Good Frlend!(motovlog)

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スタンダードが求められてる、ホンダ・GB350。(番外編vol.3474)

2023-01-05 12:33:47 | 日記

2021年に登場したこのホンダ「GB350」は販売開始と共に世間でかなり人気モデルとなっている様ですね。この「GB」と言うネーミングって思い起こせば1980年代に

あった「GB250クラブマン」や、その兄貴分の「GB400TT」などからの「復刻」を思わせるモデルでもありますが、もちろん「全てが新しい」ですから細かく見て行くと

一新されてる部分がたくさんあり、それだけに「優れた乗り味」を実現しています。またフォルム的には、一見ぱっと見のデザインにどこか「懐かしさ」を感じるところが

ありますよね。さらに搭載されてる「空冷式の単気筒エンジン」は、一旦無くなってしまった時期があり、その要因ともなった新しい排気ガス規制を、改めてクリアしてる

ところも、流石のホンダと言った感じでしょうか(笑)。とにかく現在では中排気量で圧倒的な人気モデルとなってる「レブル250」に次いで人気があり、新車価格が

安い(55万円〜)事もあって、非常に多く売れてる感じです。そもそもこの「GB350」は、2020年からインド国内で販売されてた「ハイネスCB350」が基本ベースと

なっており、その日本向けと言う流れがあります。それだけに取り立てて速さや多彩な電子制御が組み込まれてるモデルでは無いのですが、結局のところ、この手の

オートバイが人気を集めるって事は、世間のニーズって実はこの「GB350」の様な「スタンダード」なオートバイを求めてると言えるのかもしれません。2015年あたり

から急激にオートバイ人気が高まり、現在に至ってる流れがありますが、最初は、その原動力って「新しい機構や優れたテクノロジー」にあると勝手に感じていましたが、

使われ方がツーリングを主体としてブームとなってる関係上、特別何かに特化したモデルより手軽で「マルチに使えるもの」がウケてる事は間違いない気がしますし、

もしかすると、シンプルで気負わないオートバイが、逆に魅力となり売れる時代になってるのかもしれません。ボクの様なオヤジ世代(現在57歳)だと、どうしても見栄が

働き、パワーのある大型バイクであったり、あらゆる電子制御を搭載した高性能で優れたバイクを求める傾向があるのですが、体力や反射神経の衰えを考えると、実は

この「GB350」の様なオートバイが、自分に合ってるなんじゃないかって気もするんですよね。で、その詳細なスペックを見ていきますと、エンジンは空冷式4スト

単気筒SOHCの2バルブで、正式な排気量が348cc、最高出力は20psで、最大トルクが3.0kg、車重は乾燥重量で180kg、ガソリンタンク容量が満タンで15リットル、

市街地での平均燃費が大体30〜35kmと言う感じになっています。またABSやトルク(トラクション)コントロールが装備されており、メーターはアナログとデジタルの

コンビネーション式が採用されています。さらにフレームはセミダブルクレードル式で、リアサスは2本サス、ホイールサイスはフロント19インチ、リア18インチで、

電装系は全てLEDで、5速MT、また派生モデルとして「GB350S」が(59.4万円)現在追加されて売られています。さらに人気モデルなので社外品も続々と登場しており、

カスタムパーツとしてフォルムの変更関係や、大型のバイザー、USB、専用のETCなどが売られています。で、最後に現在の中古使用を見てみますと、これが驚くのですが、

新車価格を遥かに超える80万円前後で売られてるものから、安くても新車と同等の55万円あたりで取引されてる感じです。これは間違いなく新車の「納車が数ヶ月待ち」と

言う状況が関係しており、直ぐに乗りたいユーザーにちょっと吹っ掛けてる傾向が見られます(笑)。買いやすい価格帯が魅力の1つでもあるので本末転倒な感もありますが、

それだけ人気が高いって事なんでしょうね。さて、今日はそんな「GB350」でしたがいかがだったでしょう!(笑)




コメント (2)
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