ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

何で税理士やねん。。。

2007年06月05日 | 社労士の目
 行方不明年金のことが毎日、これでもかというぐらいテレビで特集されている。
どのワイドショーを見ても、必ずトップの特集という感じで、どれも同じように、街角に出て国民の意見を聞いている。
それから、年金に詳しい人・・・ということで、社会保険労務士の先生が厚生労働省の怠慢を過去に遡っていろんな角度からしゃべっている。

 そうなんや、確かにそうなんや。
厚生労働省のいい加減な管理のしかたが、こんな重大な問題になってしまった。
大臣たちは、責任のなすりあいをしている。
でも・・・。

 こんなことの無い様にと「基礎年金番号」制が出来たんとちがうん
年金手帳や年金番号をいくつも持っている人が、自分の年金の納付状態を自己管理出来るように、ひいては国が、もっと管理しやすいように・・・と導入されたはずやのに・・・。

 平成9年の導入時に厚生大臣やった管さんが今、自民党の責任を追及しようとしている。
誰が大臣であっても、処理をしている職員にまで目がいくはずがない。
責任逃れや、擦り合いをする前に、何でこんなことが起こったかもっと根本のところを追求するべきや。

 自分たちの「共済年金」だって、どうなってるか調べたほうがええんちゃう?
処理をやってるのは、自分たちの預かり知らん下の人間やでぇ。

 それにしても、私の大好きな「安倍首相」。
松岡大臣が自殺した時に「慙愧に堪えません」・・・といった。
国語辞典によると、「取り返しの付かないことをしたと強く悔やむと共に、自らを恥じること」・・・要するに自分の状態について話す時に用いる言葉。
他人の自殺について話す時の言葉ではない。

 今度の年金の問題についても「弁護士や税理士に入ってもらって、有識者で会議を持ちます」・・・って、何で税理士やねん
年金エキスパートは、社会保険労務士でしょ。
テレビでも、税理士が説明してますか?
もっともっと、勉強して下さい。
あなたは、一国の首相です。