今日は、1976年に「2ストの中型モデル」として登場したカワサキの「KH400」です。そもそもは1972年に登場した「マッハ2(S3)」の名称変更されたモデルで、
ちょうど、国内での免許制度が変更され、小型、中型、限定解除となったばかりの「転換期」に登場します。なので排気量400ccの「KH400」は中型バイクとなります。
また搭載されてるエンジンは「マッハ2(S3)」から引き継がれた「空冷式2スト3気筒エンジン」でしたが、何故か最高出力が2psダウンの42psとなっており、さらに
ホイルベースが若干長くなってて、その分、車重は159kgと重くなり「乗りやすさを重視したもの」へと大きく改善されたものに変更されていました。で、そうそうちなみに
最大トルクは4.32kgとなっています。で、もっと過去を遡るとマッハ時代に「350cc(S2)」モデルがあり「マッハ2(S3)」は、そこからのホアアップ版になるのですが、
とにかく「危険で有名」な車両で、乗れば死ねると言われた「マッハ3(H1)」や、750ccモデルとなる「マッハ4(H2)」の弟分にもあたります。また、そもそも設計自体
はとても古く1960年代の後半に設計されたもので、販売期間中に何度もマイナーチェンジを受けてはいますが、既に登場してた「Z1」や「Z2」などの4スト4気筒エンジン
を搭載したモデルと比較すると、当時であってもフォルムも技術も古い感じがしてたんじゃないかって思われます。しかし、この「KH400」に関しては最終モデルでなんと
1980年まで生産されており、登録では1982年式まで売られていたんですよね。と、言うことで、ちょうどボクがオートバイの中型免許を取得した1983年の前年に廃盤化へと
なっていたので、当時はこのオートバイをよく知りませんでした。ただ、これは個人的に感じていたのが、自分が免許を取得しオートバイに乗り始めた「この時代」って、
オートバイにとって「大きな変革期」であり、それ以前のものは走りにそぐわない「鉄の塊」で、その後に登場するものは「峠を走る事が可能なもの」と捉えていました(笑)
まあ、あくまでボク個人の意識ですが実際もそうだったと思います。例えば、ホンダ「CBX400F」と、その次に登場した「CBR400F」とではデザインを含めは全く違うと
言えるほど技術力が向上していましたし、1番の比較対象をあげれば、スズキの「GSX400E」から、その次に登場した次世代モデル「GSX-R400」とでは比較する事すら
ナンセンスと言えるほど大きく違いがありましたからね。それだけ1980年代に入って、そう特に1983年〜1984年あたりでオートバイそのものが「別物化」されてた気が
するんですよね(笑)。そう考えると1982年までこのスタイルで売られてたこのカワサキ「KH400」は、新車でありながら既にビンテージ感が満載なモデルで、峠を攻める事
しか考えていなかったボクなんかは、完全に視界の外にあったモデルだったと思い返します(笑)。ただ現在の状況を考えるとその当時とは全く違い、やはり素晴らしい
オートバイであり1970年代の若者たちにとって最高の1台であったと言えそうです。それが証拠に、現在の中古市場を見てみますと、大体安いものでも160万円あたりから、
高いものになると450万円前後で取引されています。いやぁ、とんでもないレベルでお高いですね。もちろんそれ以前の「マッハ2(S3)」も同様に高い価格がついています。
また、他に色々カワサキの400ccの中古モデルを見ていても、この「KH400」に一番の高値が付いてる感じで「Z400FX」や「Z400GP」も健闘していますが、若干だけど
こっちの「KH400」の勝ちと言った感じです。そんな非常に価値の高い車両となってる「KH400」をご紹介してみましたが、さて、いかがだったでしょう!(笑)
ちょうど、国内での免許制度が変更され、小型、中型、限定解除となったばかりの「転換期」に登場します。なので排気量400ccの「KH400」は中型バイクとなります。
また搭載されてるエンジンは「マッハ2(S3)」から引き継がれた「空冷式2スト3気筒エンジン」でしたが、何故か最高出力が2psダウンの42psとなっており、さらに
ホイルベースが若干長くなってて、その分、車重は159kgと重くなり「乗りやすさを重視したもの」へと大きく改善されたものに変更されていました。で、そうそうちなみに
最大トルクは4.32kgとなっています。で、もっと過去を遡るとマッハ時代に「350cc(S2)」モデルがあり「マッハ2(S3)」は、そこからのホアアップ版になるのですが、
とにかく「危険で有名」な車両で、乗れば死ねると言われた「マッハ3(H1)」や、750ccモデルとなる「マッハ4(H2)」の弟分にもあたります。また、そもそも設計自体
はとても古く1960年代の後半に設計されたもので、販売期間中に何度もマイナーチェンジを受けてはいますが、既に登場してた「Z1」や「Z2」などの4スト4気筒エンジン
を搭載したモデルと比較すると、当時であってもフォルムも技術も古い感じがしてたんじゃないかって思われます。しかし、この「KH400」に関しては最終モデルでなんと
1980年まで生産されており、登録では1982年式まで売られていたんですよね。と、言うことで、ちょうどボクがオートバイの中型免許を取得した1983年の前年に廃盤化へと
なっていたので、当時はこのオートバイをよく知りませんでした。ただ、これは個人的に感じていたのが、自分が免許を取得しオートバイに乗り始めた「この時代」って、
オートバイにとって「大きな変革期」であり、それ以前のものは走りにそぐわない「鉄の塊」で、その後に登場するものは「峠を走る事が可能なもの」と捉えていました(笑)
まあ、あくまでボク個人の意識ですが実際もそうだったと思います。例えば、ホンダ「CBX400F」と、その次に登場した「CBR400F」とではデザインを含めは全く違うと
言えるほど技術力が向上していましたし、1番の比較対象をあげれば、スズキの「GSX400E」から、その次に登場した次世代モデル「GSX-R400」とでは比較する事すら
ナンセンスと言えるほど大きく違いがありましたからね。それだけ1980年代に入って、そう特に1983年〜1984年あたりでオートバイそのものが「別物化」されてた気が
するんですよね(笑)。そう考えると1982年までこのスタイルで売られてたこのカワサキ「KH400」は、新車でありながら既にビンテージ感が満載なモデルで、峠を攻める事
しか考えていなかったボクなんかは、完全に視界の外にあったモデルだったと思い返します(笑)。ただ現在の状況を考えるとその当時とは全く違い、やはり素晴らしい
オートバイであり1970年代の若者たちにとって最高の1台であったと言えそうです。それが証拠に、現在の中古市場を見てみますと、大体安いものでも160万円あたりから、
高いものになると450万円前後で取引されています。いやぁ、とんでもないレベルでお高いですね。もちろんそれ以前の「マッハ2(S3)」も同様に高い価格がついています。
また、他に色々カワサキの400ccの中古モデルを見ていても、この「KH400」に一番の高値が付いてる感じで「Z400FX」や「Z400GP」も健闘していますが、若干だけど
こっちの「KH400」の勝ちと言った感じです。そんな非常に価値の高い車両となってる「KH400」をご紹介してみましたが、さて、いかがだったでしょう!(笑)