先日、ケン太の同級生のS君のお母さんとばったり会いました。
道路の向こう側にいたのに私の姿を見つけて、こちら側に来てくれました。
話するのは、2、3年振りじゃないでしょうかねぇ~
S君とは、幼稚園から中学まで一緒です。
幼稚園の年少の時は、同じクラスだったので、お互いの家を行き来してよく遊んでいました。
当時、子どもが友達と約束する時、親が送迎するのが当たり前だったのですが、
S君のママは、「Sひとりで行くからよろしくね~」と。
S君もなんなく我が家に遊びに来ました。
S君のママは、ケン太に「ケン太君、今度、ひとりで遊びに来れる?」と声をかけてくれて、
初めてひとりで友達に行く経験をさせてもらいました。
帰りもひとりで帰ってきました。
たまには、迎えがてら、ママとお茶しましたけどね。
やれば出来るんだわ~と思いましたね。
ケン太は当時、落ち着きがなく、やんちゃで、すぐどっかへ行ってしまうような子だったのですが、
何故か、品行方正なS君と遊んでいるといい子ちゃんになる(笑)
T君や他の子が遊びに来ると、調子にのって、ベランダから身を乗り出したり、車のボンネットに載ったり(らしい
)
ほんと、目を離せなかったのですが、S君と遊んでいる時は何も心配がなかったです。
ほんと不思議でしたね。
ケン太のこれまでの交友関係を振り返ると、優等生は、S君だけなんです。
皆がそうというわけではありませんが、ケン太は優等生タイプが苦手でして、
私が思うに、ちゃんとしているから?
「そんなことしていいの?」と言うような子とか、いちいち質問してくる子が苦手かと思います。
自分が怒られるようなことばかりするから、同じく、怒られるようなタイプの方が楽だったのでしょうね。
だいたい、「そんなことしていいの?」と言う子は親にそのように言われていると思います。
親がダメということをしている子がいたら気になるわけですね。
いちいち聞き出そうとするのもそうですね。
多分、ケン太はS君と仲良しだったのは、S君はそういうタイプじゃなかったからです。
それはS君のママを見ていたらわかります。
決してS君の選択にダメ出しすることなく、いつも本人の意思を尊重していました。
それにS君のママは、いつも、ケン太のいい面をみようとしてくれていました。
「レゴでそんなのできるの?凄い~」とかね。
だから、S君もそうでして、ケン太の遊びに興味深々だったので、
ケン太はS君といると居心地がよかったのだと思います。
そのS君。一浪したので、今度大学4年生とのことです。
これから本格的な就活が始まると言ってました。
「でも、全部、本人に任せているの~口出しなんてできないしね。
最初の会社にそのままいる時代でもないし、私達の時と考えが違ってきているものね。
親としては、元気で働きさえしてくれたらそれだけでいいわ~」と。
ほんとそうだし、彼女らしい言葉だなと思いました。
就活になると、もう20歳も超えているわけで、こどもは親の言うようには動かないと、
たいがいの親は思い知らされ、本人に任せるしかないとなっているわけですが、
彼女はS君が小さい時から、そうでしたから。
受験の時も、ほとんど口出しはしなかったと思います。
ママは美人で聡明で才女で、翻訳のお仕事をしているんですよ。
S君も、お兄ちゃんもイケメンで優秀でして、超有名私立大学に通っています。
家族仲もよくて、なんとも羨ましい~限りです。
こういうご家庭って、子どもも親と同等もしくはそれ以上と期待して教育熱心になるケースもありますが、
逆に、本人に任せ、自由に育てるケースも多いように思います。
自分が果たせなかった夢を子に託すってこともないからね。
主人は経済的な理由で目指せなかった研究職に、もしもケン太がなることができたらと
期待してしまったんですね。
それで、中学受験熱が入ってしまったという。
そして、それが行き過ぎてしまった。。。
親はどこかで悟るんですよね。
親の思うように子どもは育たないと。
子は親の所有物ではないですから。
操作していたらどこかに歪が出てしまうものです。
S君の家庭といういいお手本があったのに、
「不登校」になるまで、気づけなかったんですよね。
でも、もし、学生時代に表面化せず、この先に出てしまうとしたら、
もっと怖いです。
気づくことができて本当によかったです。
道路の向こう側にいたのに私の姿を見つけて、こちら側に来てくれました。
話するのは、2、3年振りじゃないでしょうかねぇ~
S君とは、幼稚園から中学まで一緒です。
幼稚園の年少の時は、同じクラスだったので、お互いの家を行き来してよく遊んでいました。
当時、子どもが友達と約束する時、親が送迎するのが当たり前だったのですが、
S君のママは、「Sひとりで行くからよろしくね~」と。
S君もなんなく我が家に遊びに来ました。
S君のママは、ケン太に「ケン太君、今度、ひとりで遊びに来れる?」と声をかけてくれて、
初めてひとりで友達に行く経験をさせてもらいました。
帰りもひとりで帰ってきました。
たまには、迎えがてら、ママとお茶しましたけどね。
やれば出来るんだわ~と思いましたね。
ケン太は当時、落ち着きがなく、やんちゃで、すぐどっかへ行ってしまうような子だったのですが、
何故か、品行方正なS君と遊んでいるといい子ちゃんになる(笑)
T君や他の子が遊びに来ると、調子にのって、ベランダから身を乗り出したり、車のボンネットに載ったり(らしい

ほんと、目を離せなかったのですが、S君と遊んでいる時は何も心配がなかったです。
ほんと不思議でしたね。
ケン太のこれまでの交友関係を振り返ると、優等生は、S君だけなんです。
皆がそうというわけではありませんが、ケン太は優等生タイプが苦手でして、
私が思うに、ちゃんとしているから?
「そんなことしていいの?」と言うような子とか、いちいち質問してくる子が苦手かと思います。
自分が怒られるようなことばかりするから、同じく、怒られるようなタイプの方が楽だったのでしょうね。
だいたい、「そんなことしていいの?」と言う子は親にそのように言われていると思います。
親がダメということをしている子がいたら気になるわけですね。
いちいち聞き出そうとするのもそうですね。
多分、ケン太はS君と仲良しだったのは、S君はそういうタイプじゃなかったからです。
それはS君のママを見ていたらわかります。
決してS君の選択にダメ出しすることなく、いつも本人の意思を尊重していました。
それにS君のママは、いつも、ケン太のいい面をみようとしてくれていました。
「レゴでそんなのできるの?凄い~」とかね。
だから、S君もそうでして、ケン太の遊びに興味深々だったので、
ケン太はS君といると居心地がよかったのだと思います。
そのS君。一浪したので、今度大学4年生とのことです。
これから本格的な就活が始まると言ってました。
「でも、全部、本人に任せているの~口出しなんてできないしね。
最初の会社にそのままいる時代でもないし、私達の時と考えが違ってきているものね。
親としては、元気で働きさえしてくれたらそれだけでいいわ~」と。
ほんとそうだし、彼女らしい言葉だなと思いました。
就活になると、もう20歳も超えているわけで、こどもは親の言うようには動かないと、
たいがいの親は思い知らされ、本人に任せるしかないとなっているわけですが、
彼女はS君が小さい時から、そうでしたから。
受験の時も、ほとんど口出しはしなかったと思います。
ママは美人で聡明で才女で、翻訳のお仕事をしているんですよ。
S君も、お兄ちゃんもイケメンで優秀でして、超有名私立大学に通っています。
家族仲もよくて、なんとも羨ましい~限りです。
こういうご家庭って、子どもも親と同等もしくはそれ以上と期待して教育熱心になるケースもありますが、
逆に、本人に任せ、自由に育てるケースも多いように思います。
自分が果たせなかった夢を子に託すってこともないからね。
主人は経済的な理由で目指せなかった研究職に、もしもケン太がなることができたらと
期待してしまったんですね。
それで、中学受験熱が入ってしまったという。
そして、それが行き過ぎてしまった。。。
親はどこかで悟るんですよね。
親の思うように子どもは育たないと。
子は親の所有物ではないですから。
操作していたらどこかに歪が出てしまうものです。
S君の家庭といういいお手本があったのに、
「不登校」になるまで、気づけなかったんですよね。
でも、もし、学生時代に表面化せず、この先に出てしまうとしたら、
もっと怖いです。
気づくことができて本当によかったです。