昨日、6月議会が終了しました。
共産党議員団としては、意見書4件を提出しましたが、ともに自民・公明(その他)の反対で賛成少数の不採択となりました。
①加計学園の疑惑解明を求める意見書
②保育所入所待機児童の定義の見直しを求める意見書
③内部告発者が不利益を受けることなく正当に保護されることを求める意見書
④高等、大学の教育費無償化を求める意見書
「虹の会」提出の2件も、ほぼ同様で賛成少数で不採択
①改正組織的犯罪処罰法の廃止を求める意見書
②マイナンバー制度の廃止を求める意見書
採択されたのは以下の2件です。
①神奈川県最低賃金改正等についての意見書
②乳児用液体ミルクの国内製造・販売に向けた成分規格及び製造基準等の制定を求める意見書
さて、早速生活相談2件に対応しました。
5年程前に他の件でご相談のあったAさんが「困っている」と、私の名刺を握りしめて御相談にみえました。
脳梗塞の後遺症でしょうか、会話と歩行が多少困難。
時間をかけて、事情をお聞きしましたが、住民票がある相模原市の福祉課でのご相談がよいと判断し、
あちらに行って、迷わないように、担当者を探し、私がお聞きした内容をメモにして持たせました。
小雨が降り、足も悪いので、南林間まで車でお送りしました。 私も相模原市役所まで行ければよかったのですが・・・。
午後からは前から継続しての、私も学びながらの御相談です。 各所に電話し、なんとか方向性が見えたかなという所です。
実はこの一週間は、議会は休会です。 来週の6月20~22日の一般質問の答弁書を市側が作成する期間なのです。
骨子はすでに通告し、担当者との打ち合わせを済ませ、議員は、一般質問の原稿を書き上げるのです。
週が明けてみたら大忙し。
18日の国会の会期末を睨んでの「共謀罪」審議の行方に備えて、連日朝の駅頭宣伝を行い、「内心の自由を脅かし、スマホやメールを盗聴する社会、戦前の治安維持法の再来を許してはならない」と訴えました。 また、「国会では自公が絶対多数、皆さんの世論が決め手です」と。
14日から15日未明にかけて、国会は参院の法務委員会の採決は実行されず、本会議で「中間報告」をし、記名投票となりました。
午前1時からNHKが放映するとの事でしたが、結局なし! 自公維新の絶対多数に対して、民・共・社・自の野党4党は、結束して、衆参で内閣不信任案など、あらゆる対策を行いましたが、最終、朝7時半すぎに共謀罪は可決されました。
いても立ってもいられず、15日は桜ヶ丘駅東口で、市民の皆さんに、ビラを配り、「公明党委員長の元で、委員会採決もやらず、異常な禁じ手の中間報告での可決は許されない」訴えました。
昨夜来の余りの異常な国会運営に、駅利用者の皆さんも、「思うところあり。」とビラを受け取って行かれたり、目礼されて行かれました。 いつもと違う雰囲気でした。 「さすがにあれは異常だよ」と。
この怒りを都議選勝利で跳ね返そう、この怒りを皆さんと共有しようと訪問や会議、都議選応援と頑張りすぎて、議会準備に追われている週末ですが、新しい出会いもあり、ルンルンでもあります。
6月18日の国会会期末が迫る中、いても立ってもいられず、「やまと共同行動の会」のメンバーと「私の自由を侵すな 共謀罪no」の国会前集会に参加しました。 12時半中央林間駅集合、国会正門前エリアで2時の開会を待ちました。総勢15人でしたが、「桜が丘駅で、杖をついた男性からビラを受け取り、こんな共謀罪許せない!」と素敵な女性も初参加。 うれしいことです。なんでみんな黙っているのかと怒り爆発とのこと。
会場は、国会議事堂を挟んで4エリアで、最終参加者は1万8千人と発表されました。
同時刻沖縄でも「辺野古新基地建設反対」の集会が持たれていましたが、国会前にはオール沖縄共闘会議の共同代表の赤嶺名護市長はじめ各政党代表が連帯の挨拶をしました。「あきらめないことが、私達群衆の力、国民の力だ」と述べましたが、本当にそうです。 共産党からは笠井亮衆院議員が挨拶し、各野党、市民団体からの連帯の挨拶が続き、3時半に終了、今日はデモはありません。 明日は、澁谷行動があります。なかなか国会に行けず、 議会も始まりと気持ちばかり、焦っていたので思い切っての「参加」でしたが、これでまた力が沸いてきました。 皆さんと一緒に諦めない!! さあ、気持ちを切り替えて、一般質問に全力投球です。
6月1日(木)午後6時半会場で、大和市シリウスメインホールで「ペシャワール会」医師中村哲さんの講演会が開かれ参加しました。
主催は憲法9条の会&戦争法廃止4市共同市民の会。
憲法9条やまとの会は、2006年の創立以来、毎年毎年講演会を行い、中村医師の講演は3回目となります。今までは中央文化会館や保健福祉センターでしたが、今年はシリウスメインホールの1000人の会場で,運営委員会は、参加費1000円で大変気をもんだそうですが、当日は大勢の参加者で溢れ、当日券を求める長蛇の列、前売り券を購入しても、遅く会場に到着された方々は入れず、返金された額も相当な額に上ったとのこと。
ホール内は、ビッシリと埋め尽くされ、一つの空席もありません。 1~3階のホール外ではテレビによる放映がなされました。
中村医師の専門は神経内科ですが、現地では内科・外科も。アフガンのハンセン病・感染症の治療に従事、ペシャワール会は、師の医療活動を支援する組織で全てカンパで賄われていて、当日も会場から多額のカンパが寄せられ、総意でペシャワール会に送られました。
さて、お話は「武器ではなく命の水を」
住民の医療活動の傍ら、原住民と共に大干ばつ対策のために水源確保の井戸掘り、さらに長期復興計画「緑の大地計画」の実施。 映し出された青々とした森に会場からは感嘆の声が沸き上がりました。
いま、あまりにも「金・金・追いかけられるような技術革新」の風潮の中で、一幅の清涼材のようなさわやかさ、このような生き方もあるんだ・・」そんな思いが溢れるばかりの参加者・関心を呼んだのではないでしょうか。
主催者・スタッフの皆さん、お疲れ様でした、ありがとうございました。
しかし、 5月初旬、大和市から各事業所宛に従業員の特別徴収税額決定通知書が発送され、4事業所4名分の内容に誤りがあり、懸念していたマイナンバーの漏洩が発生したとの情報が担当から各議員に情報提供があり、6月6日各マスコミが報道しました。
以下さとう議員のブログより転載します。
3月議会の一般質問で取り上げた「特別徴収へのマイナンバー記載問題」。誤送付があれば、重大情報であるマイナンバーの漏洩がありえ、責任問題になりえると指摘しました。市は「不記載によって、事業所へ不利益を与えるようなことにならないよう、記載していく」としていましたが、記載していたが故に、マイナンバーが漏洩することになりました。その方には、マイナンバーの変更を案内し、変更手続きを行うとのことです。
特別な理由が無ければ変更手続きはできませんが、変更となれば、市民がこれまで通知した機関すべてに改めて通知を行う必要があります。結局、市民に対して負担を強いることになってしまいました。
マイナンバー制度をこのまま妄信的に使うことを選択するのか。今回の議会の議案にも、マイナンバー関連事務の関係で個人情報保護条例の改正が上程されています。マイナンバーからの離脱も検討する必要があります。
個人市民税・県民税特別徴収税額決定通知書の誤送付について(PDFが開きます)
この件については、藤沢市などが市民のマイナンバーは通知書に記載しないとのことです。
6月1日から27日までの日程で6月議会が始まりました。
-
■平成29年6月大和市議会第2回定例会
日 次
月日
曜
開会時刻
会 議 の 種 類
摘要
第1日
6月 1日
木
午前9時
会議録署名議員の指名
会期の決定
諸報告、監査報告
議案の上程
(説明・質疑・付託)
第2日
6月 2日
金
休会
第3日
6月 3日
土
休会
第4日
6月 4日
日
休会
第5日
6月 5日
月
午前9時
付託案件の審査
第6日
6月 6日
火
午前9時
付託案件の審査
第7日
6月 7日
水
休会
第8日
6月 8日
木
午前9時
付託案件の審査
(質問通告書正午締切)
第9日
6月 9日
金
午前9時
付託案件の審査
第10日
6月10日
土
休会
第11日
6月11日
日
休会
第12日
6月12日
月
休会(委員会予備日)
第13日
6月13日
火
休会
第14日
6月14日
水
休会
第15日
6月15日
木
休会
第16日
6月16日
金
休会
第17日
6月17日
土
休会
第18日
6月18日
日
休会
第19日
6月19日
月
午前9時
議会運営委員会
第20日
6月20日
火
午前9時
本会議
一般質問
(公社等の経営状況の
質疑通告正午締切)
第21日
6月21日
水
午前9時
本会議
一般質問
第22日
6月22日
木
午前9時
本会議
一般質問
第23日
6月23日
金
午前9時
議会運営委員会
第24日
6月24日
土
休会
第25日
6月25日
日
休会
第26日
6月26日
月
休会
第27日
6月27日
火
午前9時
本会議
委員長報告
(質疑・討論・採決)
開会前に、全国市議会議長会より議員表彰があり、記念写真を撮りました。 -
30年表彰 私、宮応ふみ子(共産)
-
10年表彰 平田 (自・新政ク)
「教科書ネット大和」からのご案内です。 多くの皆さんの御意見を教育委員会へ届けましょう。
来年4月から小学校で道徳が教科化され(中学校は再来年)、「通信簿」に「評価」されます。 どんな評価をするというのでしょか。大いに問題ではないでしょうか。
その使用する「道徳教科書」の展示が大和市役所で行われます。
ぜひ、皆さん、御覧ください。
昨年、誘われて、大和民商さん主催の「山菜刈り」に参加し、すっかりその魅力にハマってしまい、今年は2回目の参加です。
27日の午後5時に民商前をスタートし、翌日は晴天にも恵まれ、早朝に裏山に出かけました。 朝露に濡れるので、長靴とオーバーズボン、釜かナイフ、取ったゼンマイなどを入れるかごを腰に付けるなど、昨年の経験で学びました。
勇んで行ったのは良いのですが、今年は例年より2~3週間季節が遅く、まだ土筆がめを出していて、ゼンマイやうどなど「不作」とのこと。
それでも、川の清流に生い茂るクレソンをいっぱい取って、お昼はバーべキュウをいただき、水上町営の温泉に入り、ここで子熊が出たと大騒ぎ。 などなど「命の洗濯」をしてきましたよ。
来年平成30年に、国民健康保険制度は全国的に各都道府県単位の運営になります。 日本共産党は、このような都道府県単位の運営には反対で、被保険者(市民)に寄り添った運営をするには、現在の各市町村の運営が望ましいと考え、国の方針には反対してきました。
しかし、計画は進み、来年には移行となりなりましたが、いまだに移行の内容が明らかにされていません。
5月24日、その学習会が開かれ、大和からも議員4人が参加し、学習してきました。 講師が用意してくれた資料を読み解き、大和市の国保の現状・問題点を洗い出し、改悪させてはなりません。
6月議会では、ほりぐち議員が一般質問で市側の対応を質す予定です。
シリウスメインホールを一杯にしての日本共産党演説会には、たくさんの感想文が寄せられました。その多くは「今の政治状況が良くわかり、怒りが募る。共産党に頑張ってほしい」というものです。 5月24日は岡崎ゆたかさんと一緒に、おせわになった事務所や商工会議所などを、5月31日は桜ケ丘地域の方々を訪問しました。 どこでも「すごい人数だったねえ。話が判りやすい。」など、私のほうからは、「スクープ満載に赤旗新聞をぜひ、お読みください。」とお勧めしたり、新しい繋がりが出来てうれしい限りです。やってよかった! 成功してよかった。 意気揚々と次の計画を立てています。