ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

支部の合同研修会。。。

2016年11月26日 | 社労士の目
 あたしの所属している支部と、大阪いずみ支部との合同研修会があった。
研修部長のH女史からの依頼で、「障害年金請求のツボ」と題して、講演することになってしまった。

 

 初めは障害年金のお話をしようと思っていたけど、基本的なことは社労士として知っていて当たり前。
それよりも、請求するときのために実践的なお話をすることにした。

 2部構成になっており、前半は、大阪いずみ支部のT先生が「職場におけるメンタルヘルス対策について」を講演され、第2部としてお話をさせていただいた。

 
 まだ、開始20分前なのに・・・

 資料もいっぱいつけて、あたしが今までやってきた請求の中でのポイントや知ってた方がいいこと、注意することなんかをいろいろとお話した。
これから、障害年金をやっていこうとされている方の少しでもお役に立てたんかなぁ。
1時間半という時間の中では伝えきれなかったことはいっぱいあったけど、上手くまとめられたとは思うけど・・・。

 でも皆さんに一番感じてほしかったことは、ビジネスとしてとらえる前に、依頼者の生活が懸かっているということ。
判ってほしいなぁぁぁ・・・と思った次第です。
ご清聴ありがとさんでした。











弁護士さんのお話。。。

2016年10月23日 | 社労士の目
 今日は、毎月開いている勉強会あひるの会で、外部講師をお招きしての研修です。
今回は、弁護士の山本峰義先生に、メンタル不調による労災についてお話していただいた。
ちょうど、電通での過労死自殺の1件があったので、かなり突っ込んだことまでもお話していただいた。

 

 労務管理をしているあたしたち社労士にとって、過労死ほど怖いものはない。
しっかりと労働時間を把握している社長がどれほどいるのか。
その必要性をきちんと理解してもらうことのむずかしさは、長いこと社労士をしていると痛感する。
利益の追求は当たり前やけど、その利益を生んでくれている社員を大事にすること、それに尽きるんやけどなぁ。
電通での社員の話を聞いていると、「その仕事が好きやから、辞めたくない」、そんないい社員からメンタル不調になっていく。
新型うつになるような社員は、たぶん仕事に愛着もないんやろなぁ。
ああっ、大事にしたらんと。

 ・・・っと、難しい話で頭がいっぱいになった後は、今度はお腹をいっぱいにしないと・・・。
・・・ということで、勉強の後は、しっかりと懇親会です。

 OMMビルの東天紅で、美味しい中華料理。
景色もよくって、美味しくて、楽しい仲間で、おなかがいっぱいにならへんはずないなぁ。

 

 
 プアールティを入れてもらってます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 

 

 

膠原病友の会。。。

2016年04月18日 | 社労士の目
 膠原病という病気を知っていますか
国の特定疾患、つまり難病に指定されています。
膠原病というのは、病名ではなく、本当は簡単に説明できない病気の数々をさして言いますが、しいて簡単に言うと「自己免疫疾患」とも呼ばれます。

 全身性エリテマトーデス、リウマチ熱、強皮症、皮膚筋炎および多発性筋炎、結節性多発性動脈周囲炎、関節リウマチの6疾患は古典的膠原病と呼ばれています。

 現在ではこれらの疾患に加えて、シェーグレン症候群、混合性結合組織病(MCTD)、ウェゲナー肉芽腫症、高安動脈炎、側頭動脈炎、好酸球性筋膜炎、成人スティル病、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、ベーチェット病、サルコイドーシスなども膠原病関連疾患に含まれます。

 大学病院などの大きな病院の免疫・膠原病内科ではこれらの病気を中心に診療しています。
治療には病気を引き起こすリンパ球の働きを抑えたり、自己抗体が作られるのを抑えるために、副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)や免疫抑制薬が用いられます。

 障害年金を請求するときは、膠原病とひとくくりにしないで、それぞれ身体の悪い部分の診断書を出すことになります。

 今日、その膠原病友の会の大阪支部の事務局にお邪魔してきました。
京都のO先生からのご紹介で、障害年金のお手伝いをお願いしたいとのことで、事務局長さんにお会いしてきました。

 事務局は、なんとうちの事務所から車で15分足らずのところにありました。
事務局長さんご自身も膠原病で、同じ病気を持つ方たちのために頑張っておられました。

 いろいろとお話をお聞きするうちに、何とかお手伝いできればと強く感じずにはいられませんでした。
殆どの方が障害年金のことを知らず、生活に困窮し、将来に強い不安を抱えている。
あたしがいつも感じている憤りを強く、強く感じました。

 突然、何の前触れもなくひどい痛みや、こわばりを感じてや足が動かなくなる。
考えただけでも恐ろしい。
少しでもお役にたてるのなら・・・。

 もっとしっかり勉強して、確実にものにできるよう頑張るぞっ





ホームページのリニューアル。。。

2016年04月18日 | 社労士の目
 今、ホームページのリニューアルをしてもらっています。
それも2件。
たまたま時期が重なった・・・というか。

 1件は、もう10年ぐらいお世話になっている制作会社で、今のHPはちょっと古臭いので、新しいナウい感じにしませんかというお話。
まだリースが2年ほど残っていたけど、思い切ってお願いすることにしました。

 もう1件は、まったく新しいところで、女性ばかりの制作会社。
ここには、障害年金に特化したHPの制作をお願いしています。

 先ほど立て続けに2件の会社から電話があり、頭がパニクってます。
もともとHPの仕様になんて全く知識がないので、全部お任せしないと何が何やらさっぱりわからん。
とにかく、こうしてほしいという要望を目いっぱい出して、わがまま放題言うてるだけです。

 どちらも、スマホにも対応してくれるらしい。
やっぱり最近は、スマホでの検索が増えているかららしい。
今もスマホ対応のは一応あるけど、パソコンのと連動していないので、検索件数が上がらないらしい。
まっ、それももう一つよう判らんけど・・・。

 とにかく、製作費もランニングコストもかかるんやから、きちっとええもん作ってもらわんと…。
更新もせなあかんらしいから、しっかりあたしも頑張らんと…。

うれしい報告。。。

2016年01月09日 | 社労士の目
 正月早々うれしいニュースが飛び込んできました。
昨年10月に提出した障害年金の結果です。
それもお二人。

 お一人は、男性で裁定請求した方でしたが、認定日から遡って2級が取れました。
とても喜んでおられて、「いいクリスマスプレゼントです」と言われてましたが、あたしが「お年玉の福袋の特賞ですね」といったら、その方が当たってる…と。
本当にうれしそうでした。

 これで、少しはお金の心配せずに、治療に専念できます。
頑張って…、い~え頑張らなくてもいいから、ゆっくり治していってください。

 もうお一人は、先月再審査請求のために東京の厚生労働省で審理をしてきた方です。
こちらの方はまだ結果は出でいませんが、更新の時期が来ていて診断書を提出した方です。
再審査請求をするぐらいですから、結果に納得しているものではないのですが、更新請求で2級の改定をすることができました。
これで、再審査の結果が出るまで少しはゆとりが出たものと思います。
まだ、信じられないようで、ラインでの連絡はとても事務的なものでした。

 それよりも、今一緒に住んでいる彼からメールがあり、この件が片付いて一段落したら結婚しますという知らせをいただきました。
何よりもうれしいことです。
病気は一進一退であまり芳しくはありませんが、いつも支えてくれる人がそばにいてくれるほど心強いものはありません。
いつまでも仲良くお幸せにと願っています。

 この方はすでに2年近くかかっているので、早くいい結果が出るようにと祈るばかりです。
えっ、手ごたえは…って、そりゃ、あるに決まってるやん。
ご本人には、言えないけど・・・。








 

仕事納めというけれど…。。。

2015年12月28日 | 社労士の目
 景気もまだいま一つのようで、早々にボーナスの支給額も決まり、年末調整も全部の会社で整いました。
殆どが給与計算をさせていただいている会社なので、いただいた資料から、保険料や扶養家族を確認しながら入力して、サクサクと順調に作業が進み、すべて終了したのが、26日の土曜日でした。

 ダーリンも休出やったので、気兼ねなく仕事ができ、早々に片づけることができました。
後は、最後の給与を今日板金屋の社長に届けるだけです。
これで今年の仕事はお終い・・・ではなかったぁぁぁ。

 障害年金の再審査請求の理由書を書かなあかん。
1月21日に公開審理があるので、絶対に今年中に仕上げなくては…。
いつもなら、まだかまだかと催促があるのに、今回は、なぜかまだ理由書を提出してもいないのに、審理の日程が決まってしまった。
なんでや、なんでや、やり方が変わったんかなぁ。
とにかく大急ぎで、作成せんと…。

 そういえば、去年のちょうど今頃、障害年金のご依頼で電話をいただいたことを思い出した。
プラダーウィリー症候群という珍しい病気のお子さんをお持ちのお母さんからやった。
結果は、障害基礎の1級を取ることができました。

 あたしの仕事納めは、いつも障害年金で伸びてるみたいやなぁ。
ありがたいことです。
感謝感謝。

再審査請求の行方。。。

2015年11月19日 | 社労士の目
 昨日からの雨も上がって、無事東京に着きました。
さぁ、これから厚生労働省再審査請求です。

 

 
 ヨーロッパの街並みみたい

 東京駅から、東京メトロ丸の内線に乗って、厚労省に行きます。
地下から直結しているので、雨にもあたることなく目的地に着きます。

 入り口で身分証と目的を話して、首から下げる入館証をもらいます。
ガードマンのいる横のゲートを開けてもらって、いざ18階の社会保険審査会へ。
合同庁舎は、結構古いみたいであんまりきれいではありまへん。
エレベーターが真ん中にあり、日比谷公園側国会側に分かれています。

 審理を行う審査調整室は、国会側にあります。
確か以前は、うみ側とそら側みたいな名前やったと思うんやけどなぁ。
どっちにしても、すごくわかりずらい。

 受付で名前と、見学したい旨を伝えると、手際よく案内してくれる。
慣れたもんです。
待合には先客がいて、書類を見られていました。

 「今日はあんまり、出席される方いないんですよね」と係りの方が言われる。
皆さんどんな陳述をされるのかを見学したかったので、ちょっと残念。
まぁ、それでもどんな風に進行されるのかも興味があるので、やっぱり見学することにした。
体調が悪くならないように祈るばかり…。

 出席者がいないということで、先に来られた方を見学したすぐ後に順番を回していただけた。
先客は申請人本人で、「うつ」の認定日請求の再審査でした。

 あたしの番が来て、審査長が出席者の紹介をしてくれる。
10人の参与を含め、30人近い人が高校の教室ぐらいの広さのところに入っている。
冷房もないし窓を閉め切っているので、結構暑い。

 審査長が審理を進めていく。
審査官からの質問に答えたり、参与の意見に対して反論したり、質問に答えたりして、審理は進んでいく。
最後に、審査長「他に何か言いたいことがあればお話しください」と言われ、陳述書に合わせて、まとめてきたことを伝える。

 ただ、それだけのことやのに、後から「ああ言えば良かった」と後悔しきり。
まだまだ、修行が足りまへん。

 見学中の出席者は4名だけ。
2名が社労士で2名が申請人本人。
あまり、参考になる内容ではなかったけど、いろいろ勉強させていただきました。
ここまで来なくてもいいように、最初の裁定請求で注意する点がいろいろ見つかりました。
これは収穫です。

 それにしても、審理のボリュームはすごいの一言です。
大体1日で50件はあるそうです。
3時過ぎに一度休憩があり、それから5時過ぎまでその50件を消化しないといけない。

 審査長や審査員は、途中で交代するけど、参与はずっと最後まで担当されます。
本当にお疲れ様です。

 出席については強制でないから、わざわざ出向くことはないけど、やっぱりどう扱われるのかは心配になります。
でも、そんな事案についても、しっかりと参与の方々は、保険者に質問したり、医師に確認したりされていました。
やっぱり選ばれた方々です。
きちんと責任を持って処理してくれてはります。
まぁ、当たり前のことやけど・・・。

 5時過ぎに合同庁舎を出て、さてこのまま帰ろうか…。
せっかく東京まで出てきたんやし、すぐ近くやて言うてたし…。
腰はちょっと痛いけど、お酒はあかんけど、お茶ぐらいなら…。
・・・ということで、S渡君を呼び出しました。

 
 そのポーズ、ええやん

 10分ほどで駆けつけてくれたS渡君は、毎月している勉強会の元メンバーで、今年家族と一緒に千葉に行ってしまいました。
でも、事務所がすぐ近くにあるから、いつでも呼んでください…と言ってくれてました。

 体調を気遣ってくれて、東京駅にあるお蕎麦屋さんでおそばとおでんを食べました。
久しぶりのS渡君はとても元気で、毎日1時間かけて千葉から通っているそうです。

 二人で、いろんな話をして大笑いしながら大阪汁をまき散らしてきました。
帰りにはお土産まで買って来てくれて、涙をちょちょぎらせながらお別れしました。

 
 下町ロケットと半沢直樹のお土産

 また東京に行きます。
新幹線はしんどいけど・・・、今度は飛行機にしよっかなぁ。
とにかく、今度会う時は体調万全で、探してきてくれた黒ビールの美味しいお店に連れてってね。

 そして一緒に、今日の再審査請求の成功を祈っていてください。



 
 


 

無事、終了しました。。。

2015年11月18日 | 社労士の目
 今日、メンタルヘルス研修が無事終了しました。
気も張っていたせいか、わき腹と背中は少し痛みましたが、トイレに駆け込むようなこともなく、楽しく研修を終わらせることができました。

 総務課長さんも、ブログを読まれてたみたいでとても心配していただいていました。
いつも出していただくお弁当は、半分ほどしか食べられませんでしたが、抗生物質と胃の痛みどめのお薬を飲めたこともあって、いつも通りの楽しい研修になったと思っています。

 初めて参加してくれた職員さんが、「すごく面白くて、いっぱい興味が出てきました」といって、帰っていきました。
講師冥利に尽きます。

 あと1回12月に残っています。
きちっと体調を整えて、万全で臨みたい。
もっともっと面白い研修にするぞっ…。

 

今年の合格率。。。

2015年11月06日 | 社労士の目
 8月に行われた社会保険労務士試験の合格発表がありました。
今年はナ・ナ・ナント2.6%やそうです。
去年が9.3%やったので、かなり狭き門となりました。

 受験者数40,712人に対して合格者は、1,051人。
そのうち何人が登録し、開業されるのでしょうか
現在社労士として登録している人は、約4万人なので、まだまだそう多くはありません。

 確かに今後電子化が進み、社労士も今までのように手続き業務だけで食べていけるほど甘くはありまへん。
でもやっぱり中小企業を相手に、労務管理の知識のない事業主を助けていけるのは、社労士しかおらへんし。
インターネットが広がり、いろんな知識を簡単に手に入れることができ、終身雇用が薄れ、会社に愛着のない社員や、権利ばかり主張する社員が増えていることも事実です。

 ブラック企業やCSRの感覚さえない会社も増えてきました。
会社も社員もいろいろと問題があってやりずらい世の中になってきています。

 そんな会社と社員の橋渡しをして、働きやすい職場、働き甲斐のある職場にするのが社労士の役目やと思っています。
意識の高い社労士がどんどん増えてくれるためには、2.6%というのは低すぎへんかなぁ。

 今年の問題はそんなに難しかったんなかぁ。
ちょっと気を引き締めようと思った一日でした。

 




残念です。。。

2015年10月17日 | 社労士の目
 今日は、毎月やっている勉強会の年1回の外部講師の日です。
大阪R病院のU田先生がメンタルヘルスのお話をしていただけるそうです。
昨日自分自身がメンタルヘルス研修をやってきているので、本当に楽しみで興味津々。
どんなお話がお聞きできるのか、研修にもいろいろ使わせていただけるようなお話ならええのに…。

 お話の内容は、ちょっと・・・かなり残念でした。
昨日あたし自身がやった初心者向けの基礎コースの内容でした。
社労士相手にあの内容はないよなぁぁぁぁ。…何てダジャレを言うてるときやないわ。

 時折医師としての体験をお話しされるのが目新しいぐらい。
殆どみんなどこかで聞いてきた、読んでいるお話ばかり。
実際に、あたしがこの会でメンタルヘルスのことを発表したのとほとんど同じです。
残念でした。

 それよりももっと、残念なこと。
このU先生は、あたしがお世話になっているM先生のように、自分の知らないところは患者のことを信用している、患者側に立った先生ではなかったということです。
兵庫県の労災認定医をしてはるそうですが、きっとかなり厳しい判定をされるんやろなぁ・・・と想像できます。

 病院を紹介してほしいという患者さんに、忙しいM先生に代わってお願いできないかと思っていました。
するとU先生は、「自分は、診断書の判定で、3以外に丸を付けたことはない。4なんて人は、一人で病院に来れない人なので、そんな人はほとんどいない。 それに、うつ病というのは、病名ではないので書かない」と言われた。
3というのは、診断書では障害年金を取るのが難しい段階の部分です。
では、一人暮らしの人は、ほかに一緒に病院についてきてくれる人がいない人は、タクシーに毎回乗ってこられるほどみんな裕福ではないですよ。
そう言いたいのをぐっと堪えました。

 自分以外の人間をずっと下に見ている人です。
人を患者を信用していないのです。
だから、あんな言葉が簡単に出るんやと思います。

 すごく残念です。
涙が出そうになりました。
でも、あたしは大人やから、ぐっと我慢しました。
懇親会は、半分ヤケ酒になりました。