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01肝がんの診断と治療

2007年12月23日 | 肝癌の診断と治療

肝癌の診断は、画像検査、組織検査、腹腔鏡などから診断がつきます。
普通癌の診断は、胃ガンや大腸癌などの小さいうちの癌は組織をとってみてはじめて診断がつくことが多いのですが、肝臓癌は画像検査の結果で判断が付くことも多い珍しい癌です。もちろん、組織をとって診断がつく場合もありますし、腹腔鏡検査ではじめて見つかる肝癌もあります。いろいろなパターンがありますが、まず、早期発見に役立つ検査としては、エコー、CT、MRIの画像検査が行われます。この中でもエコーが非常に無害な検査で、小さい病変を見つけることに優れているので、半年に1度はエコーの検査を受けることは、肝疾患を持っている方にはお勧めと言えましょう。

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