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スズキが送り出したもう1つのネイキッド、バンディット400。(番外編vol.3244)

2022-05-09 10:18:08 | 日記

1989年に新しいジャンル(ネオクラッシック)として送り出され、その後「圧倒的な人気モデル」となるカワサキ「ゼファー400」と共に、

同年、スズキからも「新提案」として登場させた、もう1つのネイキットモデルとなる「バンディット400」が今日ご紹介する1台です。(笑)

いわゆるカワサキ「ゼファー400」がかつての「Z」シリーズを彷彿させる「リメイクモデル」だったのに対し、この「バンディット400」は、

新しい技術をふんだんに盛り込みつつ、当時人気だったレーサーレプリカとは違う「シンプルなネイキッドスポーツ」として送り出されたスズキ独自のモデルだった訳です。

なので以後、スズキの正式なネオクラッシックモデルとしては、1994年に登場する「GSX400インパルス」を待つ事となります。

で、この「バンディット400」ですが、初期モデルが1989年から1991年までで、この年(1991年〜)にスズキが開発した可変バルムタイミング(VCエンジン)を搭載した、

上級モデルになる「バンディット400V」が追加販売されます。これは一般的な「バンディット400」と併用して販売されていました。

さらに1995年には、いわゆる2世代目となるモデルチェンジがなされ「バンディット400/V」共に、細かな部品の変更がなされます。

最終的には1997年に追加販売された「バンディット400VZ」が送り出され、これをもって廃盤となってしまいます。

この廃盤の原因に関して言えば、結局「ネオクラッシック系」のスポーツバイクに時代が集約され、それ以外のオートバイの人気が失われた事に、

大きな理由があったと考えられますし、スズキ自体も「GSX400インパルス」や「GSX400S刀」もしくは「イナズマ400」など、

他に時代に合わせたネオクラッシックモデルを輩出してた事も廃盤の理由になった気がします。

しかし販売期間中、全く人気が無かった訳ではなく、この「バンディット400」を支持するライダーも当時多く存在していました。(笑)

それが故に1990年にはロケットカウルを搭載した「バンディット400LTD」も追加されてましたし、ホンダの「EVC」や「VTEC」とは機構が違う、

スズキ独自の「可変バルムタイミング(VCエンジン)」もファンにとっては「赤ヘッド」と言われながら人気を博していたんですよね。

それだけでなくスタイルも人気を呼んでおり、並列4気筒エンジンを持つ250ccモデルとして「バンディット250/V」も同時販売されていました。

さらに2000年からは「バンディット1200」と言う大型バイクも販売開始され、かつての「バンディット400」を引き継ぐモデルとして登場しています。

ある種、スズキのオートバイとしては、時代の長寿と見られたバイクだったと言う事です。

で、スペックの方ですが、エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が398cc、最高出力は53psで最大トルクが3.8kgとなっています。

基本的には「可変バルムタイミング(VCエンジン)」を搭載した「バンディット400V」も同じスペックでしたが、

大体、エンジンとして5000〜6000回転あたりから2ストの様な加速が得られ、より強力なスポーツマインドを感じれる仕様となっていました。

またフレームはダイヤモンド式の吊り下げエンジンで、車重は188kgと比較的軽い車体であった事も大きな特徴です。

最後に恒例の中古市場を見て見ますと、大体安いもので40万円あたりから、高いものともなると100万円前後で取引されています。

球数に関しては比較的多く選びしろはあるのですが、どうしても年式が古いですから状態の良いものとなると時間をかける必要がある気がします。

結果として名車とまでは行かずとも良いバイクであるとは個人的に言える気がしますね!(笑)







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