宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

国民健康保険運営協議会の答申を市長に提出

2007年10月30日 | 福祉
 8月に市長より諮問されていた「大和市国民健康条例の改正」についての協議会答申書を市長に提出しました。

 内容は、小児医療費助成制度の対象年齢が拡大された改正に伴うものや、後期高齢者医療制度の創設に伴って、国保加入者の高齢者の窓口負担を2割にするなどです。

 医療費助成については、大いに結構ですが、後期高齢者医療制度については、いま、その実態が明らかになるにつれて、怒りが湧き上がっています。少ない年金からの保険料天引きはひどすぎる、長生きはいけないことなのか、など悲痛な声が上がっています。 さすがに自民・公明の連立政府も、当面、一部凍結を言い始めています。

 私は、会長ですから、委員のみなさんが十分審議出来るよう配慮しつつ、自分の意見も述べさせていただきました。

 今日の答申書には、経済的な支払困難者以外の滞納一掃への努力を求めるなどの付帯意見のほかに、「後期高齢者医療制度は高齢者に耐え難い痛みをあたえるもので認めがたく、それに関わる条例改正は反対」との少数意見をつけました。

 懇談のなかで市長は、ガン検診向上など市民の健康増進について熱く語っていました。

ストップ改憲・なくせ貧困・雇用守れ 10・28大集会!!

2007年10月28日 | 議会
 台風一過の晴天の下、東京台東区の亀有中央公園で表題の大集会が開かれ、大和からも連れ立って参加しました。 私にとって、このような大集会の参加は、実に久しぶりで、会場では、暑かった参院選挙で苦楽を共にした「青年医師・谷川智行さん」にバッタリお会いして堅い握手をしました。彼は、今度の総選挙では、東京の候補者になる予定です。

引地台小学校の体育館で宿泊

2007年10月27日 | 折々のこと

 午後の「宮應ふみ子の議会報告」の後、所用を済ませて、引地台小学校の体育館で行われている大和市災害ボランティアネットワーク主催の「2007災害体験非難訓練」に参加しました。

 雨の中、いろいろな訓練を既に済ませて、丁度、それぞれが持ち寄ったインスタント食品での夕食の時間でしたが、ボランティアさん特注の豚汁がふるまわれ、おいしく頂きました。 その後、障害者団体、他の災害ボラ、落語、ピアノの弾き語りなど等盛りだくさんの催しがあり、やっと10時過ぎに消灯となりました。外は台風襲来で、かえって我が家は大丈夫かしらと心配になったほどです。

 明日は、朝早くの仕事があるので、皆さんにご挨拶しないで帰りますと断って何枚もの災害用の毛布に包まって眠りにつきました。

 阪神淡路大震災を教訓にと始めて、今年で10回目、役員の皆さん、お世話様でした。宿泊体験者は14,5人で、私は3回目でした。


地域で議会報告会

2007年10月27日 | 議会
 自宅のすぐ後ろの「下草柳コミセン」をお借りして、「9月議会報告と皆さんのご意見をお聞きする会」を開きました。あいにくの台風による大雨でしたが、事前に配布したビラをみたという方もお出でいただきました。

 コミセンの有料化に反対したこと、補正予算に組替え動議を出したこと、9億円にも上る生涯学習センターの大規模改修に対する共産党議員団の考え方など「報告書」を事前に作って、なるべく皆さんとの懇談に時間を割くようにしました。

 大きな関心をよんだのが、大和駅前再開発問題で、もっと情報を知りたいという声が上がり、早速、情報収集しなければなりません。

三日目は、大阪府豊中市の視察

2007年10月25日 | 議会
 豊中市での視察は、「文化・商業インキュベーション施設、B-FLAT,及び地域商業起業塾について」と「とよなかインキュベーションセンター及び創業・起業支援事業について」と欲張ったものです。

 豊中市は人口約39万人、大阪の衛星都市の一つですが、大きな歓楽街がないそれだけでも羨ましく思いましたし、たくさんの「まちづくり組織」が活動し、商店街の活性化と連動しているとのことです。市役所での説明、現地視察を2箇所しましたが、今は各自治体のHPが充実し、事前に事務局が「膨大な量の資料」を用意してくれての視察でしたが、やはり、この目で現地を見、話を聞くことは必要です。

 商店会への支援は、どこでもありますが、ここでは、行政が、営業上の相談など個店への支援もするとのことや起業を目指す市民に元の公民館を利用しての場所の提供などあり(TMOへの委託)、思わず、商工会議所は何をしているのですかなどと質問してしまいました。この日は、ハードスケジュールで、昼食は1時過ぎになりました。全員無事に新横浜駅に到着したのは、午後5時でした。
少々お疲れ気味です。

委員会視察二日目は伊丹市

2007年10月24日 | 議会

 兵庫県伊丹市では、教育特区「ことば科」についての制度を伺いました。小泉内閣の構造改革の一つに「特区」制度がありまして、大和市では、「福祉特区」を申請して、「移送サービス」が行われていますが、伊丹市では、学校の授業で「ことば科」を設けているのです。

 授業時数は限られているので、何を削っているのかとの質問には、「総合」の時間だそうです。 最近、文科省は「総合」の時間を削る、なくすなどの方針を出していましたっけ。 説明をしていただいた教育委員会の職員さんは、「教育企画担当」で、「関西のおばちゃん」的な、エネルギッシュな中学校教師出身の方でした。(誰かが宮応サンみたいだって!) 

 なぜ特区申請をしたのか・・こどもの学力の基本には、聞く、書くなどの言葉の理解が欠かせないこと、国語の授業のほかに力をつけたいとの発想からだそうです。 教材、カリキュラムなど全部独自の手作りで、ここにご苦労があるのですが、俳句や和歌などを取り入れ、 結構、子ども達は喜んで取組んでいるようです。
 マスコミにもたくさん取り上げられて、伊丹市の行政視察は、殆どこれだそうで、ご苦労さまです。 

 私は、ことば科もなるほどと感心しましたが、「教育企画担当」というセクションに興味を持ちました。 企画部は大和市にもありますが、教育にも企画担当を持ち、企画だからこそ、行政の縦割りの弊害を乗り越えて、学校現場はもちろん、市長部局とも文字どおり縦横に相談し合える体制だそうです。

 ちなみに翌日は、例の文科省の「全国学力テスト」結果発表日です。

 伊丹市は関西淡路大震災で大きな被害を受けましたが、今は観光にも力を入れています。午後は、ぜひ、酒造など観光資源も視察してほしいとのことで、美術館、酒造現場、酒蔵通りなど町並みを拝見しました。

 大和市へお出でいただいた方々には、さしずめ人口密集地にある厚木基地の実態や泉の森をご案内したりするようです。

 

 

 


文教市民経済常任委員会の行政視察に参加

2007年10月23日 | 議会

 10月23、24、25日の2泊3日の日程で、常任委員会の視察に参加しました。
 23日は、大阪、柏原(かしはら)市でここには「大阪教育大学」などがあり、将来、教師をめざす学生がボランティアで、放課後、子ども達に勉強などを教える「スタディ・アフター・スクールモデル事業」、学童保育などの留守家庭対策事業とは別に、全家庭に希望を募って、授業が終ってから別の教室を使って、宿題や勉強をするというものです。 

 保護者からは、宿題を済ませ、勉強のくせがついてよい、と好評だそうです。また、教職をめざす学生からは、教育実習だけでは得られない貴重な体験でうれしいとの感想が寄せられているとのことです。

 市役所での説明の後、学校現場を見学しましたが、子どもも学生もイキイキしていました。 ちなみに費用は、無料とのことで、「受益者負担」などの声はないそうです。

 学童保育の様子も見せていただければ、もっとよかったなと後悔しました。


泉の森ミニウォーク

2007年10月21日 | 折々のこと
 定例の第3日曜日平和デモに参加した後、昼食をとって午後1時から泉の森にみんなで出かけました。

 出発時に、「健康指導員」から、ストレッチの指導を受け、イザ、出発! 森のなかでは、「樹木医」からの説明を受けたり、シイタケのほだ木を見たり、(いろいろな特技を持ったメンバーが多いのですよ、ウチの仲間は。)

 主婦の皆さんには、午後からイベントはありがたく、参加者は20人にものぼりました。
 秋とは言え、まだ暑かったのですが、楽しいひと時を過ごしました。

大和駅9条の会に参加

2007年10月20日 | 平和、憲法,
 テロ特措法の期限切れ問題など、国会が慌しくなっていますが、「憲法9条守ろう」の声を大きくしたいと思っています。

 大和9条の会では、市内の身近な所でつどいをするとのことで、深見や中央地域の集まりを「大和駅9条の会」と銘打って開かれ、お声をかけて頂き参加しました。 
 米国人が作ったDVD「日本国憲法」を観て、お二人の方の体験談をお聞きし、懇談しました。 DVDは、世界で日本の憲法9条がどのように見られているか、アメリカ、韓国などの識者の声を数多く載せ、「一国平和主義」どころか、平和への基礎、第一歩と尊敬されていることを実感させるものでした。

 ぜひ、多くの方に見ていただきたいDVDです。

怒り沸々、後期高齢者医療保険制度!

2007年10月17日 | 福祉
 午後1時半から、横浜市鶴見の鶴見会館で、「後期高齢者医療保険制度」学習会が開かれ、堀口議員と参加しました。

 会場いっぱいの学習会には、高齢者団体の方々もたくさん見えられていて、講師の話に、相槌を打ったり、ため息をついたり・・。 ちょうど、私が9月議会の一般質問でとりあげた問題です。 高齢者だけを括った医療保険は世界に例がありません。 とり漏れが無いようにと少ない年金から天引き、75歳以上の方からだけでは「不公平」とばかりに、ついでに65歳以上の国保加入者の方からも国保料を年金天引きするというのです。 

現在、国保では保険料滞納者から保険証と利上げが大問題になっていますが、大和市の発行は資格証844件、短期保険証4016件で神奈川県下で突出しています。 しかし、70歳以上の高齢者に資格証発行はしないことになっているのに、新制度では、情け容赦なく保険証取り上げもするのです。

 「一体全体、こんな悪法を誰がつくったのか?それは自民・公明です!」 

 さすがに、政府与党からも、見直しの動きが出始めていますが、当然です。
 神奈川県後期高齢者医療保険広域連合では、11月の会議で保険料を決めるそうですが、ほとんどの自治体からは市長、議長が広域連合議員として選出されていて、今までの会議では、ほとんど発言がなく、するのは鎌倉市から選出されている共産党の吉岡議員とのこと、そんなシャンシャン会議で高い保険料が決められてはたまりません。

 保険料減免制度もぜひ必要です。 傍聴をと思っても、傍聴席は10席程度とは! 「国は応分の負担をすべき」の内容で大和市議会は、9月議会で意見書を提出しましたが、意見書提出は意外と少なかったようです
。 

米軍再編と厚木基地の爆音シンポ

2007年10月14日 | 基地
 10月14日、午後、渋谷学習センター3Fホールをお借りして、「空母艦載機の岩国移転、横須賀の原子力空母配備で爆音被害はどうなるか?」の内容で、講演会を行い、その後「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」の総会が行われました。

 講師は、元参議院議員小泉親司さんで、厚木基地、キャンプ座間、横須賀基地、岩国と連帯した運動の必要性、岩国に移転しても厚木基地の爆音はなくならない実体、実情に参加者一同納得。

 総会では、第4次厚木爆音訴訟の参加者からの発言、12・2座間集会の訴え、来年5月18日に大和駅東側プロムナードで第20回節目の神奈川ピースフェア=大和平和まつりの開催など活発な意見交換で総会を閉じました。

 皆さんと「成功を祝してカンパーイ!」と相成りました。

9月議会報告イン新婦人

2007年10月13日 | 議会
 新婦人大和支部の方々から、「コミセンの有料化」と「紙オムツ」「ごみ袋の値下げ」などについてどうなったのか聞きたいとのご要望が寄せられ、堀口議員と事務所に伺いました。

 紙オムツは、新婦人のみなさんが要望したように、「レジ袋で年齢制限なし」で8月実施となって、有料ごみ袋費用が1959万円減額、コミセン有料化条例は、共産党議員団のみ反対で可決されてしまったこと、そのため、共産党議員団としては、それを含んだ補正予算に組み替え動議を出して反対したこと、大木市長が選挙で訴えていたごみ袋の値下げについては、10月広報で市民アンケートを行っているのでぜひ投函をとお願いしました。

 ごみアンケートについては、値下げの幅、意見を書くところがほしい、コミセンアンケートは、いくら言っても「聞く耳持たぬ」で、「子育て親子の集まり」も児童館(学習室)でやれとは全く実態を知らないと憤慨していました。

 他からも話を聞きたいのご要望をいただいていますので、議員団で手分けして「出前報告会」をおこないます。お気軽にお声をかけて下さい。

神奈川土建大和支部の対市懇談に同席

2007年10月10日 | 街づくり
 「姉歯事件」などに代表される建築の耐震偽装事件等の再発防止のため、建築確認、検査を厳格化するための6月20日の建築基準法の改正されました。

 しかし、その影響で、確認業務が停滞し、8月の新設住宅着工戸数は前年同月比43.3%減の6万3,076戸となった(国交省発表)。これは年率換算値73万戸で史上最低とのことです。(7月は23.4%だったので、更に悪化したことになります。)

 偽装の再発防止は、大変重要ですが、軽微な不備や変更は訂正印による補正、書類提出でとの国交省の運用通達について、大和市の実態はどうかと、神奈川土建大和支部のみなさんと建築指導課との懇談に同席しました。

 大和市では建築確認業務は、8割(1000件)が民間事業者、2割(160件)が大和市がおこなっていましたが、ここへきて、民間が900件、大和市300件と大和市が増えています。建築確認審査期間の長期化は、工事着工を遅らせ、それは工期の短縮に繋がり、賃金・労働条件・安全面の悪化にも繋がり、施主にとっても無関係ではありえません。

 懇談では、概ねスムーズに進んでいるように感じられました。必要に応じて懇談や説明会など行うことを確認しました。

イオンの「こどもーる」に行ってきました。

2007年10月09日 | 教育、子ども
 
 10月1日から、市役所横のイオンの4Fエスカレーター脇の一隅に、厚生労働省の子育て支援のメニューである「集いの広場」事業の大和版「こどもーる」が開所しました。(もう一箇所はつきみ野サティーの中にもあります。)

 両施設ともNPO法人が運営を請負っていますが、4時過ぎに伺ったのですが、保育士と栄養士さん、2組の親子が遊んでいました。

 車で来た方には判りやすい場所ですが、自転車や平面駐車場利用の方には判りづらい所です。(まあ一度来れば判りますが)

 「こどもーる」は、いいネーミングです。公募大好きな担当者の案だとか、グーです。多くの親子に利用されることを願っています。 

 その一方で、神奈川県は、小児医療費助成制度の対象を小学校入学前までに拡大することと引き換えに、3歳までに一部負担金制度を導入しようとしています。これは、子育て世代に大きな負担を強いることになるのではないでしょうか。 

ストップ!原子力空母首都圏シンポジュウム

2007年10月08日 | 平和、憲法,
 横浜市中区の関内ホールで、開かれた首都圏シンポには、会場いっぱいの参加者であふれ返りました。

 主催者は、「11万人が集まった沖縄のように原子力空母ノーで国を動かす闘いを!」と呼びかけ、日本共産党の笠井亮衆院議員と横須賀で原子力空母配備を阻止するための裁判に取り組む呉東弁護士の特別報告。シンポは国際問題研究者の新原昭次さん、県保険医協会の野本医師、放射線防護研究の野口日大講師、その他東京、北海道、千葉、の代表とともに地元神奈川を代表して、大和平和委員会会長の宮應勝幸が挨拶をしました。

 大和、綾瀬両市長、厚木基地爆音期成同盟の鈴木保さん、三宅島寺本村議の連帯のメッセージが寄せられ、熱気あふれるシンポでした。 会場からは「なぜ、こんなにアメリカ言いなりなのか」というやり切れない思いの率直な質問も出されましたが、学べば学ぶほどその感を深くします。 そんな政府は止めよ。止めさせましょう。

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