された東京駅3階階段踊り場のアールデコ調のシャンデリアです。1988年東京ステーションギャラリー開館当時そのままの姿です。
右側は3階展示室から2階への階段わきの壁ですが創建当時の構造れんがを間近に見ることができます。触ることは禁止されています。
東京駅の復元工事完成を祝って企画されたこの展覧会は2013年2月24日(日)まで開催されています。個性豊かなユニークな9人の作品を電車を待つ間に見るのも楽しい息抜きのひとときだと思います。
いま東京ステーションギャラリーでは東京駅復元工事完成記念展が開催されています。テーマは「始発電車を待ちながらー東京駅と鉄道をめぐる現代アート9つの物語ー」です。撮影禁止ですのでパンフレットから抜粋した4点を掲載します。
左側はヤマガミユキヒロの作品。ある風景を細密に鉛筆で描いた上に、同じ場所で撮影した映像を重ねるキャンバスプロジェクションのスタイルで作品を制作しています。作者は「作品のために東京駅を歩いて線路の上に空が抜けているこの景色がとても美しいと思った」と語っています。この作品をじっと見ていますとその繊細さに驚かされるとともにこの画像にひきこまれていくようでした。
右側はクロクボリョウタの作品です。LED電球を備えた鉄道模型と日用品で構成され、ごく身近になった日用品や工業製品のバーツが描き出すモノクロの世界です。影絵が描き出す世界が見る人々に様々な想像をかきたてます。クロクボリョウタの作品は国内外で高い評価を受けています。
2人の他にも秋山さやかの「作品を展示する場所で一定期間を過ごす滞在地を起点に歩き、それを地図にひと針づつ縫いつけていく」作品や広瀬通孝の交通ICカード(SUICAなど)をかざすと過去の利用履歴がスクリーンに映し出されるなど興味をそそられる作品が展示されています。
左側のシャンデリアは戦災で焼失したため、今回新たに再現された東京駅3階階段踊り場のアールデコ調のシャンデリアです。1988年東京ステーションギャラリー開館当時そのままの姿です。
右側は3階展示室から2階への階段わきの壁ですが創建当時の構造れんがを間近に見ることができます。触ることは禁止されています。
東京駅の復元工事完成を祝って企画されたこの展覧会は2013年2月24日(日)まで開催されています。個性豊かなユニークな9人の作品を電車を待つ間に見るのも楽しい息抜きのひとときだと思います。