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「さんま」のヤマハ・TZR250。(番外編vol.823)

2016-01-30 11:25:00 | 日記

1988年に先代モデルのヤマハ「TZR250」からフルモデルシェンジを受けて、

後方排気型の「3MA」通称「さんま」と言われるモデルとして登場した、

2代目「TZR250」です。

当時は、とにかくレーサーレプリカ全盛期で、各社凌ぎを削って開発を進めていた時代。

そんな中に登場した1台で、

ヤマハ・レース専用車両「TZ250」の市販バージョンとも言えるマシンでした。

当時、他社の2ストレプリカはすでにV型エンジンに移行していたのですが、

なぜかヤマハだけ並列2気筒エンジンのままでした。

V型エンジンに関しては次に登場する3代目「TZR250R」を待つことになります。

この「3MA型-TZR250」に搭載されてるエンジンは、

水冷式2スト並列2気筒DOHCリードバルブで、排気量が249cc。

腰上のエンジンブロックを逆にしたもので、

チャンバーから後ろは全てシートの下をはしる構造となっています。

最高出力は45psで6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。

ガソリンタンク容量は16リットルで市街地での平均燃費は約20km。

1回での給油で走れる航続距離は約320kmという計算になります。

タイヤサイズはフロント110/70R17 54H TL、リア140/60R18 64H TL。

また、パワー規制を受けて45psに抑えられてるので、

吸排気のパーツ交換で簡単に10ps以上上がる性能を誇っており、

当時、アマチュアが楽しむレース仕様に改造するためのコンプリートキットなどで、

相当速いマシンに仕上げることも可能でした。

この時代はまだボクも「峠」で走っていたので、

このバイクに関しては、細かなことまでいろいろ調べました。

ボクの中での「初期バイクブーム」全盛期でしたからね。(笑)

で、現在の中古市場を見ると、程度の良いもともなると80万円という高額な価格がついています。

ある意味、レア価格となってる状況ですね。

とにかく2ストはデリケートなので十分なメンテナンスを必要とするのですが、中排気量にあって速さは格別です。

今、思い返せば、かつてそんなバイクがたくさん存在していたんですよねぇ。

ある意味、個人的に思い入れの強い、「3MA型-TZR250」は、

ボクにとっては、1991年に登場する3代目「TZR250R」より大きいです。

憧れの1台だったんですよね。(笑)










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