ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「親のすねかじりです!」

2017-04-06 23:24:36 | 思うこと
3日くらい前から肩コリが酷くて、肩甲骨から首筋にかけてバキバキで、
そのせいで、頭も重かったのです。

前日に整骨院の予約を入れておいたのですが、
翌朝になると、少し楽になっていて、
予約しなくても大丈夫だったかな?というレベルになっていました。

考えてみると、前日に予約していく場合、
当日は症状が緩和されている事が多い。

それを整骨院で言うと「そういうもんですよ」と。

心と身体は直結しているので、予約を入れたことで安心して、
身体も軽くなったりするらしいです。

なるほど~と思いました。


今回はみぞおちの辺りで先生の手が止まることはなく
「よし!大丈夫ね」と。

今回の肩こりはメンタル的なものではありませんでした
身体は正直ですね。

「息子が働き始めたんです~」と報告すると
「それはよかった!!」と。


整骨院にくる患者さんは、結構、メンタルをやられて身体に支障が出てしまって
いる人が多いらしいです。

上司の好みの人事。
仕事で成績を上げたら、嫌がらせを受けるようになった。
成績を妬まれ、直属の上司に異動されられた。

理不尽なことが溢れている。

真面目でコツコツタイプはダメージを受けやすい。
どこか「適当さ」を備えていないと社会を渡っていけない時代なのだろう。

そのようなことを言っていました。
まさしくそうだなと思いました。

理不尽なことが多いのは、それだけ周りもストレスを抱えている人が多いのでしょうね。
そのストレスの発散をどこかに求めている。
その標的になってしまうことも。


先生には高校生と中学生のお子さんがいるそうですが、
部活のストレスなどの『発散会』をたまにやるそうです。

話を聞いてあげて、
「そうか、そうか、これでも飲みなさい」って、大人ならお酒といいたいところだけど、
子どもなので、ジュースを差し出すのだとか。

発散させてあげることが大事だからと、言っていました。

それはいいことだなと思いました。

身体に不調が出るほどのストレスを抱えた患者さんを見てきているからこそ、
その必要性を感じるのでしょうね。



先生の周りに、働いていない人が結構いるらしいです。
今ではめずらしいことではないと。

先日、テレビで、アイドルの追っかけをしている人が職業を聞かれ

「親のすねかじりです!親の金で生活してます!」明るく答えたそうです。
悲壮感や罪悪感などのカケラもない。

今はそんな時代になってしまったのか??と驚きつつも

あそこまで、堂々と言われてしまうと、
楽しそうでいいな~とも思ってしまったとか。

これもメンタルをやられてしまっている患者さんを見ているからこそ、
ふと思う感覚かもしれませんね。


その番組は見ていないけれど、そういう姿を映す意図というのは、
「この世も終わりだ」と視聴者が反応するのが狙いなのだろうな。

確かに子どもが働きもせずに遊び歩いているのは親としては、嘆かわしいよ。
それを喜ぶ親はいないと思う。

でも、現実には、何年も部屋に引き篭もって一歩も外に出れない子もいるからね。
精神的に病んでしまう子も。

そういう子を持つ親御さんからしたら、

たとえすねかじりでも、外に出てくれるなら・・・になると思う。
楽しいことがあり、笑顔を見せてくれたら・・・と願うと思う。

世間の感覚とは、ずれてしまっているだろうと思いつつも、
肩身の狭い思いをしつつも、

そう思ってしまう。

それが親なんだと思う。




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