ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

いつでも「帰れる家」

2024-03-27 22:58:51 | 友達

日曜日に、けん太の買い物に付き合いましたが、

ドラムセットの下に敷くフロアマットを百均で購入。

 

 

振動防止です。

私がいつも座っているダイニングテーブルは、けん太の部屋の真下で、結構、振動音が聞こえていたのですが、

ほぼほぼ聞こえなくなりました

効果がなかったら二枚重ねにするつもりだったようですが、大丈夫のようです

 

ドラムセットは、預かりものですが、

もう実家には置けないし、今のひとりぐらしの部屋には置けないし、将来、一軒家に引っ越しでもしたら置けるけど、

その時は新しいドラムセットを買いたいらしいです。

もしかしたら「返して」って言うかもしれないけど、ほぼほぼないと思う・・・と言われたらしい。

 

ほぼほぼ、けん太のものになりそうですね

我が家に置いてあってもいいけど、果たして、けん太はやるのだろうか・・・って思いますが。

でも、あそこのスペース、いろんなものが、積み重ねてあったから、

ドラムを置くことで、あの状態を保つことができるかもしれませんね(笑)

 

「友達」て書いてましたが、たびたび、このブログに登場している「K君」です。

「K君」って誰だっけ?・・・ですよね

 

ざっくり言うと、幼稚園から中学校まで一緒の同級生。

学生時代から、細く長く、なんとなく繋がっていましたが、

今では、夜、たまに話をしている、一番、身近なお友達。

 

高専からMARCHに推薦入学し、ドラッグストアでバイトをしている時に、一般用医薬品を販売できる「登録販売者」の資格を取得。

1年以上の実務経験を積む必要がある「店舗管理者」の資格も取得。

結婚はしないと決め、自分だけ生活できればいいと、就活は行わず。

卒業後も、そのままドラッグストアで働く。

 

その後、都内で念願のひとり暮らしを始める。

近くの大型家電店で働くことに。

 

去年の夏に、「簿記1級」を受けたけど、結果は残念なことに。

そこから、「税理士」を目指すことになり、1日4時間勉強するという日々。

 

知っていたのはここまででしたが・・・今回、新しい情報を得たんです。

また一歩、進んでいました。

 

なんと、K君、今は「会計事務所」に勤めているらしいです。

「税理士」の資格取得のための。実務経験を積みながら勉強できるからと。

 

やっぱり凄いなぁ~努力家ですよね。

 

K君が凄いところは、周りはやっていない環境の中で、ひとり努力できるということ。

進学校の中で張り合うんじゃないんですからぁ。

ほとんどの子が就職する環境の中での大学進学。それも推薦。

働きながらの、1日4時間の勉強・・・・

なかなか出来るもんじゃないですよね。

 

友達はよりによって、けん太ですよ(笑)

いいんですか?(笑)

 

でも、その原動力はなんだろう・・・と思うと、少し複雑な思いがあるんです。

 

家庭環境があまりよくない・・・ということ。

家に居場所がない・・・ということ。

 

だから、1人で生きていくために必死なのかもしれません。

 

K君が幼稚園の頃には既に、両親の関係は冷めきっていたようでして、離婚を考えていると言っていました。

(まだ離婚はしていないようですが)

K君にはお姉ちゃんと妹ちゃんがいるのですが、母親が父親と仲が悪いために、家が女3人の世界になっていたのです。

母親の実家が資産家で、父親は実質、婿養子的な存在だったようで、父親の力が弱かったというのもあると思います。

父親はすでに家庭内で孤立していましたが、K君も、そこに入っていけず孤立していたようです。

 

何故なら、お母さんはK君のこと、ほとんどわかっていなかったのです。

お母さんとは、私は会えば話はするし、ランチもしたことがある仲なのですが、

「〇〇、就活していないみたいなんだよねぇ~どうするんだろう~」と言っていた時がありました。

私はとっくに「K君は就活しない」とけん太から聞いていました。

 

その他も、ほとんどK君のこと、知らなくて、親子の会話がないんだな・・・と思いました。

 

K君の実家が引越しして、前の家がそのまま残っているということですが、

そこに父親が住むかも・・・と言っていたらしいです。

もしかしたら、いよいよ別居?とうとう離婚でしょうか??

 

前の実家では、K君の部屋があったので、たまに帰っても、K君の部屋という「居場所」があったのです。

(ほとんど帰ってはいないようでしたが)

でも、実家が引越してしまった今は、新しい家のどこにも、K君の「居場所」はないのではないかと思います。

 

独立して、自立も自律もできていたとしても・・・

「帰る家」がないとしたら、悲しいです

 

普段は全然、寄り付かなかったとしても、もし、何かあった時に、

「帰れる家」だけは用意してあげられる親でいたいと思います。

 

(現実は、このまま家にいたら、どうしよう・・・なんですけどね

 

 

 

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