Good Frlend!(motovlog)

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近年のMotoGPマシン。(番外編vol.1016)

2016-09-26 08:49:27 | 日記

2002年より4ストマシン(エコが関係しています)の登場により、

それまでの最高峰である2スト「GP500」から4スト「MotoGP」に名前が変更されます。

2003年からは900ccの4スト化が完成し、各メーカーともこの「MotoGP」マシンで戦うようになり、

さらに2007年より排気量が900ccより800ccへ、2012年からは800ccより1.000ccへと、

レギュレーションが変更され、現在に至ってる訳です。

今年の「MotoGP」マシンパワーは200ps以上、車体重量が150kgとなり、

各部に精密なセンサーやコントロールシステムが装備され、

フレームの合成、タイヤのグロップ力の向上により、

ホンダワークス、マルク・マルケス選手が見せる「肘擦り」走法が当たり前になっています。

平均時速は20年前と比べて格段に速くなっており、

世界各国で開催されてきたサーキットの全てで、5秒〜10秒も速くなってるんですよね。

また、加速力だけでいうと「F1」より速いデータが出てる状況です。

最高速は350km、もうどこまで速くなるのか?予測もつかないですね。(笑)

しかし、それにともない実は電子制御の発達で「ライダーの運転技術は楽になってる」とも言われています。

37歳にしてトップライダーであるバレンティーノ・ロッシ選手が、今なお現役でいられるのも、

そのお陰だとも言われています。

以前のマシンは「人とマシンの融合性」が重要で、速いライダーには、

運転技術・スタミナとマシンセッティングが勝敗を分けるといわれていました。

現在でもそれは言えるのですが、以前に比べ「セッティング」というより、

「選択」の決定が勝敗を分けるという方が正しくなってるようです。

正しいサス選択やタイヤ選択で速さが異なるという感じですね。

なのでライダーの技量より、マシン開発の優劣が勝敗を分ける時代だとも言える訳です。

最近、突然スズキのマシンが速くなっています。

これはライダーが速くなった訳ではなく、マシン開発が他社より優れていることを証明しています。

それまで中間を走っていたライダーが突然ぶっちぎりの速さを見せる、

そんなシーンが見られるのはまさに上記で述べたことを物語っている気がします。

「MotoGP」クラスまで駆け上がったライダーは全員「天才中の天才」です。(笑)

本来、誰が勝ってもおかしくありません。

日本ではすっかり人気を失った「MotoGP」ですが、

オートバイ好きの皆様方、今一度ライダーやメーカー、マシンの状況を知り、

レースをチェックして欲しいです。

意外に面白いことが再確認できるかもしれませんよ!(笑)











コメント
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