ケン太、今日は行きました
起きるんだか起きないんだかわからない状態だったけど、
どうにか起きてきて、残り少ない時間の中でシャンプーしていた。
「ハチマキ知らない?」
「知らないよ」
結局、見つからず、諦めたよう。
去年はスポーツテストの日に、制服に着替えたのに、ハチマキ見当たらずに学校休んだからね。
気にせず行けるようになったのは進歩・・・といいたいところだけど、
ケン太の場合、授業なんてどうでもいい病が進行している可能性もあるから、
かえって、よくない兆候かもね
昨日、ほとんど自分の部屋にいたケン太だけど、
夜の11時くらいに、リビングにいた私の元にやって来た。
「今日って1日だよね?」
「そうだね」
「お小遣いちょうだい」
って手を差し出す。
お気軽に学校休んで、お小遣い請求ですか・・・
悪いけど、母は今、そんな気分になれません。
空気読め!つうの。
そんな視線をケン太に投げかけると・・・
目は口ほどに物を言う?
「いや、やっぱりいい。今日じゃなくていいや」って言って、
私から離れていった。
お小遣い貰うためにも、学校行かなきゃ!・・・てか??
まあ、とにかく登校したので、後半のGW、少し気持ちよく過ごせます。
少し・・・っていうところが、悲しいところだけどね
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