Good Frlend!(motovlog)

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1990年代に復活、ホンダ・CB400フォア。(番外編vol.3457)

2022-12-17 00:27:21 | 日記

今日は1974年に登場した名車ホンダ「CB400フォア」の復刻版となり、全く同じ名前を与えられた1997年販売開始の「CB400フォア(NC36)」をご紹介したいと思います。

オートバイ好きなら誰もが知る、かつての名車「CB400フォア」の「ネオクラッシックモデル」となるのですが、その車体の大きさやボリュームから、どちらかと言うと、

もっと古いモデル「CB750ドリーム」に近い印象を受ける車両です。またそれを思わせる「4本出しのマフラー」や丸みを帯びたタンクやサイドカバーは、よりそう感じさせるに

値するものだとも思えますよね(笑)。とにかく1990年代は初頭からこの手の「ネオクラッシック系」ネイキッドスポーツが数多く登場してたのですが、この「CB400フォア」も

そんな時代の1台だったと考えられます。しかし残念ながら「経った4年間だけ」の販売でアッと言う間に廃盤となっており、その存在を知らないって人も結構いるんじゃないかって

思われます(笑)。また搭載されてるエンジンは同時期にあった「CB400SF/BD」のものとは違いレーサーレプリカとして売られてた「CBR400RR(NC23)」から流用されたもので、

それのトルク配分を中低速に振った味付けとなっていました。なので実は「CB400SF/BD」より「高回転なエンジン」を搭載していたのですが、それだけにルックスとミスマッチな

感があって、多分ほとんどの人は走りが「穏やかでスムース」だと思いがちなのですが、実はそう言ったフィーリングも一応兼ね備えてはいましたが、実際は結構「速いオートバイ」で、

いい意味で「ライダーを裏切った仕様」になっていた様です。また見た目は非常にレトロに再現されていますが、至る所に「高品質なパーツ」が使われており、当時の400ccモデルと

しても「高級で贅沢」な仕上がりにもなっていた感じです。ただ上記で書いた通り、残念なことに4年間だけしか売られなかったので「人気がなかったのかな?」とも思えるのですが、

実はそうじゃなくて、その理由って2001年にあった平成11年自動車排気ガス規制で、それをクリアする事が出来なかった事が要因だった様です。またネオクラッシック(再生モデル)

として最初に登場した「CB400SF/BD」はどちらかと言うと「CB750F」もしくは「CB900F」をモチーフにしており、こちらの「CB400フォア」は名称の通り「CB400フォア」の

復刻版となるのですが。よくよく考えてみると、後から登場したモデルが先に登場した復刻モデルより「古い車両をモチーフ」としたことは、当時のユーザーたちが、いかにこの手の

オートバイを求めていたかが強く伺えますよね。で、この「CB400フォア」の詳細なスペックを見てみますと、まずエンジンはNC23型の「CBR400RR」から流用されたもので、

出力を変えずにトルク力を増した、水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブが搭載されており、正式な排気量が399cc、最高出力は規制の53psで、最大トルクが4.1kg、車重は乾燥重量

で210kg、ガソリンタンク容量が15リットルで、市街地での平均燃費が大体17kmとなっています。またフレームはダブルクレードル式で、リアのサスペンションは2本サス、また

機械式のキャブレターが搭載されていたのですが「CBR400RR」とは違う別のものが搭載されていました。さらにフロントブレーキはダブルディスクとなっており、排気マフラーは

4本出し、ホイールサイズはフロント18インチ、リア17インチで、レトロ感を強めるためにスポークホイールが採用されています。またここは意図的なものか?どうなのか分からない

のですが、あえてシート高はたかく設定されており、更に意図的に古いデザインを採用してるので、どうしても股が広がってしまい、あまり足付き性は良くありません。ただしその分

リアに向かって迫り上がったシートは全体の車体バランスが良く、オートバイのフォルムとしては十分にカッコいいです。(笑)で、最後にこの「CB400フォア(NC36)」の現在の

中古市場を見てみますと、大体安いもので90万円あたりから、高いもので200万円前後で取引されている様です。この時代(1990年代後半)のモデルとしては結構お高いですね。

また同じ年式の「CB400SF/BD」よりかなり高額に取引されているのですが、もしかすると、ボクが知らないだけで、かなり「人気がある」と言う事かもしれないです。さて、今日は

そんな「CB400フォア(NC36)」を、ご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)



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