2000年を超えてからの「BMW」って、とにかく登場したオートバイの数があまりにも多く、
また、スポットや限定車として登場したモデルも複数あって、何が何やらよく分からなかったりしませんか。(笑)
ボク的には、その車両の多さとジャンルの複雑さもあって、イマイチよく分からない部分があったりします。
例えば、今日ご紹介するこの「K1200Rアクティブライン」とか…。(笑)
もちろん登場した時期や、その存在は知っていましたが「見た目とネームング」に違和感を感じた1台でもありました。
昔から「BMW」は、ジャンルやシリーズを「アルファベット」で区別してますが、
この「K1200Rアクティブライン」に使われてる「K」シリーズと言えば、ボク的には「ロードツアラー」もしくは、
超大型系の「グランドツアラー」と言うカテゴリーだと考えていました。
さか登れば、懐かしの「K1」に始まり、現在でも売られてる並列6気筒エンジンを搭載した「K1600GT」シリーズなど、
そのイメージはとても印象強いものです。
しかし、2005年から2007年にかけて登場した、この「K1200Rアクティブライン」はどう見ても「ツアラー」と言うより、
普通の大型「スポーツバイク」に見えてしまいます。
であるなら、現在で言えば「S」シリーズに入るのが妥当ですが、当時(2005年〜2007年)はまだ「S」シリーズが無かったので、
仕方なく「K」シリーズに入れたのでしょうか。(笑)
そもそも搭載されてるエンジンは水冷式4スト並列4気筒なので、ボクサーエンジン系の「R」シリーズには属さない…これは間違いないです。
う〜ん、ごちゃごちゃするので、話を整理し基本に戻しますが、
2000年代から2010年代の「BMW」って驚くほど「数多くの新しい車両」を排出しており、
それまでのシンプルだったラインナップが一気に複雑化していきます。
そんな中で登場した1台がこの「K1200Rアクティブライン」だったりするのですが、
現在の並列4気筒エンジンを搭載した「S1000RR」や、強力なボクサーエンジンを搭載した「HP2スポーツ&HP4」より登場が早かった。
ゆえに、どのシリーズにも属さないので「K」に入れて置きましたって事だったのでしょうかね。(笑)
ちなみにスペックを言いますと、エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで最高出力が163ps、最大トルクは13kgで、
乾燥重量が223kg、排気量は1156ccで、ガソリンタンク容量が19リットルとなっています。
とりあえず「スポーツツアラー」と「スーパースポーツ」の中間に属するモデルで、
エンジンがエンジンですから、ある程度のカスタムによってどっちにも「仕様を変えることが可能」なバイクであることは言える気がします。
この時代の「BMW」のオートバイって一体何だったんでしょうね!(笑)
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