昨日の「夢の扉」(TBS、午後6:30-)を見ました。
炭素繊維を使って水質浄化に取り組む小島昭先生の話でした。
炭素繊維は21世紀の先端素材と言われ、以下の特性が紹介されていました。
①高熱に耐える
スペースシャトルの材料にも使われている
②軽い
自動車の部品に使われている
③水質浄化
これは小島さんが初めて明らかにした特徴とのことです
小島さんは、2006年5月に猪鼻湖(静岡県)で、炭素繊維を使った資質浄化を始めました。100束を水中に沈め、2年後には水の透明度が15cmから2mと6倍以上回復しました。引き揚げた炭素繊維には、ホヤがびっしりとついていました。2年前にはいなかった天然うなぎの稚魚も戻っていました。
炭素繊維は、光など外部エネルギーを受けると超音波を出すのだそうです。
最初に細菌とバクテリアが集まって生物膜を作り、そこへこの反応でアンモニアが付着し、それを微生物が食べ、さらに他の生物が食べと連鎖が生じ、水質浄化となるということでした。
炭素繊維は1本が7ミクロン(髪の毛の1/10)の太さのものを、1束に12,000本使用します。
猪鼻湖の水に炭素繊維を入れた実験では、24時間で水が透明になり、炭素繊維の重さは100倍以上になっていました。
小島さんは、この方法で日本全国200ヶ所以上の水質浄化をしてきたそうです。
今回は、中国の蘇州の水路に、日中共同プロジェクトで水質改善に取り組みました。
蘇州の水路は、生活排水や工業用水、下水の影響で、ヘドロが発生するほど汚濁が進んでいました。
ロープ吊り下げ方式で、1m間隔で10mにわたり100束を水路に沈めます。
1ヶ月後、蘇州を再訪問したところ、炭素繊維の周囲に魚が戻り、炭素繊維には魚の卵がたくさん産みつけられていました。
小島さんが「MY GOAL」を書いていらっしゃいました。
「2020年までに、炭の力で世界中の水を透明にしたい 小島昭」
炭素繊維で水質浄化ができることを、この番組で初めて知りました。
炭素繊維を使って水質浄化に取り組む小島昭先生の話でした。
炭素繊維は21世紀の先端素材と言われ、以下の特性が紹介されていました。
①高熱に耐える
スペースシャトルの材料にも使われている
②軽い
自動車の部品に使われている
③水質浄化
これは小島さんが初めて明らかにした特徴とのことです
小島さんは、2006年5月に猪鼻湖(静岡県)で、炭素繊維を使った資質浄化を始めました。100束を水中に沈め、2年後には水の透明度が15cmから2mと6倍以上回復しました。引き揚げた炭素繊維には、ホヤがびっしりとついていました。2年前にはいなかった天然うなぎの稚魚も戻っていました。
炭素繊維は、光など外部エネルギーを受けると超音波を出すのだそうです。
最初に細菌とバクテリアが集まって生物膜を作り、そこへこの反応でアンモニアが付着し、それを微生物が食べ、さらに他の生物が食べと連鎖が生じ、水質浄化となるということでした。
炭素繊維は1本が7ミクロン(髪の毛の1/10)の太さのものを、1束に12,000本使用します。
猪鼻湖の水に炭素繊維を入れた実験では、24時間で水が透明になり、炭素繊維の重さは100倍以上になっていました。
小島さんは、この方法で日本全国200ヶ所以上の水質浄化をしてきたそうです。
今回は、中国の蘇州の水路に、日中共同プロジェクトで水質改善に取り組みました。
蘇州の水路は、生活排水や工業用水、下水の影響で、ヘドロが発生するほど汚濁が進んでいました。
ロープ吊り下げ方式で、1m間隔で10mにわたり100束を水路に沈めます。
1ヶ月後、蘇州を再訪問したところ、炭素繊維の周囲に魚が戻り、炭素繊維には魚の卵がたくさん産みつけられていました。
小島さんが「MY GOAL」を書いていらっしゃいました。
「2020年までに、炭の力で世界中の水を透明にしたい 小島昭」
炭素繊維で水質浄化ができることを、この番組で初めて知りました。
turenaiikkeiさんもご覧になったのですね!
小島先生の炭素繊維は、生き物ではないので、生態系との関係もあまり考えなくていいし、良い方法ではないかと思います。広がってほしいですね。
炭素繊維の特性は誇張されすぎ。化石炭素は人類の敵。地球温暖化に宣戦布告せよ。
炭素繊維は、水に濡らすと弱くなるのですか?
知りませんでした。
教えてくださって、ありがとうございます。
一言で炭素繊維といっても様々なタイプがあります。製品によってはナノ粒子状のものを使用する場合があり、これは石綿同様の危険が指摘されています。また複合材となるとリサイクルが難しいもので、廃棄に関する問題もあります。
簡単な工学的知見があればこのようなメリット・デメリットはわかるのですが…。技術の進歩に対して使用者(消費者)もその技術に対する認識を”考える”力を持つべきかもしれません。
科学技術や理論ばかり先行して、肝心の”人々”が進化しないのでは、問題の認識を誤ったり見過ごしたり、問題そのものを新たに起こしかねません。
非常に難しいことですが、大切なことです。
核兵器も、1人の天才の理論に対して人々が愚かだった為に生まれたのですから…。
新しい技術もメリットとデメリットがあるのですね。
たくさん教えてくださって、ありがとうございます。
よい情報があれば何か教えてくださいwww
私の学校は目の前が猪鼻湖で
実際に小島先生が来てくれて
お話などを聞かさせくれます。
その話によると、炭素繊維は水に濡れても
弱くはなりません。
もちろん水に濡れてから切りたい時は
鋏を使います。