
ボクの様な貧乏ライダーがよく見るのが「Gooバイク」などの激安中古販売サイト。(笑)
実際に買うつもりで見てる訳ではないけど、つい安くて良いものがないか気になって、
意味もなく、色々妄想しながら探しちゃうんですよね。
それが暇つぶしとしては結構楽しい訳です。(笑)
で、ボクなんかは毎日の様に見てるので、どんな車両が安いか段々と分かって来ちゃってます。
その中でも特に気になるのが、このホンダ「VTR1000Fファイアーストーム」。
1997年から2007年までの10年間、ホンダから売られていたオートバイですが、
安いものともなると、大型バイクにも関わらず20万円ほどで買える車両もあります。
ずいぶん前からそうで、基本、いつまでたっても全然値段が上がらないんです。
しかし、スペックを見るとなかなかのもので、水冷DOHC4バルブV型2気筒エンジンの最高出力は110ps、
トルクも排気量が1000ccありますから9.9kgといい感じ。
個人的な好みにはなりますが、デザインに関しても一昔前って感じではあるものの決して悪くはない。
今乗ってても十分に通用するし、少しカスタムしてやればよりいい感じになる気もします。
じゃ、なぜこんなにこの「VTR1000Fファイアーストーム」って安いんだろうとつい考えますが、
そこにはちゃんと理由がありました。(笑)
実は設計に多少の「欠陥」があってアルミ製のダイヤモンドフレームの強度が、
V型2気筒エンジンであるストロークの長いピストンの動きに負けてしまってらしいんですよね。
当時、同じ設計で作られた並列エンジンを搭載したモデルには起こらないまさに不慮の欠陥です。
具体的には100km以上速度を出すと徐々に振動が発生し、
160kmあたりまで来るとハンドル操作に影響を及ぼすと言うものです。
具体的な設計としてエンジンがフレームに対して「吊り下げ式」になってるところに原因がある様です。
これは他でもある設計ですが、初期だったこともあり「強度不足」に気がつかなかったんですね。
ただし、エンジン用サブフレームを付けることで多少軽減することは可能な様です。
まぁ、ボクが乗ってるビューエルのことを考えれば全然許容範囲内ですが、国産に対する世間の目は、
そんな事すら見逃さないんですね。
逆にそれを知ってて乗るなら安く買えますし、社外パーツもそれなりに揃っています。
予算がなくてどのオートバイを買うか?悩んでる貧乏ライダーにとっては、
どう考えるか次第でアリかもしれませんよ!(笑)
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