JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

晩夏の墜落 ノア・ホーリー 著 川副智子 訳

2018-03-14 16:55:01 | 


だいぶ前に出た本だけど、読む本が切れた時様にと買ってあった。ちょうど切れ間が出来たので読んでみた。
セレブのプライベート・ジェットが墜落して、そこに乗り合わせた主人公がセレブの子供と生き残りヒーローになるが・・・
というお話で、アメリカ探偵小説作家クラブのエドガー賞において最優秀長編賞を受賞したっていうところで選んであった。

現代が「BERORE THE FALL」とあって機に乗っていた人たちの登場前のこうどうが、生い立ちとともにサイドストーリーとなっているけれど、結局死んでいるのがわかっているので、ちょっとかったるい。もちろんそこが重要なところにもなるのだけれど、やっぱり落ちた後の主人公とその子との絆とか取り巻く様々な流れが面白い。状況はどんどんわるくなるのだから、最後もう少しスカッとしたかったというところでしょうか。

次はもう一つ墜落ものに行くことにした。こちらは新刊迷わず選択です。

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なんで選んだ? NIGHTFALL / TILL BRONNER & DIETER ILG

2018-03-13 17:08:23 | 聞いてますCDいいと思う


このごろジャズ度が落ちて、アルバム購入数も減っている。これ持っていたいつとか、これは聴いておかないととか、これは繰り返しきくだろうというのを買うようになった。
中古屋さんのジャズにもあまり行かなくなった。
だから選んで買ってくると、たいていどなたかが取り上げるメインのアルバムが多い。(昨日のはちがうけど)

そんななかこれはどうして買ったのかよくわからない。ティル・ブレナーのアルバムを買うのは初めてではないだろか。
トランペットはマイルスとファーマーを除いてあまり選んで聞かないし(ACTの若者とフレスなどは選ぶけど、アッそれとニコラス・フェルメルもいた)ここのところホーンからは遠のいているのに不思議に選びました。
ほとんど聞いていないから一つぐらい良いかというのかもしれません。
1曲目、ペットが突然テーマではいるのがカッコ良い、ベースが低く刻んでいて重心の低い暗闇の様な感覚が何とも落ち着く。ディーター・イルグさんのほうはACTで幾つかあっているし、リーダーアルバムも昔かっている人で安定したベース・プレーヤー。
2曲目は雰囲気をかえたバップの様なオーネットの曲。3曲目が又夜の闇の中の様な曲。サンプリングをいれた6やフリーアプローチの7や9があって変化にはとむけれど、10のスタンダードもいれた暗闇の雰囲気が、しれはベースとのデュオにマッチしていてこのアルバムはここを聴きなのでしょう。
そこを解ってれば、それを理由に選んだだろうけれど、もしかしたら久々ジャケで選んだのかもしれません。

NIGHTFALL / TILL BRONNER & DIETER ILG

Bass – Dieter Ilg
Trumpet, Flugelhorn – Till Brönner

01. A Thousand Kisses Deep - Leonhard Cohen
02. The Fifth of Beethoven - Ornette Coleman
03. Nightfall - Till Bronner & Dieter Ilg
04. Nobody Else But Me - Jerome Kern
05. Air - J.S.Bach
06. Scream & Shout - Will.I.Am & Britney Spears
07. Wetterstein - Till Bronner & Dieter Ilg
08. Eleanor Rigby The Beatles
09. Peng! Peng! - Till Bronner & Dieter Ilg
10. Body & Soul - Johnny Green
11. Ach, bleib mit Deiner Gnade - Melchior Vulpius


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現代のフリージャズ M / Magneti Quartet

2018-03-12 17:24:07 | 聞いてますCDいいと思う


ショップでは、視力が落ちて細かい字は見えないから、さっとジャケを観て廻る。日本のミュージシャンのところは今回は辛島文雄さんの遺作をどうしようかなと手にとった。普段は何も知らないのは手に取らないけれど、たまたま横に在ったのがこれで手に取った。それで誰がピアノ弾いてるのかなとみればハクエイ、ああ又驚かされた。

ハクエイはとても律儀なミュージシャンで、昔、演ったコヤにいまだにでている。桐生のビレッジや厚木のキャビン、小岩のCochiなんかでこのアルバムの柏のキャンディもその一つです。
家からはとおいのでキャンディは行ったことはないのだけれど、そこでこのドラマーMasa Oguraさんと知り合ったのでしょう、彼のグループとしてカルテットに参加、こんどのアルバムとなったようです。なんと57才にしてファースト・アルバムだそうです。
M1、M2とアンコールの3曲、1曲目はなんと41分いじょう、ちょうど1ステージなのでしょう。
「何も決めないのが決まり」という「その場作曲による即興」というのがこのカルテット。だから41分移ろいながら変化していく演奏です。全即興だから、分けをすればフリー・ジャズだろうけれど、昔みたいにフリーキーに叫び続けるなんてのではなくて、1曲目だってハクエイの静かなソロからのスタートです。その場作曲の演奏はその時に在り、その後はきえているから、このアルバムは2017年6月7日そのときの記録で、キースみたいにたくさん録音して良いものを選ぶというやりかたでなくて、この日だけの記録なのでしょう。だから比較のしようもないけれど、これがかなり濃密なインタープレーになっている。
もちろん聞く人は限られるのだろうけど、逆にどれくらい売れるかが気にかかる。半年先ぐらいにハクエイに聞いてみよう。

M / Magneti Quartet

Masa Ogura (d)
ハクエイ キム (p)
安カ川大樹 (b)
池田篤 (as, ts, ss)

Recorded on 7th June 2017 at Jazz Spot Candy

1. M1   41:30  
2. M2   26:09 
3. Encore  5:46
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花も9ケ目

2018-03-09 16:32:50 | 



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決定 JAZZ黄金コンビはこれだ! 小川 隆夫 著

2018-03-07 21:53:13 | 


一昨日の中山さん、晩年ののころは一寸勘違いしているところがあったけれど、文は力がありました。今日の小川さんはお医者さんで常識がベースになる文になっているから入門書としてはこちらが良いのだろう。
今回はジャズ演奏の黄金コンビをとりあげてその魅力を紹介している。交友関係も広いからその経験が織り込まれるのがこの人の魅力。

チャーリー・パーカーxディジー・ガレスピーに始まって次がパウエルとマックス・ローチ、モンクにブレーキーがつづくから、これは教科書的になってしまう。
代表作1枚もほとんど持っているアルバムで、「タイム・アウト」や「ブルー・スェット」の解説は読む必要ない。
昨日は途中からかなりまじに読んだけれど、こっちは斜めというか、かなりおお斜めになってしまった。
それでもルー・ドナルドソンxハーマン・フォスターはノーマークだったし、なんか一番出ているようなポール・チャンバースの多作理由も解って良かった。



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春の最初

2018-03-06 16:58:08 | その他





毎年春が来たことを思うことを決めている。だからこの時期にたぶん記事を書いている。

それは、歩いていて沈丁花の香りを感じた時で春の始まりとしている。
本日会社の近くでそれを感じで香りにさそわれて言ってみると沈丁花が咲いていた。

2,3日まえにほかの場所でつぼみはみたけれどまだ香っていなかったから、今日から春ということになりました。
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硬派ジャズの名盤50  中山康樹 著

2018-03-05 17:17:27 | 


図書館に行ってジャズ本を2冊借りてきた。一つが小川隆夫氏でもう一つがこの中山康樹氏のこれ。どちらもたくさんの著作がある方、何冊かお世話になっている信頼度が高い二人です。

名盤紹介本はかなり出ているけれど、今更読むこともほとんどない。手に取ったとしても斜めに読む程度だけど、この本はよみだしたら結構まじになった。氏が前書きにもかいているけれど、入門書は既にジャズを知った人には「確認作業」だからそこから、その先、2冊目としてのジャズ「再」入門書を作ったということらしい。

一番最初がアーチー・シェップで次がベニー・グッドマンというこれは、柔道の技をかけられたようにすくわれた。ブルーノート、プレスティッジ、リヴァーサイドを除くという荒業もおもしろい。
聞いたことのないキャノンボールの「Walk Tall:The David Axelrods」なんかはまじになったし、ヘイデンのリヴェレーションも「Not In Our NAME」なんかを選んでいるのものが面白い。
マックス・ローチの「We Insist」やパーカーの「OnDial Vo1」の選別で品位も保っているし、ザヴィヌルの「Zawinul」を選ぶあたりきちんと考えてくれてうれしい。
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Cello Concertos ANTONIO VIVALDI / Roel Dieltiens Ensemble Explorations

2018-03-02 15:07:12 | チェロ無難


毎日通勤の途中はノイズ・カットのヘッドホンをして音楽をきいている。出勤にハードなジャズなどはむかないから自然チェロの演奏が多くなる。好きだから前にも紹介したけど、10日に1回くらいで一番多く聞くアルバムがこれ。Ofra Harnoyが弾くヴィヴァルディの協奏曲とソナタ、ソナタが6曲、協奏曲が25曲、CD5枚組のアルバム。



福与かな音色落ち着いたメロディがなんとも心を和ましてくれる演奏です。チェロのソロだとバッハの無伴奏組曲が一番有名で、私も6人ぐらいの奏者のアルバムを持っていて、チェロを聴く人はたいていこれぐらい持っているのでないだろうか。これも人によってずいぶん印象が違うってこれは好みが分かれて面白い。
バッハだけでなくヴィヴァルディのチェロもそうなりつつあるのかなな、ソナタを演奏したアルバムをほかに2つ持っていました。

一つはビルスマが古典チェロでソナタを弾いたアルバムでこれはハーノイと同じ曲6つ、だけどづいぶん感じが違うから面白い。



もう一つがラープ・テル・リンデンという人が弾いているソナタ集で9曲、こちらは少し硬質になるというか重厚感が増します。



協奏曲の方はほかには持っていないから一寸探ってこれを買ってみた。ハーノイとは5曲同じ曲を演っているけれどづいぶん違ってきこえる。アンサンブルのアレンジが違うからか、何度も聞いているうちに違い方がわかってくるのだろう。
これってアンサンブルの楽しみかもしれない。ということでしばらくこちらも聞きこんでいこう。

二つでは違いもよくわからないから、もうちょっと探してポチッって見たからそちらはまたあとで。

Cello Concertos ANTONIO VIVALDI / Roel Dieltiens Ensemble Explorations

Cello – Richte van der Meer, Roel Dieltiens (tracks: 1 to 9, 13 to 18)
Cello [Violoncelle Piccolo] – Roel Dieltiens (tracks: 10 to 12, 19 to 21)

Contrabass – Anthony Woodrow
Design, Layout – Relations, Arles
Ensemble – Ensemble Explorations
Harpsichord, Organ – Attilio Cremone


1 Concerto En Ut Mineur / C Minor / C-moll, RV 401
2 Concerto En Sol Mineur / G Minor / G-moll, RV 417
3 Concerto En Si Bémol Majeur / B Flat Major / B-dur, RV 423
4 Concerto En Ré Mineur / D Minor / D-moll, RV 405
5 Concerto En Ut Majeur / C Major / C-dur, RV 400
6 Concerto En La Mineur / A Minor / A-moll. RV 419,
7 Concerto En Sol Majeur / G Majeur / G-dur, RV 415
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八つ目は節句

2018-03-01 17:14:29 | 
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