ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

ある光景。。。

2007年06月21日 | ぼやいてもええやん
 3ヶ月ぶりの「腎臓結石」の受診の日。
10時からの診察に、30分ほど早く着いた。
今日は結構待ってはる。

先  生「どうですか?」
ミセスM「この3ヶ月は、すこぶる順調でした」
先  生「そしたら、今度は9月ね。 エコーしますから」
ミセスM「はい」

・・・ということで、結局1時間ほど待たされて、診察は3分もかからへんかった。
最近は、こんな状態が続いている。
石が悪させえへんのはええことやけど、なんだかなぁ。
 
 帰りに、近鉄デパートでお昼を食べることにしました。
入ったおうどんやさんでの出来事。

 一人やったので、中央の楕円形のテーブルに案内されました。
向かいには既に2人組のお客さん。
一人は車椅子で、手足が不自由な様子。
もう一人の付き添いの人は、20歳代の茶髪の男の子。
ピアスもつけている。

 二人は、結構大きな声でしゃべっていた。
話の内容からは、どうも親子や家族ではないみたい。
男の子「○○さんは、××さんと仲がいいですね」
車椅子の男性「そうか、普通やで」
ちょっとたどたどしい口調やけど、はっきりと聞き取れる。
車椅子の男性「耳に穴開けたら、痛いんちゃうんか」
男の子「あははっ、痛そうに見えますか?」

 話の途中で、二人に料理が運ばれてきた。
男の子「○○さん、一人で食べられますか?」
車椅子の男性「箸持たれへんねん」
男の子「そしたら、僕手伝いますわ。 ねぎとわさび入れますか」

 男の子は、車椅子の男性の「ざるそば」を器用に食べさせてあげて、その間もずっと話を続けていた。
車椅子の男性「あんた、食べられへんなぁ」
男の子「大丈夫、ダッシュで食べますから・・・」
男の子は、車椅子の男性が食べ終わると自分の「ぶっ掛けそば」を、本当にダッシュで平らげてしまった。

 その間も、男性が退屈しないように、ずっと話しかけていた。
時間的に段々込んできて、中央の大きなテーブルも満席になってきた。
みんなその光景を、ちょっとびっくりして、でも微笑ましく見ていた。

 男の子「お勘定お願いします。 別々で・・・。」
私は思わず、「えっ」と食べていた「てんぷら定食」から顔を上げた。
レジで男の子は、男性の財布と自分の財布から、お金を出して支払っていた。

 あんな若い今風な男の子やったけど、周りの目をぜんぜん気にすることもなく、ちゃんと介護してあげていた。

 当たり前の光景ナンやけど、・・・ボランティアなんかなぁ。
二人の関係を考えてしまいました。