バイクで言う「デュアルパーパス」とは、オフロードとオンロードの両方に使えるバイクのことを指します。
この「デュアルパーパス」を日本語に訳すと「2つの用途」という意味になります。
その名の通り、舗装路と未舗装路の両方で乗れるバイクなんですね。
さらに細分化すると「マルチパーパス」と「スーパーモタード」に分類することができます。
「マルチパーパス」はロングツーリングを快適に走ることができる車両のことで、
有名なところではBMW「R 1200 GS ADVENTURE」やトライアンフ「タイガーエクスプローラー」、
ホンダ「NC700X」、ヤマハ「XT1200Z」などがあります。
この手のバイクを「アドベンチャーツアラー」とも呼び比較的、年配のライダーに愛される傾向です。
「スーパーモタード」は逆に市街地で乗られるケースが多く、
中型排気量に人気が集中しています。
有名なところではドゥカティ「ハイパーモタード」や、カワサキ「Dトラッカー」、
ホンダ「XR230モタード」や、ヤマハ「XT250X」などがあります。
どちらも基本的にはオフロードとオンロードの両方に使えるバイクということですが、
大半はオンロードで使われているようです。
完全なオンロード仕様のバイクと比べ、姿勢が楽で操りやすいというメリットがあるし、
大半のバイクが2気筒エンジンを主軸としてることで車体が細くて軽く、メンテナンスが容易で、
壊れにくいという特徴もあります。
長いドライブに適しているということですね。
速さを求めるのではなく、ロングツーリングを楽しむバイクだと思います。
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