海外のバイクで「売れてるランキング-トップ10」を見ると、
他社を押しのけ圧勝でハーレーダビッドソンのバイクたちが並んでいるのですが、
その中でもNo.1に輝くのがこの「XL1200X」通称「フォティーエイト」です。
今現在で、とにかく10位以内にハーレーダビッドソンのバイクが7台もランク入りしており、
日本でのハーレーダビッドソン人気がうかがい知れる結果となっていますし、
ハーレーダビッドソン社もそれをよく理解しており、
日本でのシェアーは大変重要と考えているようです。
ハーレーダビッドソン社は昔から日本に対して大きな影響を与えており、
限定解除から教習所で大型免許を取得する事が出来るようになったのも、
ハーレーダビッドソン社からの圧力があったからと言われています。
なんせ、ハーレーダビッドソンって大型バイクしかないですからね。（笑）
で、この「XL1200X」の魅力は何と言っても「価格とフォルム」。
新車でも150万円代で買えるハーレーダビッドソンとしてはかなり安いモデルで、
しかもスタイルがカッコ良いとくれば自然とそうなっちゃいますよね。
「XL1200X」の登場は2011年からで、今年5年ぶりにマイナーチェンジを受けています。
中古市場を見るとあまり価格は下がっておらず、
平均で120万円あたり。
ほとんどの車両が程度の良いものばかりです。
いわゆるアメリカンとされるハーレーダビッドソンのバイクは、
ロングクルージングを主体として作られているので、ヨーロッパ車や国産車と比べ、
ゆったり真っ直ぐ走ることを念頭に設計されています。
この「XL1200X」も排気量が1.200ccあり、
ロー＆ワイドな設計でコーナーリングワークはあまり得意ではありません。
ゆえにライダーもツーリングを主体に考えている人に購入される傾向で、
ファッション系アウトローの方に好まれているようです。
前にこのブログで書いたタトゥー入りの「生活一体型アウトロー」ではないです。（笑）
とにかく好きな人にはたまらいバイクのようで、
メーカーからも純正カスタムパーツが豊富に取り揃えられています。
また、カスタムのベースとしても多く使われており、
ボバー系カスタムなど多くのカスタムを見ることが出来ます。
魅力的なバイクだとは思うのですが、個人的にはあまり好きなジャンルではありません。
何台も所有出来るなら、ラインナップの1台として持ちたい気はしますけどね！（笑）
