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肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

カルシウム拮抗薬(血圧とかの薬)がインフルエンザ予防になるかもって

2019年01月07日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
2018年5月の記事ですが、この時期に再度検索上位にあがってきたんですね。
カルシウム拮抗薬(血圧とかの薬)がインフルエンザ予防になるかもって話し、この種類の血圧の薬を飲んでいる方はインフルエンザの予防になってる可能性があります。だからといって、インフルエンザの人のそばに近づいたり人混みへわざわざ入ったりはしないようにして下さいね。

以下メディカルトリビューンさんからの引用です。
https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0529514437/

Ca拮抗薬がインフルエンザ感染を抑制 2018年05月29日 06:00
 北海道大学大学院細胞生理学教授の大場雄介氏、講師の藤岡容一朗氏らの研究グループは5月23日、「カルシウム(Ca)チャネル」がインフルエンザウイルス感染の鍵となる受容体蛋白質で、降圧薬のCa拮抗薬には同ウイルスの侵入と感染を防ぐ効果があることを発見したと発表。結果の詳細はCell Host Microbe(2018年5月10日オンライン版)に掲載された。
ウイルスと結合するカルシウムチャネルの機能を抑制
 大場氏らは以前、インフルエンザウイルス感染においては、細胞外のCaイオンの流入によって生じる細胞内のCaイオン濃度の上昇が重要な役割を果たすことを報告している。今回の研究では、細胞外のCaイオンを細胞内に取り込む蛋白質「Caチャネル」に着目し、同ウイルス侵入との関連を調べた。
 高血圧治療に用いられるCa拮抗薬は、Caチャネルの機能を抑制する働きを持つ。同氏らが培養細胞にCa拮抗薬を投与したところ、インフルエンザウイルスの侵入と感染を抑えることが分かった。また、インフルエンザウイルスはCaチャネルに結合し、この結合が感染の成立に重要な役割を果たすことも明らかになった。さらに、Ca拮抗薬を投与したマウスでは、インフルエンザウイルスへの感染が抑制されたことから、生体内においてもCa拮抗薬はインフルエンザウイルスに対する効果を発揮することが示された。
 今回の研究により、Caチャネルがインフルエンザウイルス感染において鍵となる受容体蛋白質であることが明らかとなった。今後は、Caチャネルを標的とした、同ウイルスに対する新たな治療薬の創出などが期待される。

逆襲のシャアのνガンダムできました

2019年01月07日 | 映画 模型 プラモデル
 
 
 
 

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逆襲のシャアに出てくるガンダム。νガンダム(ニューガンダムと読みます)をつくりました。
RGはまだでてないけど、144分の1でしっかりつくれました。RGになると関節の動く範囲が広がったり、コックピットが開いたり手が開いたり閉じたりもするんだろうけど、ポーズを取るなら充分かっこいい感じでした。