今日は、
大腸の内視鏡検査の日です。
もし、ポリープが見つかったら、1日経過観察のため入院しないといけないらしい。
朝から雨も降ってるし、ダーリンが心配して会社を休んでくれました。
昨日の術前食事に加えて、今日は朝から2リットル近い水分を取らなあかん。
美味しいもんならともかく、なんやけったいな味や。
一口飲んで、
「ウゲェ~」って感じ。
ところが二口目からは、何とも気になんなくなりました。
美味しいもんやないけど、最初に感じた苦味とか鉄臭さみたいなのが消えている。
「へぇ~」
ダブルパックになっていて、2種類の粉薬を水を入れた容器の中で、プシュっと潰して混ぜ合わせる。
その薬液をコップ1杯ずつ10分かけて飲むのを3回。
それを3セット続ける。
要するに、9杯の薬液を1時間半かけて飲むということ。
その間普通の水も1リットル近く飲まなあかん。
「お腹が破裂するわ」。
・・・とうまいもんで、その間トイレに行きっぱなし。
結局、お腹をきれいにする下剤のようなもんです。
検査の2時間半ぐらい前に病院へ行き、点滴の針だけを腕にさして手術着に着替えます。
その時に履くのが
穴あきパンツ。
紙パンツの後ろの部分におっきい裂け目があって、そこから検査のための内視鏡を入れるんやな。
何やガサガサするわ、こちょばいわ。
病室のベッドに腰掛けて待ってる。
ダーリンは、百田尚樹の本を読んでる。
時間が来て看護師さんと3人で内視鏡検査室へ。
幅の狭いベットに横になって、若い技師さんがお尻にゼリーを塗る。
痛み止めの薬を点滴に入れてくれるけど、麻酔もしないので、結構痛い。
腸の一番奥までたどり着くまで結構時間もかかったし、かなり痛かった。
「一番奥に着きましたよ。これから見ながら戻っていきます。見ますかぁ?」
もちろん見ますよ。
技師さんと一緒に、モニターで腸の中を見ていく。
抜いていく分には、そんなに痛みは感じへん。
「あ~、でっかいポリープがありますねぇ。え~っと、これは違うなぁ、憩室が裏返ってるんやなぁ」。
結局、ポリープは見つからなかったけど、憩室がたくさんできていました。
憩室というのは、腸の壁が膨らんで小さい袋を作ってしまう病気で、そこに食べかすやらが溜まってしまうと炎症が起きて
憩室炎になるというわけ。
あたしは、もう何度もなっていて、けっこう痛い。
一度なるともう治らないらしい。
ちょうど盲腸の近くと、左のおへその下あたりに、大きいのが一つずつと、ほかにも数か所できていた。
こんなにあるのは珍しいらしい。
今回の痛みもやっぱり
憩室炎やったんかぁぁぁ。
でも今回は、白血球の数値がそんなに上がらへんなんだのに。
いろいろ聞いたり、説明してもらったりと自分のお腹の中を堪能しました。
検査が終わって、車いすで戻ってきたので、ダーリンがすごく心配そうな顔してました。
「ポリープなかったんで、帰れるで」。
ちょっと脅かしたったらよかったかなぁぁぁ。
ダーリン1日付きあわせてごめんね。
まぁ、ある程度予想はしてたけど、原因も解って少しほっとしました。
ポリープがなかったのが何よりです。
後は、17日の受診で先生になんて言われるか…。
とにかく、おなかは空いたけど、・・・やっぱりまだ胃とお腹が痛いわ。